ぽんこつ日記 -15ページ目

実録・ドラゴンクエスト8購入記

目覚ましが鳴ったのは、6時45分。
昨夜の就寝は3時頃。お酒も、残り気味。

寝不足時特有の、あの、のうみそが少しだけ下に詰まった
感じ。たぶん今の僕の頭蓋骨の中は、脳みそが甘食みたいな
形になっているのだ。

ジャージをはき、カーディガンを羽織って、ニョーボを
起こさないよう、静かに静かに玄関を出る。

コンビにまでは、3分。
背後から照らす朝日が、正面に長い影を作る。

そういえば、先週の土曜日もこの時間は、起きて外にいた。
お好み事件の日である。

用事がなければ、土曜日は遅くまで寝ている。
2週連続で土曜の7時に起きているのなんて、覚えてないけど
多分初めてだ。

急がなくては。

前日の帰宅途中、12時くらい。今から行くコンビニで、
「ドラクエって、予約しなくても買えますか?」と、聞いてみた。

「ああ、大丈夫でしょう。たくさん入荷あるし、そんなに予約も
入っていないから。」

しかし、私はこれを、怪しいセールストークと見た。
こうやって人を安心させておいて、のんびり買いにきた私に、

「売り切れです。次の入荷は未定です。」

とか言って、いやが応にも購買意欲を高めてやろうという、
いやらしい手法だ。そんな手に乗るもんかよ。なめんな。
大人だぞこっちはよう。

私は帰宅して、ビールを飲みつつ作戦を練った。
まずはとにかく、早起きをすることだ。
発売は7時から。遅くとも5分前には入店し、ライバルの状況を
チェックする必要があるだろう。
行列が出来ていたら、並ばねばならない。

しかも私は、おっさんである。

もし行列の主要なメンバーが子供たちであったら、「若いお父さん」
あたりを演じねばなるまい。

あらゆる状況をシミュレートしながら、僕は道を急ぐ。

あ、あの前を歩いている若者。あれは怪しい。
さては、今からドラクエを買いに行くに違いない。先を越されては
一大事だ。さりげなく早足で抜かせ。

ふう、思い過ごしだったか。危ないところだったぜ。

コンビニにはきっと、長い列が出来ているに違いない。
あのコンビニに、あの、コンビ・・・

あれ?

何だこの静けさは。普通の朝のコンビニではないか。

労働者系の人が数人。サンドイッチを買っている。
それだけ。

いや待てよ。あれだ。混乱を避けるため、行列は別の場所に
誘導されているのだ。
きっとそうだ。ガンプラの時もそうだった。デパートの裏口に、
早朝から並ばされた。

しかし、その気配もまったくない。

分かった。7時ジャストに、大挙して皆押し寄せるのだ。
ざまあみやがれ、のろまな朝寝坊どもよ。早くきて良かったぜ。

私はかごを手にとり、店内を物色し始めた。
やはり私はおっさんなので、ドラクエだけを買って帰るのは
ちょっぴり恥ずかしいのである。

しかし、SAPIOと暴君ハバネロ、ライム味のペリエなど、普段は
まったく買わない、しかもちょっとだけ攻撃的っぽい商品群をかごに
入れているあたり、隠しきれないテンションを垣間見させるぜ、俺。

ようし、準備は万端だ。あと3分・・・。

2分・・・。

1分。。。。よし!

