― 2025年を振り返り、2026年へ ―
今年も残すところ、わずかとなりました。この一年を振り返ると、多くの出会いと、多くの学びに支えられた時間だったと感じています。BTUに関わってくださった皆さま、教室で学んでくださった方々、活動を静かに見守ってくださった方々へ、心より感謝申し上げます。日々の取り組みは決して派手なものではありませんが、一つひとつが確かな意味を持ち、積み重なってきた一年でした。2025年のBTUは、私にとっても大変意義のある一年でした。教育、研究、社会への貢献という原点を、あらためて見つめ直す年でもありました。すでに動き始めている取り組みとして、「BTUヒューマンライブラリィ」としての書籍・テキスト・会報・紀要論文などの電子化、国立大学との連携によるストレスケア教育の実証研究、そして、ストレスケア教育を通じた社会貢献のあり方の再構築があります。どれもすぐに成果が見えるものではありませんが、今、取り組むべきこと”として、静かに、しかし確実に進めてきました。そして、来年は2026年。干支は午年です。私たちBTUでは、Bは「万事」Tは「とっても」Uは「うまくいく」そんな語呂合わせがあります。もちろん、ただ願うだけで物事が進むわけではありません。けれど、「うまくいくと信じて、動き続けること」は、人や組織にとって大きな力になると、これまでの経験から感じています。2026年は、BTUにとっても、私自身にとっても、さらにチャレンジを重ねる一年にしたいと考えています。これまで積み上げてきたものを大切にしながら、次の世代へ、次の社会へ、何を残せるのかを問い続ける年です。不安や迷いの多い時代だからこそ、「心と体を整えること」「学び続けること」「人とつながること」の価値は、これからますます高まっていくでしょう。来年も、焦らず、くさらず、力を抜いて。歩みを止めることなく、BTUらしく、一歩ずつ前へ進んでいきたいと思います。どうか皆さまも、健やかに新しい年をお迎えください。そして、2026年が、万事、とっても、うまくいく一年となりますように。本年も、本当にありがとうございました。来年も、どうぞよろしくお願いいたします。