幸運と幸福と目標
私たちは生きるうえで、家族に恵まれ、健康が保たれ、財産があれば、それは 素晴らしい幸運だといえます。けれど、その幸運は 自分でコントロールできない。家族の事情は自分の力では変えられない。健康もいつか崩れることがある。財産も状況で揺れ動く。どれほど願っても、思い通りにならないことばかりです。だから、もし幸運がなければ、「幸福になれないのか…?」と感じてしまう人がいます。それは、とても苦しい。あまりに人生が不公平に見える。でも、自然に考えると、幸運は「思うようにならない」幸福は「育てられるもの」幸運は偶然。幸福は選択。失い、奪われる幸運もある。でも、幸福は誰からも奪われない。なぜなら幸福は、外側の条件ではなく、私たちの中にあるから。真・美・善から生まれるものだから。目標を「幸福の方向」に向ける家族・健康・財産は応援してくれる存在だから、人生の目的地はそこに置かなくていい。目的地は自分自身の真実(真)自分の感じる美しさ(美)誰かと分かち合う喜び(善)ここに向かえば、幸運があっても、なくても、人生の意味は失われない。今、もし苦しくて、幸運が遠いと感じていても大丈夫。人には、揺るがない幸福の源がある。今日の、小さな一歩を選べる力がある。その選択が、幸福の種になります。幸運は訪れるのを待つもの、幸福は、こちらから迎えに行けるものだから焦らなくていい。比べなくていい。人生の灯りは外ではなく、自分の中で光り続けている。その光を育てていく道こそ目標という名の旅なのです。