かごをレジに置く。大丈夫か?後ろから狙われていないか?
悪い中学生に取り上げられないように気をつけろ。
店員に、抱き合わせじゃないと売らないと言われないように、
すこし、睨め。

「あと、ドラクエ、ください。」

「はいかしこまりました。8,941円になります。」

・・・・・・・。

普通に会計を済ませ、普通に店を出て、何の混乱も障害もなく、
買えてしまった。ドラクエが。

こんなもの?3で行列に並んだだけに。4を弟のために、近所の
おもちゃ屋さんに予約しただけに。7が買えず、近所のセブンイレブンに
大クレームをつけたことがある(後述します)だけに。
寂しすぎないか。本当にこれは現実か。

なんなのか。なんだったのか、昨日からの私の盛り上がりは。
俺はドラクエを本当に欲しかったのか?
本当は、ドラクエを買うという、行動を楽しみにしていた
だけなのじゃないか。

しかも、その楽しみは、思っていた盛り上がりをまったく見せずに
終わってしまった。

しゅるしゅるしゅるぅぅぅぅ。

パッケージの、「対象年齢・全年齢」の文字。
泣かせるぜ。







ドラクエ

明日はドラクエの発売日です。

あれって、予約しなくても買えるんでしょうか。
7時から発売らしいので、早起きして近所のコンビニへ
行って見ようと思っていますが。

思えば初めてりゅうおうを倒してから、なんと8作目。

僕の人生の中に、こんなにコンスタントに入り込んでくる
シリーズは、映画やドラマを含めても、ドラクエだけでしょう。

明日もし、予約をしていないにもかかわらずドラクエを買うことが
できたら、僕はしばらく、ニョーボとも口をきかず、夜は寝ず、
仕事中もダンジョンのことを考え続けるのだと思います。

なんと売上予測は400万枚。関連グッズ含めての経済波及効果も
言われますが、本来であればドラクエをプレイしている
サラリーマンの生産性が、これからしばらく著しく落ちることを
考慮し、マイナスの効果をはじき出してもいいのではないかとさえ
思います。

ちなみに僕個人のことを言えば、30を大きく過ぎて、
「ベギラマ」とか言ってていいのかなあ。。。と、思います。

定期券

僕は、半年定期が買えない。

半年定期が、一番お得なのは分かっている。
まとまったお金だって、この年になれば、払えないこともない。

でも、買った定期券を、半年間失くしてはいけない、という
プレッシャーに、僕の感覚は耐えられない。

でも自慢じゃないが、生まれてこの方、僕は財布やカードの
類を紛失したことはない。定期券ももちろん、今まで1度だって、
失くしたことはない。

それでも、向こう半年、絶対失くさないか?と言われると、
ちょっと自信が無くなる。

紛失のリスクを考えるのであれば、1ヶ月定期が一番いいのだろうが、
でも僕は、1ヶ月定期も買わない。
サラリーマンで、月に22回程度の利用であれば、回数券のほうが
多分お得なことが分かるからだ。
(最近はキセルもできなくなってきたことだし。)

そんな訳で、僕はいつも、定期は3ヶ月と決めている。
リスクとリターンのバランスが、最もいいような気がするから。

でも本当は、もう少し、度胸が欲しい。

波照間のカラス

日本最南端の有人島は、沖縄県竹富町の波照間。
石垣島から、船で1時間くらいの、人口600人の小さな島です。

去年の今ごろ、僕は無職で、ニョーボと二人、沖縄をふらふらと
旅していた。

波照間島では3泊して、何をするでもなく、自転車に乗って、
バイクに乗って、海を見たり、星を見たり、友人に
「日本最南端からのメール」を送ったりしていた。

(沖ノ鳥島は例外として、)一般人が普通にいける日本最南端は、
高那崎という断崖絶壁の岩場で、打ち付ける波がきれいで、
そこで僕は何時間もボーっと波を見ながら、さて、将来僕は
何をするのだろうと、考えたり、考えなかったりした。

高那崎には小さな東屋があって、波の見すぎですっかり
平衡感覚を冒された僕らは、しばらくあの東屋で休んでから
宿に帰ろうか、と話していたが、そこに明らかに
「島のおじぃ」と思われる、作業服の男性一人。

東屋の脇には、大きなトラクター。おそらくこの愛車で、
横付けたのだろう。おじぃは、八重泉の3合瓶を脇に置いて、
方ひざを抱えて、僕らに手招きをしていた。

うーん。正直あんまり、気乗りがしなかった。
まず、この位の年代(彼は自分で、60歳だと自己紹介した)
の人だと、言葉が半分くらいしか通じない。
それに、遠目に見ても、すでに酔ってる。

