【通路にはお客様がたくさん。でも、自店には入ってきてくれない。それはなぜなのでしょうか】

 

真っ暗だ

 

こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です✨
 

カメラのファインダーを覗いたのですが

真っ暗なんです。

なんでだろう、と思ったら

覗いた目のほうが、閉じてました。

 

そりゃ見えない

 

はてさて。

 

今日は久しぶりにVMDについてのテーマ。

 

2016年7月に書いたブログを加筆修正してお送りします。
 

以前このブログを書いたときには7月、

つまりはセール時期だったのですが

今年は9月になっても、まだまだ暑い。

 

というわけで、通路にはお客様がたくさんいるのに

なかなか来店してもらえない、という悩みを抱えている店は多いのではないでしょうか。

 

「うちは知名度がないから」

「高いから」

「客層に合ってないから」

など、さまざまな声が聞こえます。
もちろん、その理由もある。

けれども、
個人的には今日お話することが大きいと、考えています。

 

さて、どのようなことでしょう。

 

  1. 看板がなくても、自分の店とわかる?
  2. ひと気のある売り場になってる?
  3. スタッフに動きはある?

 

看板がなくても、自分の店とわかる?


先日、とある商業施設に伺ったときのこと。


洗練されているし、おしゃれだし、
私の年齢とも趣味とも、バッチリだ。
素敵!何か買って帰りたい。

思ったものの……。


お店同士が似ていて、

それぞれのお店の差がついておらず、入店の決め手がない

と、入店するきっかけが掴めず、結局店にはいることなく

商業施設をでてしまいました。

なぜこのようなことが起こってしまったのでしょうか。

 

最近では

(以下の店の様子については2024年バージョンに書き直しています)

 

黒、が人気です。

男女ともに

 

上ピタ

下フレア

 

の黒で合わせるスタイルが人気なんですよね。

 

つまり、どの店もこのマネキン。

 

とある店では、花柄のワンピースなどが象徴的だし

お客様からも目を引くアイテムなのですが

真っ黒のジャケットや革ジャンが並んでいて

品揃えの良さが伝わらない。

 

というわけで、マネキンの1体をワンピースに変えたところ

来店率が上がりました。

商業施設をぐるっと一周し、ウィンドウを見比べて
ショップのイチオシがなにかを比較、チェックしてみましょう。
それは、他社では売っていない(組み合わせていない)ものですか?

ほかと似てしまうということは


「名前が知れているところ」

「安いところ」

「とりあえず、皆が入っているところ」


をお客様は選んで、入店しているということを

心に留めておきたいですね。
 

ひと気のある、売り場になってる?

入りやすい店は、人の気配のする店です。
 
たとえば、旅行に行ったときに、
誰もいない店って入りづらいですよね。
 
接客の基本からは外れるのですが、
私はよく、店の入口にある平台(カットソーとか畳んで置いてあるところ)
で、服をよく畳んでは崩し……畳んでは崩し……
を、やっていました。
 
こうすると、お客様が
「店員はあの場所にいる。だから、大丈夫だ」
 
と、入ってきてくれるのです。
何処にいるかわからないと、
急に話しかけられたらどうしよう、と誰しも不安になるからですね。
 

スタッフに動きはある?

スタッフが複数いる場合、
みんなが入口に固まっているのもまた、不自然です。
 
じゃあ、どうしたらいいのか、というと
なにか、仕事をしているのが一番お客様にとって入りやすい売り場です。
 

私の過去の本から

それについて抜粋した記事があったので

よかったら読んでみてください。

 

最後の2つはVMDについてじゃないな

と、気づきました。

 

面目ない!

言い訳のように付け足しますと

 

・お客様が通路から見て逃げ道がある、とわかる売り場は入りやすい

・間口が広いほうが入りやすい

・外から見て見通しが良すぎても、自分が見られる感じがして落ち着かない

 

みたいなこともありますね。

とにかく、通路から自分の店の見え方、研究してみましょう。

 

今日書いたことは基本的なことですが

ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

 

それでは今日もお疲れ様でした。

また今度!

 

 

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