【綺麗な色から売れてしまって、残りは黒か茶色だけ・・・。そんな時、どうしたらいいでしょうか】
どこから生まれてくるんだ
こんばんは、売場コーディネーターの平山枝美です。
家で、ロボット型掃除機を毎日走らせていると
たくさんのホコリが溜まっていることに気が付きます。
ひっそり暮らしているつもりなんですが、いつのまにこんな量のホコリが溜まっているのだろうと、不思議な気持ちになりますね。
さてはて。
この時期になってくると、セール品てきれいな色のものから売れて
茶色とか黒とか暗い色ばっかり残るようになりますよね。
そうなると、コート、ニット、シャツ、パンツ・・・と様々なアイテムを組み合わせている
ラックを作っているとごちゃごちゃしてきます。
そんな時、どうすればいいでしょうか。
一番すっきりするのは、アイテムでまとめてしまうこと。
このブログでも、たびたびお伝えしていることですが
ハンガーでラックにかけるやり方には
アイテムラック
コーディネートラック
の2つの種類があります。
いつもは皆さんのお店はコーディネートラックにしているところも多いと思うのですが、
セール品て、ニットがほしいとか、パンツが欲しいとか、目的買いで来る方もいらっしゃるんですよね。
そういうときはアイテムラックにしておくと、例えばパンツを買いに来たお客さまは
「あ!あそこにパンツがあるから見てみよう」
と勝手に引き寄せられてくれます。
それに、売り場がなんとなくスッキリするんですよね。
色が欠けてしまって、かといってコーディネートラックにすると
ぐちゃぐちゃになってしまう、というときもアイテムラックは便利です。
難点は安っぽく見えたり、モザイク化すること。
アイテムラックってなんぞや?
と思う方もいると思うので、インスタの画像を載せておきます。
この画像にもあるように
アイテムだけで固めると、商品一つひとつに差が出ません。
黒の塊とか、茶色の塊に見えるんですよ。
ハンガーとの隙間と隙間を開けると、商品ごとのデザインが見えやすくなって
手に取る人も増えるんですけど、商品量の多いセール品をそんな事やっている余裕もありません。そんな時、どうしたらいいでしょうか。
コーディネートするものをちょい挟み
ということで、どうしたらいいかを描いてみました。
例えばニットを集めている中に、パンツを間隔をあけて掛けてみる。
(パンツを集めている中に、ニットを掛けてみる、というような反対でもいいのですね。
違うものをちょっと挟んでみればいい、そんなかんじです)
これをどうやって表現しようかと思っていたのですが
本屋さんでずらっと本が並んでいる中、作者とかを分類するための見出しとかあると
整理されているような感じがするじゃないですか。
そんな、原理でしょうか。
【ごちゃごちゃに見せない、他のポイントまとめ】
- 柄同士でまとめない
- 色で固めるときは、間隔をすこし開ける
- 商品同士が触れ合うくらいぎゅうぎゅうになると売れなくなるので、少し引いて
在庫がなくなったら足す、このくらいのほうが回転数が上がる(売れるようになる)
セール品もきれいに見せないと売れない時期になりましたね。
お客さまは安いものを探しに来ているというよりも
いいものが安かったら買おう
と思うので、まずは「いいもの」に見せることがポイントになる時期です。
【まとめ】
たまにはアイテムラックを作ってみても。
そのときは、違うアイテムを挟んでみましょう。
というわけで
今日もありがとうございました。
それではまた今度!
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