でもなあ、せっかくの旅だ。土地の人とも、積極的に
関わってみるか。受け入れてくれているのだから。

そう思い、東屋に入った。

近くで見ると、おじぃは、それはそれは、鼻毛が出ていた。
鼻毛というよりも、それは鼻毛束とも言うべきもので、鼻の穴の
容積の小ささに耐え切れなくなり、一気に

ずん

と、飛び出してきたのだろうと思わせた。

彼はラッパで飲んでいた八重泉を、僕にも飲めという。
大丈夫だろうか。飲んだら、一気に鼻毛が伸びたりはしない
だろうか。

でも、断るのもなんだし、八重山の海を見ながらの八重泉は
うまいはずだ。なので、遠慮なくラッパでいただいた。
おじぃと間接キッスである。

おじぃの足元には、バッグに入ったコカコーラのペットボトル。
中には、水が入っている。

つまり彼は、お酒を飲むことについて確信犯である。

お店で泡盛を買って、トラクターで帰る途中、海がきれいだったから
ついここで飲み始めてしまった。のではなく、始めから
ここでお酒を飲むつもりで、ペットボトルに水を汲み、
お酒と一緒にバッグに入れて、トラクターに乗って
ここへやってきたのだ。鼻毛を海風になびかせながら。

酔ってトラクターを運転することなど、この島では犯罪でも
なんでもないのである。たぶん。

あまり飲みすぎるのも勿体ないのでといって、そこそこで辞退して、
僕らは宿に帰った。
なぜ、おじぃと一緒に写真を撮らなかったのだろうと、後悔をした。

先日、高那崎で観光客の財布が盗まれるという事件があった。
平和な島の、大事件である。

島のおまわりさんのお手柄で、お財布は程なく無事、被害者の手元に
戻った。

犯人は、カラスである。

今度波照間に言ったとき、僕はまた、あのおじぃに会えるような、
そんな気がしている。

家事

昨夜は痛飲してしまいました。
帰宅は午前7時。はあ。

たまには一人でゆっくり飲むかと思い、自宅近くの居酒屋で一人、
熱燗なんぞをちびちびとやっていたのですが、12時近くに
なって、携帯がぶるぶるいいました。

「お好み焼きが焼けました。至急、目黒まで来てください。」

はい。分かりました。

昔から、呼び出しに弱い男です。がら空きの登り電車に乗り、
渋谷で乗り換え、行きました。目黒まで。はあ。

あのテンションは、いったいどこからやってくるのでしょう。
5日間働いて、ぐずぐずにくたびれて、金曜の朝など起きるのも
一苦労なのに、なぜ、あんなに、夜は頑張れるんだろう。

そのまま家に帰っていれば、さわやかな休日の朝は約束されたも
同然。コーヒーの香り、ねぐせ、広告のたくさん挟んである朝刊。
「今日は散歩がてら、おいしいものでも探しに行こうか?ね。」

そんな安らぎを捨て、ニョーボに背を向け、男は再び戦場へと
旅立つ。

熱燗でいい具合に暖まった身体を、再び生ビールで冷却。

つーかお前ら・・・・よく考えろよ。
こんな時間からお好み食うかよ!ぼけ!日付跨いでんじゃねえか!

