【色が濃いものが汚れにくいのか。いえ、そんなことありませんよね。】

 

懐かしすぎる

 

こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です。

ちょこちょこと、以前の人気記事で

今の皆さんのお役に立てそうなものを

アップデートしてお届けしています。

 

15年もやってると、昔の絵とかでてくるんですが

この時期、まだアナログで書いていたなあ、なんて思い出します。

(画力は上がっていません)


はてさて。

というわけで、2015年11月7日の記事をアップデートしてお送りします。

 

 

 

  トレンチだけ、ベージュが定番と言われる謎

 

今年もトレンチコートを着ている人を何人か見かけました。
一番人気はベージュです。

なんで、ベージュが人気なのか。

ご存じのとおり、トレンチの定番色は、ベージュです。
これは、イギリスの兵士がトレンチ(塹壕)で着ていたからです。

基本、軍服なので
求められているのは

目だたない
・丈夫(雨風をしのげる、強度と機能性)
・汚れにくい


です。

合わせやすいとかいう、ファッション性は二の次です。


なので、
トレンチと言えば、ベージュ
というのは、軍服の名残が強いからなんですね。
だから、
黒や白、紺が定番というわけではないようです。

 

 

  実は汚れが目立つ黒

 

それに加え、
コートがベージュであることは機能面でも優れています。

よく、
お客様から口にでる
「黒とか、濃い色のほうが汚れが目立ちにくいですよね」
という言葉があります。

これがポイントです。

黒や紺は、泥や調味料など濃い色の汚れには強いです。
しかし、トレンチコートを着ている時に
つくホコリやファンデーションにはめっぽう弱いのです。


トレンチの素材にはベージュなどの薄い色のほうが機能性が優れている傾向がある
と言えます。

もし、トレンチコートの色で
黒(もしくは紺)、ベージュで悩んでいるお客様がいたら
こんな風に比較してみてください。

・襟は立てますか?
→立てることが多ければ、ベージュがおすすめ。襟がファンデーションにつきやすいから

・コートを着たまま昼食をとることがありますか?
→外出が多い仕事の場合は、濃い色がおすすめ。醤油などの調味料が目立ちにくい

・直接、客先に向かうことがありますか?
→満員電車に乗って、直接クライアントに訪問する場合はベージュがおすすめ。
 埃が目立ちにくいので、ブラシをかける場所が無い時は便利。

・コートを羽織るときに、マフラーは巻きますか?
→特に、ウールやカシミアを巻くお客様はベージュがおすすめ。
 埃がつきやすい素材のマフラーが多いので。

こうやって書くと、
ベージュが最強で、濃い色はダメ
見たいな感じがしますが、そうではありません。

ただ、
仕事を中心に、毎日のようにきる人には
ベージュが合う場合が多いのです。

 

 

  黒がおすすめなのは、こんな方

 

 

個人的には、
カジュアル服(ジーンズやボーダー、チェックシャツなど)が多いお客様には
紺や黒が良く合うと思います。
色が多い方が、カジュアルダウンした印象になるので、
しっくりくるんですよね。

余談ですが、ベージュのコートだけ浮いてしまっている主婦の人をよく見かけます。
それを見ながら、
濃い色をお持ちなら、そちらのほうが似合いそうだな
なんていうことをよく考えています。

お客様の手持ちの服との兼ね合いも、もちろん大切だということですよね。

 

 

  今日のまとめ

 

トレンチコートの定番色はなぜベージュなのか
→汚れが目立ちにくいケースが多いから

ベストな提案方法は
→ホコリなどが付いて困るシーンがないかをチェックしながら薦める

そうなると、
→お客様に必要な色が提案できる

ということでした。


昔から流行っている色というのは、
それなりに理由があるものですよね
と、
私も納得した、今日のブログでした。

 


 

それでは、今日もお疲れさまでした。
またこんど!

 

 

 

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