牡牛座と「報酬へのグランドクロス」 | 詭弁書蔵 三ツ目亭

詭弁書蔵 三ツ目亭

世の中を見ながら思った事を書いていきます。
とんでも占星術やら隠謀論やらオカルト等
真理探求に終わりはないようですな。

残る星座はあと2つ

 

牡羊座と牡牛座です。

 

今回は牡牛座について言及して行きましょう。

 

牡牛座の管轄は「権利」です。

 

何故そうなるのか外堀から埋めていきましょう。

 

まず、双子座は「主張」を管轄すると提示しましたね。

 

その主張の基を作り出す段階が牡牛座

 

よく牡牛座は

資質や金銭、食料、貯蓄等、豊穣のワードが当てられます。

 

それらってのは結局

 

個人に許された「権利」なんですね。

 

食べる権利があり、

もらう権利がある。

 

才能や資質なんかまさにそうです。

 

生まれた時に備わったその人だけの権利です。

 

それではいつも通り

 

8ハウスのルール

その星座を1として8個目(7つ先)の星座で1の星座は機能を失う

 

これを使って見てみましょう。

 

牡牛座の8ハウスは射手座が位置します。

 

射手座の管轄は「使命を果たす」つまり義務のハウスですから

 

義務と権利というよく聞く「対立関係」が現れました。

 

しかしちょっと待ってくださいね。

 

実は義務と権利というのは対立関係に無いんですよね

 

先立つものは「義務」なんです。

 

「この約束を果たせるなら褒美をあげるよ」として

 

前提に「約束を果たす」事があって

初めて「権利」を得られるんですよね。

 

 

実は世の中

 

全部がそうです。

 

お店で物を買うなら

「お金を払ってくれるなら」「物を得る」権利が得られる。

 

借金をする時も

「取立てをしていいなら」「お金を貰う」権利が得られる。

 

人間と人間がやり取りをする時は

蠍座の「約束」があって「義務」が生まれ「権利」が得られる。

 

というわかりやすい流れが見られるんですね。

 

まぁ、

身近な例で言うならお給料とかもそうですしね。

 

 

しかし人間関係を介さないでも

蠍座→射手座→牡牛座の流れは起きてるんですね。

 

畑を耕して、野菜が得られる。

 

釣りをして、魚が得られる。

 

「耕して」「釣りをして」

この前提があるから「獲得」できる訳です。

 

ぶっちゃけますと蠍座から牡牛座に向かう星座の全てが関与してるんですけどね。

詳しく解説しちゃうと牡牛座の話どこ行ったってなっちゃうので省きますが。

 

 

 

では逆に牡牛座にてその機能が停止する星座

天秤座ですが

 

天秤座の根本は「客観」つまり

 

「当事者」ではない所にその存在があります。

 

人は権利を持った時

 

絶対的に「当事者」になるんですね。

 

第三者視点で

釣りをしている人間を見た所で魚は得られませんが

魚をもらってしまったらそこに「取引」が生じているんですね。

 

蠍座の力が働き、天秤座ゾーンから出てしまう事になるんですね。

 

「分析」というのは結局そこに関与しないから成り立つ行動で

関与してしまうと分析できなくなるものなんです。

 

いつかのアカシックレコード記事で提示した

「シュレーディンガーの猫の思考実験」がその感覚を理解するヒントになると思います。

 

そして権利を得る事が例え受動態だった「受身」だったとしても

その世界に立たなくてはならなくなるんです。

 

当事者と客観者の位置取り

 

 

 

「資質」「才能」なんかがわかりやすい例えになりそうですね。

 

生まれて少し立つと自分が男なのか女なのか

どんな体の大きさでどんな能力を持っているのかわかってきます。

 

その資質、才能は得ようと思って得た物でないにしろ

背が高い、細身という姿で生きていきなければならない「義務」と

それに付随する恩恵

「高いところに手が届く」「狭い所も通れる」

といった権利を得ます。

 

ここで勘違いして欲しくない事があります。

 

「権利」を行使するか

「権利」を放棄するか

 

というのはまた違う星座の管轄だと言うところです。

 

あくまで牡牛座の管轄は

「権利を得る」という事

 

なので牡牛座の性格本には

 

真面目

勤勉

変化を求めない

頑固

グルメ

強欲

 

というストイックさと快楽主義的側面が混在するのです。

 

権利を得る為にはストイックでなければなりませんし

 

より権利を得ようとした時、変化はないに越したことはありません。

 

そして権利を使ったならそこにあるのは自己の欲求に肯定的なベクトルです。

それが快楽主義的に表されるという理屈ですね。

 

それではようやく

不動星座が出揃った所

 

スクエア関係を見てみましょう。

 

牡牛座蠍座の対向関係(オポジション)というのは

 

権利権利という関係です。

 

自分の牡牛座と相手の牡牛座

 

そしてそれを結ぶ”と”の部分、これが蠍座です。

 

蠍座の記事で説明しきれていなかった部分があるので改訂版をまたあげようと思っているのですが

 

蠍座の管轄

「約束」という事象は

 

常に平等なんですね。

 

「情けは人の為ならず」

なんて言葉がありますけども

 

情けをかけたり、助けたりした時

その行いは自分の為になるんだよ

 

という言葉です。

 

物理的な援助をした時

精神的な報酬を受けている。

 

というわかりやすい例えですね。

 

サービス業なんてまさにそうですね。

 

物質的な等価交換は行われていないにも関わらず

取引は成立している。

 

物体で見てみれば

お客さんが一方的にお金をくれる形です。

 

結婚だって交際だって家族だって

 

どんな関係にしたって

権利と権利の綱引きは同じ力で作用している

 

これもまた絶対なんですよね。

 

でないと関係が生じないんですから。

 

それを踏まえて見えてくるのが

 

牡牛座の別の側面、

 

「不平等」という部分です。

 

簡単な話

「資質・才能」といった物が不平等だと皆さん認識があると思います。

 

牡牛座と蠍座の対向関係とは

 

「不平等と平等」

 

という図式なんですね。

 

 

次に獅子座・水瓶座とのスクエア関係ですが

 

牡牛座にとってこの2つは

「権利を侵す」要素なんですね。

 

獅子座の「興奮」というのは危険への行進

水瓶座の「予測」というのは理想への行進

 

獅子座でギャンブルされるのは牡牛座的には権利を失う可能性を持ち

牡牛座で権利を守ろうとするとギャンブルが出来ないのが獅子座

 

 

水瓶座の理想に向かおうとする牡牛座では権利を放棄する可能性が起こり

牡牛座で権利を守ろうとすると現状を変える事が出来ない。

 

そしてこのグランドクロスを

 

「報酬へのグランドクロス」

と命名しました。

全ての星座が

「何かを得るための行動」だから、そう命名しました。

 

 

それでは次回

 

牡羊座の記事を掲載致します。

 

ご意見ご感想あれば

多数うけつけておりますので

お待ちしております。

 

ではまた!