そうは言いつつ、お酒の席は楽しいもので、結局は午前6時。

近所に住んでいる子とタクシーに相乗りし、帰宅した後、
ニョーボを起こさないように静かに静かに冷蔵庫を開け、僕は
牛乳を飲んだ。
なんだか胃が荒れているような気がして、少しお腹も減っていて、
でも、何かを食べられそうなげんきはなかったので。

おいしかったので、おかわりをしようと思った。

ちょうど開いているパックを飲み干してしまったので、ストックを
取り出し、注ぎ口を開く。

ふと、思った。

牛乳のパックの注ぎ口を開けるの、久しぶりだ。。。

結婚して5年も経つと、お互いの業務範囲が明確になってきて、
僕はほとんど、家事をしない。
なんとなく決まってしまっている僕の担当は、
お酒の用意。お箸を並べる。新聞広告の仕分け。くらい。

思えば僕は、牛乳パックさえ、自分では開けない男になって
しまったのだ。(缶ビールのプルタブは、開けまくっている。)

そうか。なんだか感慨深いなあ。うまく言えないけど。

ごめんよー。酒飲んでばっかりの駄目な亭主で。
今度から、牛乳パックくらい、自分であけるようにするよ。

と、そんな話をさっきニョーボにしたら、

「え?あたしこの間あんたがパックあけてたの見たよ。」

と、言われた。

ごめんよー。物忘れのはげしい駄目な亭主で。





ゆるふん

武双山が引退である。

新聞各紙、テレビのスポーツ番組、こぞって特集をし、
「記憶に残る力士」の引退を惜しんだ。

私も実は武双山と同学年であり、彼が角界入りした頃から
注目をしていた。(あの頃は大相撲ブームであったから、彼ほどの
大器は、みんなに注目されていた。)

私も、武双山の引退は非常に残念である。が、それは、武双山が
好きだからではない。正直、私は武双山が嫌いだ。
ただ、彼が引退することにより、われわれはもう、あの、

「ゆるいふんどし」

を見ることが出来ない。それが、残念でならないのだ。

彼のふんどしは、いつもゆるかった。もともと組んで取る力士では
ないし、特に力士人生晩年の武双山は、もうほとんど、まわしを
がっちり引き合って取り組むことはなかったから、最近はあの
伸びきったゆるふんにお目にかかることはめっきりなかったが、
土俵の上で、あの銀色のまわしが、妙にやさしそうに巻かれている
のを見ると、

「今日は組んでくれ!まわしよ!どこまで伸びる!?」

と、手に汗を握って取り組みに集中したものである。

これは多くの人が知っていることだが、彼のゆるふんは、実は
ある歴史を作っている。

「貴乃花の左ひざは何故壊れたか!」と聞かれれば、

「それは武双山のふんどしがゆるかったから!」

と、誰もが答えるであろう。何を隠そう、平成の大横綱を引退に
追い込んだのは、誰あろう武双山なのだ。

現役時代の小錦が嫌いだった。理由は、でかすぎて怖いから。
現役時代の曙が嫌いだった。理由は、足が長すぎて怖いから。
現役時代の琴富士が嫌いだった。理由は、顔が怖いから。

でも、みんな、引退後、好きになった。
なぜかと言うと、実は結構、みんないい奴そうだから。

武双山は藤島親方を襲名するそうだ。
武双山はふんどしはゆるいが、実はいい奴かもしれない。

僕は引退後の武双山を、好きになることが出来るだろうか。

渡す人。貰う人。

すでにタイムリーじゃない感もしますが、一場選手。

僕はプロ野球を見るのは人並みに好きなので、一場選手のことも
人並みに気になります。
楽天への入団が決まって、めでたいですね。

しかし、どうにも、釈然としないのです。

どんな名目であれ、どんな背景があったにしろ、彼が多額の不正な
お金を、受け取っていたことは事実なわけだし、渡した球団の代表は、
おそらく彼らや、球団にとって見れば、渡した金額などほとんど
問題とならないような小さな額であったにもかかわらず、
こぞって辞任するなど、社会的な制裁を受けているわけです。
(この際、球団社長らはあの程度の処分で食いっぱぐれるわけ
じゃない、が、野球しかしてこなかった一場から野球を
取り上げるのはあまりにも残酷である。という議論はなしです。
子供の頃から野球しかしてこなかったやつなど、ゴマンといる。)

