本日も年末年始の休み中に読んだ1冊から。
望月麻衣さんの『わが家は祇園の拝み屋さん⑨』。購入したとき(昨年の10月)には数日内に読むつもりでいたのですが、まさか年越しするとは…(反省)。でも、「一発屋芸人列伝」「教える技術」「持たないビジネス儲けのカラクリ」と固め(?)の本が続いたので、長年読みなれた文体と世界観を持つこの本の存在には、ホッとしました(笑)。
さておき。
先年6月に発売された8巻から『新章』に突入した本作。この9巻では東京も舞台に加わり、さながら2元放送状態。とはいえ舞台の切り替えがとても丁寧なので、違和なく読み進めることができます。
また、各エピソードをリードしていくキャラクターの個性・設定に相変わらずブレがなく、なおかつ精神的にも能力的にも成長しているので、新たな展開にドキドキワクワクしながらも、安心して読めるのが嬉しいところ。
またしても(笑)オイシイところで、「次巻を乞うご期待!」ってな終わり方なので、素直に期待して待ってます。
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わが家は祇園の拝み屋さん9 星の導きと今昔の都 (角川文庫)
648円
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