パラダイスの夕暮れ -6ページ目

クリスマスに

パソコン壊れる。



厳密には、

外付けHDが読み込めなくなっただけなのですが、

そこに、全音楽データが入っているので、

面倒くさいことこの上ないことになっちまいました。








今年見た映画・・・

あんまり見ていないのですが、



チェンジリング

グラン・トリノ

イースタン・プロミス

あるいは裏切りという名の犬

レスラー

迷子の警察音楽隊




イーストウッド恐るべし。








今年読んだ小説

CDに続いて、

今年読んだ面白小説なんぞを挙げてみます。


アルゼンチン代表に例えるなら、

上段がメッシ、

下段がイグアインといったところでしょうか。



犬の力 / ドン・ウィンズロウ

大聖堂 果てしなき世界  / ケン・フォレット

運命の日 / デニス・ルヘイン

グラーグ57 / トム・ロブ・スミス


リンカーン弁護士 / マイクル・コナリー

12番目のカード / ジェフリー・ディーバー

ザ・ロード / コーマック・マッカーシー

川は静かに流れ / ジョン・ハート

警察署長 / スチュワート・ウッズ

数学的にありえない / アダム・ファウアー

最終弁護 / スコット・プラット









犬の力

犬の力 上 (角川文庫)/ドン・ウィンズロウ

今年の「このミス」で圧倒的第一位となった、
ドン・ウィンズロウの「犬の力」を読了。


ウィンズロウといえば、
ニールケアリーシリーズのイメージが強く、
物語全体を良質なユーモアで覆う作風であったわけですが、

この「犬の力」は、
そんなヤワな部分は微塵もなく、
今までのイメージをまったく変えるような、
乾いた文章で描かれる、
強烈にハードで非情なノワール小説です。

しかも、

金字塔とも言うべき大傑作



近年のこの手の作品では、
ブレイクの「無頼の掟」が傑出していましたが、
それをも凌駕しています。



中南米を舞台にした、

30年に渡る麻薬戦争。



合衆国麻薬取締局メキシコの麻薬カルテルという、

正義と悪が完全に明確化されているようにみえる構図でありながら、

実は正義など何処にも存在しないことが明らかになり、
物語は個々の思惑によって動きだします。

目的のためには、
どんな相手とも手を組み、

裏切り、駆け引き、暗殺、粛清、
と、ノワールの旨みがハイレベルでぶち込まれた展開の中に、
麻薬捜査官、殺し屋、娼婦、カルテルのボスら、
実に魅力的に描き込まれた主要人物たちの運命が交錯していく物語は、
面白くならないはずもなく、

さらに、

史実を精緻になぞった、
良質なノンフィクションさながらのリアリティをも併せ持っていて、
中南米の麻薬のありようというか、
その驚愕の実態を垣間見ることができます。




ニールケアリーシリーズ後半の失速振りから、
すでに枯れた作家かもと思っていましたが、
とんでもないハナシでした。



95



今年聴いたアルバム

今年も選んでみました。


焼肉に例えるなら、

上段の7枚が特選カルビ、

下段が上カルビといったところでしょうか。


今年聴いたベストなので、

2008年リリースものも多々混じっております。


順不同ですが、

1位は一番上のヤツです。

このダークひねくれメランコリックポップは、

琴線直撃でした。



*アントニーが来年2月に来日決定だそうです。




ベストアルバム


The Rollo Treadway / The Rollo Treadway (2008)

The Crying Light / Antony & The Johnsons (2009)

Destination Unknown / A Cuckoo (2008)

Curse Your Baranches / David Bazan (2009)

Don't Throw Me Away / The Mumlers (2009)

Magic Neighbor / Lisa Germano (2009)

A Master Of Ceremonies / Joel Alme (2008)



El Radio / Chris Garneau (2009)

Let's Change The World With Music / Prefab Sprout (2009)

Journal For Plague Lovers / Manic Street Preachers (2009)

Dear,John / Loney,Dear (2009)

Years Of Refusal / Morrissey (2009)

Working On A Dreams / Bruce Springsteen (2009)

Visiter / The Dodos (2008)

Wilco / Wilco (2009)

Two Suns / Bat For Rushies (2009)

In The Music / The Trash Can Sinatras (2009)

Room7 1/2 / Dot Alison (2009)

More Modern Short Stories From Hello Saferide / Hello Saferide (2009)

Seasoned Eyes Were Beaming / Sara Lov (2009)

Sparks On The Tarmac / D.Rogers (2009)

The World Spins On / Dylan Mondegreen (2009)

Not Animal / Margot and The Nuclear So & So's (2008)
Your Truly, The Commuter / Jason Lytle (2009)


バンクジョブ

バンク・ジョブ

英国で実際に起きた銀行強盗事件を映画化したもの。



銀行の地下にある貸金庫を襲い、

見事に大金をくすねた小悪党たちでしたが、

その中には、

王室スキャンダル、

大物政治家のスキャンダル写真、

悪徳警官への賄賂台帳等々、


かなりヤバいブツが混じっていて、


おかげで、

MI-5と警察から追っかけられ、

悪徳警察からは命を狙われるという、

とんでもないハメに陥ってしまう。


まるで、

ウェストレイクあたりの、

スラップスティックコメディのような展開。



ここから、

主人公の小悪党グループが、

手持ちのカードをどう使って、

いかに苦境を乗り切っていくかが、

映画的面白さの部分なのですが、


事実をベースにしているがゆえか、

唸るようなヒネリはありません。


ここは、致し方なきところでしょうが、

コッテリした美味しい設定のわりに、

オトシドコロが薄味すぎ。



65


D.rogers

Sparks On the Tarmac /D. Rogers

(2009)


メロディアスで甘めな、
哀愁アコースティックポップ。
オーストラリア産。

75


My Space

Cinderpop

A Lesson In Science /Cinderpop

(2008)

泣きメロのギタポ。

好物です。



70

堂島テツヤ

先日、仙台で食べたロールケーキ「仙台ロール」が美味だったので、

特に興味も無かった「堂島ロール」を食べたくなり、


さらに、調べたところ、

名古屋近郊の春日井市に「テツヤロール」なるものがあることも判明。


早速食べ比べをしてみたのですが、


「テツヤロール」は生地が美味なのですが、

クリームが少なく、


「堂島ロール」はクリーム主体で、

あふれんばかりのクリームを、

生地が邪魔しないような感じになっていました。


堂島の方が美味だったように思いますが、


「テツヤロール」に「堂島ロール」のクリームを付け足してみたらどうだろうか?

と、最低最悪最下級のアイデアが浮かんだので、


邪道かつ失礼なハナシかとは思いつつ、

今日は合体作戦でいってみようと決意いたしました。


しかしながら、

どちらも、

柳原商店街のトリアノンの「なぜかシュークリーム」ほどには、

惹かれませんでした(どローカル)。

(これは買ったから10分以内に食べないと、

美味しさ半減という恐るべきシュークリームなのだ。)


ちなみに、

減量中ですが・・・







スロウクラブ

Yeah So?/Slow Club

(2009)


聴いた感じでは、
てっきりアメリカのバンドかと思ったのですが、
イギリスはシェフィールドの男女デュオ。

男女デュオながら、
大所帯バンドのようなガチャガチャパーティポップ感を纏っており、

基本的にはパーティポップ系がキライなので、
一聴したところ、
しまった!と思いましたが、

パーティポップ度も許容範囲だし、
シンプルなバラード系も味わいがあり、


パッとしないジャケットではありますが、
かなり良質なポップアルバムでした。




琴線度 75