不正なお金を渡した人が処分の対象になり、貰った人が対象に
ならないというのは、世間の常識の正反対です。
世間的には貰った人だけが、普通は悪人だし。人情的には。

将来のことを考え断れなかったのだとしても、二十歳を過ぎた
オトナが、何の責任も取らないと言うのは、かっこ悪い。
同額を寄付するとか言ってるらしいが、と言うことは、この事件が
なかったら彼はプロ野球選手という立場にありながら、なんらの
ボランティアも行わないと言うことで、
(念のためにいいますが、プロ野球選手はボランティアをするべきだと
言っているわけではないです。まっとうに生きている人間は、
それぞれのポジションに応じて、ボランティアをするべきだという
話です。)
それもどうなのかと思う。

このままでは大器である一場選手が、一生傷物のままです。
江川のように。

どうにか払拭するチャンスを、本人も周りも、考えたほうがいいのでは
ないか。

すでに、私が1人、微力ながら楽天を嫌いになってしまいました。。。

若者の性交について

「安易な性行動はやめよう!」と、東京都が中高生に呼びかけている。

性感染症に罹ったり、性的暴行を受けたりする青少年が急増
しているそうだ。中学生で性病患者など、大問題ですな。

東京都は改善策として、
「中学生の性交を、条例で禁止する」方向で検討しているとのこと。
保護者の責務を明確にするのだそうだ。

僕は中学生の頃、性交は出来なかったけど、でも毎日毎日
性交したいなあと思いながら過ごしていた。
どっちにしろ出来る人はするのだろうし、出来ない人は
出来ないのだろうから、賛成でも反対でもない。

そもそも性交なんて、親に隠れてやるものなのだから、保護者の
責務なんか明確にしたって無意味だろう。

でも、ちょっと思ったことがある。

中学生の性交を条例で禁止するということと、中学校を卒業した人の
性交を条例で認めるということは、別物?同じ意味?

性交を積極的に禁じられ、抑圧されて3年間を過ごした中学生は、
卒業式の夜、晴れて大挙して性交に及ぶ。ということにはならない
だろうか。

ラマダン明けのパーティーみたいに。

逆に、卒業式の夜に性交しないなんて、男も女も冴えないやつだと
思われるから、好きでもないのに無理やりパートナーを作って、
儀式的に性交に及んだりして。

そうすると、現在10%程度らしい中学3年生女子の性交経験率は
0%に下がる代わりに、高校1年生の性交経験率が一気に
100%近くに跳ね上がるのである。

あいつも、こいつも、性交経験者だ。

バブルの頃、クリスマスの都会のシティホテルは一杯で、1年前から
予約しないと泊まれなかった(らしい)。

これからは、卒業式の夜が熱い。

アリエスの乙女たち

「アリエス・・・、それは天駆ける金色のおひつじ」

大映ドラマの名作、あの、「アリエスの乙女たち」が、DVDになって
帰ってきます。12月15日発売。

主演は南野洋子、佐倉しおり(今どうしてるんでしょう。)
脇を、石橋保、若林豪、中尾彬、松村雄基、相良晴子らが固める、豪華な
キャスト。無名時代の唐沢寿明や松本明子も出てます。

昨日、DVD発売を記念した「超プレミアム試写会」と銘打った
イベントに、参加してきました。
「超プレミアム」と言うだけあって、参加者は20人程度。
しかしこれはやはり、どう考えても主催者側の参加予測を、実際が大きく
下回ったのでしょう。だってなあ。今更アリエスとか言われてもさあ・・・。

実は私、このドラマよく知りません。題名知ってるくらい。
ニョーボがどうしてもと言うから着いて行っただけ。
帰りにお台場でデートも出来るし。

会場で並んでいたら、係りの人に声を掛けられました。曰く、
「終了後に、インタビューに答えて欲しい。」とのこと。
あれです。映画のCMとかで、
「チョー面白かったです。オススメー。イエー。」とか、
一般人が言ってるやつです。

