バンクーバーからホワイトホースまで | じろうとめぐ旅日記
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バンクーバーよりさらに北を目指して、カナダ・ユーコン州のホワイトホースへ・・・


乗りたくもなかったグレイハウンドで行く。


チケットの予定を確認すると、


Vancouver      01/05 20:10発
           → Prince George 01/06 08:30着

・Prince George  01/06 22:45発
           → Dawson Creek 01/07 05:50着

・Dawson Creek 01/07 08:30発
           → Fort Nelson 01/07 13:45着

・Fort Nelson  01/07 16:15発
           → Whitehorse 01/08 04:30着



なんだこのムチャクチャな乗換えは∑(-x-;)!!


決して安くないバス代。


バンクーバー→ホワイトホース 1人=約33,000円


この値段払えば、飛行機で行けちゃうんじゃない!?


そうなんです。


あとから調べたら”Air North Yukon's Airline”って航空会社なら、もっと安く行けちゃうんです(x_x;)



それでも地元民が利用するこのバス=通称グレハン!!


よく調べると、


3日前くらい予約だと、1割引き∑(-x-;)


そして、1週間まえだと、









5割引き∑ヾ( ̄0 ̄;ノ



2週間前だと、6割引きでした。(´д`lll)




2014/1/5


バンクーバー観光を終えて、1時間前にバンクーバー・パシフィック・セントラル・ステーションに到着。


グレハンの受付に行くと、


居ました居ましたよ!!


あのタヌキジジイが。。。



ごぉら~!ウソつきやがって(`(エ)´)ノ_彡



なんてもちろん言えませんが、此れ見よがしに、


ド~~ン!!



と、ホワイトホース行きの黄金チケットを見せる。


(フッフッフッ♪さてさてタヌキさんはどんな表情をするのかな!)








さすがはタヌキジジイ。


あなたたちの顔など知りませんよ~ん!!


てな顔で普通にチケット確認をしている。



(やりますね、このタヌキさん(゚_゚i))



そして一言、


「ノー!!このチケットはダメだ!!」



タヌキが先制パンチをしかけてくる。


”ネットで買ったこのチケットじゃ乗車できないの??”



めぐは一瞬不安になったみたいだけど、僕はむしろ嬉しかった。



(きたきたぁ~~!!待ってましたよその言葉を(`∀´))



イメトレ通り、僕のシナリオ通りのパターンがやって来たから。



「フッフッフッ♪両面コピーのこと言ってるんですか?

それなら問題ない。もう一枚ありますからね♪♪」




タヌキにカウンターパンチを喰らわす。



昨晩Eメールでチケットを発行され、それをモーテルで打ち出してもらっていたが、


受付の人は、”カナダはエコ活動をしてるから!”って、両面コピーをしてきた。


受付の人は両面コピーで通用すると言っていたが、僕はそう思わなく、もう一枚打ち出してもらっていた。



(さあタヌキさん!あなたの負けですよ。)


「あっ!そうなの!?

それならOKよ~ん、良い旅を!!」




(勝った!!)


シアトルからバンクーバー間でも利用していたグレハン。


その時の融通の利かない接客を見てきてたから、今回はスムーズにチャックインできた。




勝者のおにぎり!!


夕食のおにぎり=最高級カリフォルニア米に”ふじっ子”



バスは予定より20分遅れで、20:30出発。


21:30、別のバスターミナルに到着。


22:30、トイレ休憩で停車。


23:30、トイレ休憩で停車。。



2014/1/6


日付が変わって、


00:30、トイレ休憩で停車。。。



小刻みに止まり過ぎで、寝れないよ(´□`。)



バスにトイレ付いてるんだからさ!!もっと乗客に優しい時間配分にしてくれないかな??



そしてそして、01:30にまた停車。


運転手のアナウンスが流れる。


「バス清掃しますので、乗客の皆さまは外に出て下さい!!」



出発前にやっておけ~!ヾ(。`Д´。)ノ




そして再出発してから、私たちの後ろ席のバカップルのトークが始まる。


ペチャクチャ、ペチャクチャ



ペチャクチャペチャクチャペチャクチャ・・・



ペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャ~~



だあ~~!!ウルセ~~ヽ(`Д´)ノ




最初はガマンした。


ガマンして寝ようと努力した。


時刻は03:00。まだトークが続く。しかも小声じゃない。


”ちょっと静かにしてくれない!!”


