射手座 約束を果たそうとする | 詭弁書蔵 三ツ目亭

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世の中を見ながら思った事を書いていきます。
とんでも占星術やら隠謀論やらオカルト等
真理探求に終わりはないようですな。

大雑把で性格のいい自由な知識人

そんなイメージの射手座ですが

 

射手座は実はとても義理堅いんですね。

 

何故義理堅いのか

何故それなのに自由人と呼ばれるのか

 

本質主義でスポーツ好き

読書家で旅行好き

 

そんな射手座の種を見出して行きましょう。

 

義理堅いくせに自由人な射手座を理解するには

 

前回でお話した「蠍座」からご説明しなければなりません。

 

蠍座で生み出した繋がり「関係性に意味を付与する」という行為

 

云わば「約束」という行為なんですが

 

「約束」はいろんな言葉として存在しますよね。

 

デートのアポイント

スポーツのルール

会社の規則

経済の取引

わかりやすく言えば法律

他には道徳や風習なんかもそうですね。

 結婚もそうです。

 

「約束」という物に触れてしまった我々はその蠍座の作用をたくさんの場面で活用しています。

 

そして射手座はその約束」を果たそうと奮闘します。

 

しかし射手座には本当のご主人がいるんですね。

 

 

実は「繋がり」を司る蠍座で

何よりも重大な約束に出くわしちゃうんですよね

 

絶対に破れない約束

 

 

蠍座で出会った重大な約束、それはこの世界との約束

 

「真理」

 

という名前の法律です。

 

その絶対的な約束の前には

 

恋人との永遠の愛の約束も

会社での規則も

道徳もモラルも

 

一切通用しないんですね。

 

真理の一形態である「全ては塵となる」という法則

 

変化のない物はどこの次元や世界に行ったとて有りはしないものです。

 

何度となく言わせていただいておりますが

 

常に変化をし続ける事が「生きる」という事の絶対条件なんですね。

 

死体は細胞が活動を止めて腐っていっちゃうけど

生きてる限り細胞は生と死を膨大に繰り広げ、

今も私やアナタの体を保ち続けてるんですよ。

 

それは少なからずこの宇宙の中では絶対。

この次元は全てを無に帰そうとするんです。

 

その土台の上に成り立っている生物である以上

 

真理という約束を守らなくてはならない

守らざるを得ないんですね。

 

人は死にます。自動的に。

 

いつか土に帰り、意識は霧のように消え去ります。

 

しかし、「自動的に生まれる」という事はないんですね。

 

能動的に生きなければ死あるのみというのが真理との約束

 

そして我々が生物である以上、この世界に意思を持ってしまった以上

 

「生きねばならないんです。」

 

それはもう一つの重大な約束「火の星座」が司る

 

「生命との約束」なんですね。

 

「本能」という名の古代から受け継がれてきた生物の根本プログラム

 

生物である以上「この世が無であってはならない」それが宇宙が与えた生物への約束です。

 

生命はこの約束を果たさねばならないんですよ。

 

真理はそれを無に帰そうとし、

生物はそれに抗うかの如く循環を繰り返します。

 

東洋思想では「陰陽」という名前で浸透している概念ですね。

 

蠍座で「約束」という物に触れ、出くわすべくして出くわした我々生物の約束を果たす為

 

その為に射手座では生命を維持し続けるために「柔軟宮として変化を促す」んですね。

 

 

どうやって「生命の約束」を果たすのか。

それに突っ込んで行きます。

 

それが射手座の行動原理となるんですね。

 

根本原理は「使命を果たす」

 

これなんですが

 

火エレメントである射手座のパーソナリティには「生命の約束」が根付いています。

 

それを守るために射手座は自由な生き方の哲学者へと変貌を遂げます。

 

その為に現状を支配する常識から離れ、各地に飛び

本の虫になり、歴史や哲学からその約束を辿ります。

 

 