私あれが大嫌いで、

「何でお前らみたいなのが、俺様にオススメすんだよ!」

と、新作映画のCMが流れるたびに非常に腹を立てていたのですが、
気がつくとその係りの人に
「ああ、いいっすよ。」と、極めてクールを装って応えてました。
テレビに出れるのかと思えば、私も庶民ですから、悪い気はしないのです。
激しい自己嫌悪に襲われたことは言うまでもない。

しかも私、やってしまいました。

さすが大映ドラマ、思いのほか面白く、台詞回しの寒さにもある種の
ノスタルジーを感じたりして、十分に楽しみました。

試写会が終わった後、私はすっかり松村雄基になりきっており、
「面白かったゼー」「帰ろうゼー」などとニョーボに言いつつ、
ジャケットに袖を通さずに肩から掛けたままで会場を後にしそうな
勢いだったのですが、カメラマン兼インタビュアーに、
「どうでしたかあ~」と聞かれ、「面白かった」とか
「次が気になる」とか一通り応えた後、

「いやあ、松方弘樹さんが、この先どう関わってくるのか、
非常に楽しみですねえ。」

「はあ?」という顔のカメラマンと、突っ込むに突っ込めず呆然と
しているニョーボ。何がまずかったのかさっぱり分からない俺。

松方弘樹は出てないよなあ。。。
この先、どうも関わってこねえよ。。。

テレビカメラの前でかっこつけながら醜態を晒すという、
このメディア社会でもっとも恥ずかしいことをしてしまったのです。

カメラマンは、「はは、早く帰れよバカ。」と、明らかに目で言ってました。

もしもあの映像が、全国放送で流れたら、私、切腹します。

血液型のはなし

最近また、ちょっとした血液型診断がブームのようです。

というか、血液型診断は多分、僕が物心ついてからずうっと
ブームのまんまのような気がする。

ただ僕は、血液型診断の類は一切、まったく、完全に
信じていない。あんなアホなものはないと思っている。

2年位前だけど、札幌で飲んでいたとき(どこで飲んでいたかは
関係ないけど、)一緒にいた女性が、
「生まれ変わるのならO型になりたい。」と言っていた。
O型のおおらかな性格に憧れるのだと言う。

血液型を変えなければ、性格も変えられないのか。
そんなに血液型って、絶対的なもの?
彼女は、自分の努力でおおらかな性格になることを放棄し、
自分のおおらかでない性格を血液型のせいにしているのである。

だいたい、多分だけど、血液型診断のイメージは、字面の問題
なのではないかと思うのだ。

Aは、字面がとんがってるから、几帳面
Oは、字面がまるいから、おおらかとか、おおざっぱとか
Bは、左右不対象だから、変わり者とか、捻くれ屋とか
ABにいたっては、たんなるマイノリティー差別だ。

仮に、血液型診断の根拠になっているものがもしあるとしたら、
それは統計学上のものなのだろうと思うけど、統計と言うのは
何か他の学問の上に成り立っている数字から導き出される
物なので、絶対ではないはずで、統計的に血液型診断を裏付ける
為の学問は、僕は生物学ではなく心理学なのだと思っている。

「うちの子はA型だから」とか「お前はABだしな」とか、
テレビで「B型はこうです!」とか言うものだから、みんな、
なんとなく、自分の性格がそうなのだろうと刷り込まれてしまうの
ではないか。

証拠になるかどうか分からないけど、僕はO型だが、変人である。
ニョーボはA型だが、変人である。

僕のおやじは現役の頃、管理職にいたとき、「B型の人間とは
合わないから、まず採用しない」と言っていた。
かわいそうなB型の人。ただBと言うだけで、おやじに面接して
貰うときに、色眼鏡で見られていたなんて。

ちなみに、これは理由は分からないけど、僕が好きになる女性は、
なぜかB型が多い。

これは、だから、とくに意味はない。