そんな言い方したら、逆に効果がない。



「もうすこし声を小さくしてくれない!?」



「OK!!」




さわやかな顔でそう答えた青年は、









アホなんだろうな!?


OKって言った瞬間からトークしている。


ペチャクチャペチャクチャ続く。。。


その後も”ちょっと静かにして!”的なアピールをしたが、効き目無し。


これ以上注意するのを諦めた。



04:00にバカップルの彼女だけが降車する。


そしてすぐに寝る、アホ青年。


いや~さすがにムカつきましたね( ̄∩ ̄#




バス会社とアホ青年のせいでほぼ一睡もせず、


08:30、プリンスジョージに到着。




ここで乗り換えだが、次のバスは22:45発。


14時間待ち(。>0<。)



12時までここでボケ~っとしてから、


今日の夕食と、明日の朝食用に食パンとハムを購入して、


お昼を食べにウェンディーズへ。




おやおや?めぐみさん!

顔テカテカで、そんな大きな口で頬張っちゃって(笑)



ここで8時間半、ネットサーフィンしてヒマを潰した。


バスターミナルに戻り、夕食。


夕食=食パン+ハム




22:45発のドーソンクリーク行きのバスを待つ。


結局1時間遅れで出発。


高い金払ってんのに、この会社ほんといい加減すぎる!!



昨日みたいなバカップルはいなくて車内は静か。


今日はゆっくり寝れると思っても、


ほんのちょっぴりしか倒れない、リクライニング座席。


全然寝た気になれません。(´д`lll)




2014/1/7



05:30、ドーソンクリーク到着。



皆ぐったり。。。








おや??



おやおや?めぐみさん!何してるんですか~~??





「だってお腹空いたんだも~ん(^O^)/」



ここに着いた瞬間は寝ぼけていたのに、この食欲。


朝食=食パンにマヨネーズを塗っただけ。





08:30、ドーソンクリークを出発。


町を離れると、一面に広がる針葉樹林と雪。


社会科の授業で習った、タイガ気候が目の前にある。



白い大地と白い空。そして白い風。



雪と一緒になった風は、肉眼で見ることができる。



そして、



路肩で倒れているクマの死体。群がるカラス。



熊 Σ(・ω・ノ)ノ!




針葉樹、雪そしてクマ。


アラスカに近づいてきているのが実感できる。




15:00。フォートネルソンに到着。


到着も一時間遅れて、次の出発まであと1時間。



「食料調達、食料調達!!
(アセアセ)

スーパーはどこよ!?あっ、あったヘ(゚∀゚*)ノ」




食料=食パン、ハム、アボガド購入





おやおや?めぐみさん、なにニコニコしてるんですかぁ??





山盛りポテトフライ購入!!


一応この下にはフライドチキンが埋まってます。(笑)


もう食パンやだ!!”実は僕のワガママで、買ってもらいました。




16:00、フォートネルソンを出発。


車内から、


エルクを見て、バイソンを見て。


三日月が隠れたり、現れたり。


寝づらいバスの中を過ごす。




2014/1/8


朝04:30。ホワイトホースに到着。


このままアラスカを目指したい私たちは、バス会社を探すためにネットが使えるレストランへ。


その前に、バスターミナルで朝食を済ます。


食べないでレストラン入ったら、注文したくなっちゃうからね。


朝食=食パン+ハム+アボガド 超豪華ヘ(゚∀゚*)ノ




そしてレストランでアラスカ行きのバス会社を探す。



ホワイトホースから唯一、アラスカに行く”Alaska/Yukon Trails”を調べる。


夏季限定の運航(´□`。)



それなら、国境近くの町=ドーソンシティに行く”Husky Bus”を調べるが、


これまた夏季限定(x_x;)




この会社のチャーター便で、アラスカのフェアバンクス、もしくはドーソンシティに行ってくれないか?とメールで頼むが、


出来ません。ソーリー&グッドラック


の返信メール。


他の会社のチャーター便も頼むが、断られる。



ヤバイ、陸路でアラスカまで行く術がない!!


ここから飛行機で行くとしたら??


金もかかるし、それならシアトルから行ったほうが良かったことになるからヤダ!!



どうする??


どうしよっか??








とりあえず悩むのをやめて、宿にむかった。


バンクーバーからホワイトホースまでの、長いなが~いバス時間で疲れていた。



この宿でゆっくり休むことにした。。



Beez Kneez Bakpakers

ドミトリー1人=30CA$

一般宅のようなとても心地よい宿でした。