【みなさんは、なんのために販売員やってますか?】
地味だな
こんばんは、売場コーディネーターの平山枝美です。
インスタ、はじめてみたものの
改めて思いました。
地味だ。
emihirayama.notes
https://www.instagram.com/emihirayama.notes/
でもまあ、そんなもんでしょう。
さてはて。
今日もそのインスタに上げたもの。
というわけで、下に詳しい解説を載せていきますね。
接客はお客さまのためにするものではあるのですけど。
接客に対する目標を伺うと、こんな回答をよく聞きます。
「お客さまに喜んでもらえるような接客をしたいです」
「お客さまに笑顔になってもらいたいです」
なるほど、確かにそれは素晴らしい目標です。
お買い上げいただくひとが、嬉しいと思うからこそ
ほしいと思って買ってくれるからです。
しかし、こんなことも起こります。
例えば、お客さまのためを思って
山盛りになるくらいたくさんの商品を試着してもらったのに
1点も買ってもらえなかった。
閉店後、残業してまで一生懸命接客したのに1点も買ってもらえなかった。
一生懸命、お客さまのために頑張ったのに、
お客さまは買ってくれなかった(=評価してくれなかった)
こう思うと、どんどんやる気は無くなってしまうものです。
お客さまにだって都合がある
でも、ちょっと考えてみましょう。
お客さまだって、都合があるのです。
こっちが一生懸命お客さまに買ってもらうようにしたからといって
お客さまはお客さまでその日感じることは人それぞれです。
今日は下見のつもりだった。
旦那さんに聞いてみないとわからない。
説明は丁寧だったけど、やっぱりあんまり好きじゃないかも。
こんなふうに、こちらの接客力(実力)とは別のところで
お客さま次第になってしまうこともあります。
これって運というものが結構多くて、
例えば接客力が無くても、たまたま買う気があるお客さまにあたったから売れた(=評価された)みたいなことがあると、結局自分の努力ってなんだったんだろう?
と、思うようになります。
自分で自分を評価できる目標を作ろう
そこで、提案。
今年の目標は、自分で自分を評価できる目標を毎月一つずつ立ててみませんか?
例えば。
例えば。
いつもコーディネートがワンパターンになってしまう
→1接客に対して、3パターン提案できるようにする
いつも、試着室から出てきたお客さまに「いかがですか?」と聞いてしまう
→「いかがですか?」じゃなくて「着心地はいかがですか?」など一言加えられるようにする
こんなかんじで、接客について「◯◯できるようにする」
という目標を作ってみると、自分がやるべきことや、評価できることがはっきりします。
さっき、1つしかコーディネートできなかったな
と思ったら、後から他に2つどんなコーディネートすればよかったかな、と作ってみて
次の接客にトライしてみる。
さっきは大丈夫だったけど、気を抜くと「いかがですか?」と聞いてしまう。
そしたら、気を抜いたときでもそう聞かないためにはどうしたらいいのか考えてみる。
こんなかんじで
自分でなんとかできる目標を立ててみましょう。
学校だってそうですね。
先生にほめられるようにする
というよりも
逆上がりができるようにする
という目標を立てたはずです。
逆上がりができるようになった結果、先生が「すごい!できたね!」
と褒めてくれるようになったはずです。
人に何かを求める目標は苦しくなるばかりです。
もちろん、◯◯できるようになるのは「お客さまが◯◯するように」という
お客様目線で考えてみることは大切なんですけどね。
【まとめ】
目標は、人にしてもらいたいことではなく
自分で評価できることを。
ついでに、このツイートも貼っておきます。
平山枝美/接客アドバイザー@emihirayama「お客様に喜んでもらえて嬉しい」って偽善的に感じる方もいると思うのですが、突き詰めれば「お客様に喜んでもらえるような一言が伝えられるようになった自分、すごい」なんです。 人に喜んでもらうことだって、自分のためだなと思う。 人に依存せず、自分を評価してもいいのです。
2019年01月08日 21:43
というわけで
今日もありがとうございました。
それではまた今度!
ツイッターもやってます。
その日、すぐに役立つつぶやきを結構頻繁に更新中。
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