未来は約束された物ではない。

能動的に作っていかないと手に入らない

無に帰ってしまった時約束というのは破られてしまう。

 

実はそういった意味では

その反対に鎮座するのは魚座なんですね。

双子座じゃないんです。

 

双子座と射手座の関係は双子座の記事にてご説明させて頂きますけども

魚座と射手座が同じ木星支配の星座でありながらスクエアを形成する事というのは

 

共通する物を持ちながら相反するベクトルを有するという事。

 

それは互いに邪魔をしあう作用なんですね。

 

「男性星座」「女性星座」の説明をするには良いサンプルだと思うのでここでご紹介させていただきます。

 

 

こちらの図をご覧下さい。

 

 

個人的に「男性・女性」という区分けはあまり好きではないんですよ。

偏見に通ずる誤解を招きかねないんで。

 

別にLGBTがどうとかってのが問題でもなく

持論として12星座の作用は各個体全員に備わっている物だという認識からです。

 

体内にホロスコープがある

ということ

 

西洋にしろ東洋にしろ

はたまたインドにしろ

ホロスコープの研究をされてる皆様(たぶん私のブログにはそういう人しか来ないと思うので皆様と断定させて頂きます)ならその考え方が一般的かと思われます。

 

「男性星座だから男っぽい」とか「女性星座だから女っぽい」

というのはナンセンスですからね。

解釈が違います。

そもそも時代で男性像も女性像も移り変わっている時点で

その時々の男性や女性に「ジェンダー」をイメージしてもらうのは誤解しか招かない気がするんです。

 

男性星座と女性星座と区分けされていますが

 

陰陽と置き換えて言いたいんですねコレ。

 

光と影みたいな

 

要は「二元性」の置き換えだと思うんですが

もちろん有性生物の繁栄には精子と卵子が必要ですし

ジェンダーという自然のシステムに異を唱えるつもりもないという所はご理解ください。

 

 

観念的に、感情的に、社会的に、変な偏見を用いられたら嫌だなぁ、というだけの話なんで

 

ここからは「陰陽」という言葉で話を進めていきます。

 

青が陽

ピンクが陰です

 

 

 

では

12星座においての「陰」と「陽」が何を指しているのか

なんですが

 

陽=生命の約束

陰=真理

 

なんですね。

 

「この世に対して受動的か能動的か」

 

こうも言い換えられます。

 

その根本的な思想の形を木星支配である「魚座」と「射手座」がわかりやすく提示してくれるんです。

 

両星座とも

この世界ではないどこかに行こうとします。

 

空想の世界なのか

違う大陸なのか

 

この二つの星座が行っている事は実は同じで、

 

「意識の変化」なんです。

 

ただそのアプローチの仕方と見る物が違う。

それだけの事なんですが。

 

互いの思想は「真理への帰結」と「生存本能」という相反するものが起因となります。

 

魚座は「無に帰る」という事で生への執着から生まれる苦しみからの救いを見出させ

射手座は「可能性に向かう」という事で無への恐怖から希望を見出させます。

 

両星座とも啓蒙的な立ち位置にいるのは

相反する立ち位置の「世界との約束」の極地において

他の火・水エレメントの中で一番地に足が着いてないからなんですね。

つまり、自分から一番遠いところにある。

 

大事なのが「今」じゃないんですよね。

 

なので他の星座の導き手となるんです。

 

魚座の真理といい

射手座の生命の約束といい、

遥か遠くの答えを照準に置く。

だから二つとも現実離れの感が否めないんですね


現在、冥王星と土星が射手座に鎮座しております。

この話を過去記事において致しましたが

よりディープな解説を双子座にてお話いたしましょう。

 

何故星座本や星座記事の蔓延するこの現代において、私が今さらこの12星座について言及するか。

それが見えてくる記事になると思いますのでご期待ください!


それでは今回はこれまでに致します。

 次は山羊座ですけども

水瓶座まで終わりましたら双子座に飛びます!



ありがとうございました。