【よく使っているけれど、実はちょっと変&危ない言葉。見直してみましょう】

 

キャベツあった

 

こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です。

 

家にあったのはレタスだと思って

キャベツを買ったら、間違えました。

 

シルエットだけで冷蔵庫のチェックをしてはいけませんね。

 

はてさて。

 

今日のテーマはこちら。

 

 

今回は2016年3月10日のブログを加筆修正してお送りします。

 

 

  なぜ「お荷物はこちらに置いてください」はだめなのか

 

よく使い回されているし、

問題がなさそうな言葉。

なのに、何がいけないのでしょうか。

 

一つは「お荷物」。

使い方によっては「あなたはほんとにお荷物ね」と言われるように

厄介者になる、という意味合いが含まれます。

 

「荷物」だけだと、運搬する品物なのですが

お客様の持ち物に「お」をつけないと抵抗があるので、つい「お荷物」って言ってしまいますよね。

 

(モノなので「お」をつけなくても失礼に当たらないという説もありますが、人によって受け取り方が違うものはなるべく避けたほうが無難です)

 

というわけで

「お荷物」は「おカバン」「お持ち物」に言い換えられます。

 

 

  「そちらに置いてください」で、トラブルに巻き込まれることも

 

 

また、今回の趣旨からは少し外れますが

この言い方は、お客様とのトラブルを招くことがあります。

 

なぜかというと

「貴重品がない!あなたがそこに置けといったのは、盗むつもりだったのか」

と、なる可能性があるからです。

実際、トラブルになったケースもありました。

 

なので

「おカバン置く際は、お客様の目の届く場所をお使いください」

と、いくつか置けそうな場所を示し、ご自分で選んでいただくのがベストですね。

 

 

  まだある。みんな使ってるけど、ちょっと変な言葉。

 

 

さて、せっかくなので

もう一つ「ちょっと変」な言葉遣いについて。

 

それは

「きれいに着ていただいてますね」

 

この言葉だけ聞くと、なんの違和感もありません。

しかし、これが「お店で扱っていない服」だったら?

 

先日、とある方が

スーツのオーダーに行きました。

 

そこで、採寸する時、着ていたポロシャツについて

「お客様、そちらのポロシャツ、きれいに着ていただいてますね」

 

と言われ、やや違和感が残りました。

 

なぜかといえば、そちらの店にはスーツに関するものしか

扱っていないのです。

 

なので「着ていただいていますね」が、誰のためのか?

という受取方になってしまったのです。

 

たとえばコレが、お店で扱っているものだとして

「お客様、先日買っていただいたこちらのシャツ、きれいに着ていただいていますね

と、買ってくれたうえに、きれいに着こなしてくれてありがとう

 

と、伝わります。

 

しかし、今回は別の店で買ったポロシャツだったので、

 

「べつに、このポロシャツを、あなたのために着ているわけではないですけど?」

 

と感じさせてしまったのです。

 

「いただく」には、お客様に、自分が許可をとって何かをする

 

という意味があるので、こうなったのでした。

 

ちなみに、どう言えばいいかというと

「そちらのシャツの着こなし、素敵ですね」

 

で、いいのですね。

 

 

  まとめ

 

 

相手に自分の想いを伝え、喜んでもらおうと考えていることは

とても素敵だと感じます。

このようなブログを書くと、言い難くなってしまう場合もあるかもしれません。

 

しかし、少しずつ言葉を修正しながら

お互いに心地よい言葉遣いになるといいですね。

 

人とのコミュニケーションについては、こちらにも書いていますので

よかったらどうぞ!

 

 

 

というわけで、今日もお疲れ様でした。

それでは、また今度!

 

 

 

 

お問い合わせ

 

入社前の研修から、新入社員研修、顧客づくりの接客や、仕組みづくり、本社での顧客戦略のサポートまで、さまざまな職種、業界に合わせてサポートします!

 

 

 

 

 

 

 

SNS

 

 

ツイッター(現X)は、こまめに発信しています。

 

 

 

 

インスタは、ブログのまとめを一気に読めます↓

 

 

 

 

書籍のご案内