スクリプトドクターの脚本教室・初級編 三宅隆太 | haruのearlgreyな日記帳

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大阪神戸京都の三都ものがたり出身、現在Tokyo在住のharuです。
日々のお散歩、お茶とよしなしごとから始まったブログです。

2022年の年末、乳がんの手術をし備忘録を兼ねてそのトピックでも書き始めました。

がんのイメージを治療を通じて希望的観測に。

本を読んで泣いたことってありますか?

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予想していた通りだけど
詳細部分はいい方に裏切られた内容。
チームで仕事する方の場合の視点は共通点がありますね。参考になりました。

この本、脚本を書くことを職業にしているヒトや

脚本家を目指している学生さん向けかと思ったら

実際にはヒトの感情の取扱いと関係性、

大きな枠組みでストーリーの読み方について書かれてあります。

午後から時間を何回かに分けて読み切りました。

 

はじめに、の文章でつかまれて

あとがきのところでひさしぶりにちょっと鼻の奥が痛かった。


物語を書く人は

感情の取扱いについてこんなに深く掘り下げるもんなんですね。

自分に置き換えてみれば、

書きなぐりの私の日記の方が自分らしい勢いだ、そこに個性が出てるというところでしょうか。

↑なるべく書きなぐらないように心掛けていましたょ。。

 

 

本編で出てくることばとか会話

共感箇所が多いのも印象的でした。

 

 

 

よくわからない疲労感の原因物質が

「何が原因となっていたのか」を説明されたような抜かりない言葉遣いと丁寧な書き方で、

居心地のいいリズム感のある文章でした。


「早い段階で問題点を特定し、方向性をはっきりさせる」は

普通のビジネスマンとも共通するような推進力を示すくだりです。

 

 

漢方薬。とイメージが浮かんできたからそのままのイメージで読み進むと、

後ほど

「漢方薬のようなアプローチ・・・」と出てきて 笑

書き手と読み手で会話が成り立っていました。

  

このまえ風邪で休んだ日

近所の医院に出るまでの3分間くらいの間にFMのゲストでご登場の著者の三宅さんのお話を聴きましたが

 

3分間でつかまれた内容だから

ページをめくる毎に新たに自分で分からなかったことが判明していき

セラピー効果が高い内容でした。

 

 

この人、やっぱりドクターかも。。。

 

 

中級編も読みたいです。