愛と青春のじゃぶじゃぶろぐ~男子 in タカラヅカ~

愛と青春のじゃぶじゃぶろぐ~男子 in タカラヅカ~

宝塚歌劇やOG公演を中心とした
観劇日記、裏ネタ、小ネタを
男子目線で 語ります。

その他、Jab Jive de Ja Vu活動よもやま日記、
Live/公演情報、楽屋ネタなど
ざっくばらんにお届けします。

 <第4回調布朗読会>

年初め
1並びの日時に朗読会に参加します。

リーディング・ライブや
ラジオ・ドラマ形式ではない
ほぼノー・ギミックな
朗読になるかと。

入場無料
どなたでもご覧いただけます。

今年はいろいろ動きますので
よろしかったら
遊びに来てください。



日時:2015年1月11日(日)
   10:00~17:00
   
※僕の出番は13:00の回、ラストです。

場所:
京王線調布駅近くの
調布市文化会館「たづくり」
8F 映像シアター

https://www.chofu-culture-community.org/forms/info/info.aspx?info_id=872




Amebaでブログを始めよう!
本日は
音楽朗読劇 『幸せは蒼穹の果てに』
at草月ホール

を観に行ってきました。

シャーロット・ブロンテの「ジェーン・エア」を原作に
田尾下 哲氏が翻訳・脚本・演出、
音楽担当の国分弘子氏のピアノと
三人の女性が読みつなぐ音楽朗読劇。

第一章:石田晴香(AKB48)
第二章:水夏希
第三章:國府田マリ子


という顔ぶれ。

当然、お目当てはちかさん
なわけですが、最近朗読づいているんですかね。

「ジェーン・エア」という作品が名作文学であるという世間的評価しか知らず
読んだことがないので何とも言えませんが、長大な物語を大胆に削って
台本化したのだろうなと思わせる印象でした。

スクリーンにタイトルバック。
ピアノと朗読用の椅子のみのシンプルなステージ。

ピアノの国府さんが登場し物語の初期設定的なことを語ると
ピアノ演奏に導かれ朗読が始まります。

石田晴香さんは少女時代を担当するには当然年齢的にも一番
ぴったりだとは思いますが、時に言葉がきちんと届かなくて
かなり集中して聴かないと物語から置いてけぼりにされてしまう
感じを受けました。

ちかさんのパートは
おとなになって恋をする
新しい何かを求めているその様がよく表現されていて
すてきでした。
ロチェスター卿などまさに男役のイメージで
キャラクターの演じ分けもGood。
なによりひとりでピアノに合わせてダンスする場面などは
ちかさんならではのシーンかと。

セリフの合間、ピアノにみちびかれ、ステージつらに出てくると
今にも歌い出しそうで…。

「So in Love」など演奏されていたのでオリジナルナンバーで構成されているわけでは
なかったのですが、オリジナルのミュージカルナンバーがあってもよかtったな
と思っていたら
ラスト・パートの國府田さんはしっかり歌ってました。

物語が終わったあとのナンバーだったので
三人で歌い分けるのかと思ったのに
ひとりで歌いきってましたね。

全体的にピアノの音圧に
朗読が負けちゃって聴こえにくくなるミキシングバランスは
残念。

帰り道
みなさん、ちかさんがもっといろいろやると思っていた
というような会話をあちこちでしていましたが
僕も同意見でした。

1ベルの場内アナウンス、終演アナウンスもちかさんの声だったように
思います。

今度はまた
男前なソング&ダンスを観たいですね。








読者登録してね


『白夜の誓い ―グスタフIII世、誇り高き王の戦い―』(宙組/東京)


18世紀コスプレ物でスウェーデン国王が主人公といえば、100周年を機にますます『ベルばら』色を鮮明にしている宝塚歌劇の鉄板もの。ましてや、宙組トップスター/凰稀 かなめの退団作ともなればいやがうえにも相応の期待がかかります。
『ロバート・キャパ』は今一つも『華やかなりし日々』が、ゆーぴーのサヨナラに似つかわしい、良作だったと思っているので“原田先生、お願いしますよ!”的気持ちであえて事前情報ほぼ皆無なニュートラル状態で初見。

ゆうちゃんさんの語るヴァーサ王朝の半ば神話的な物語を幼少のグスタフが親友のヤコブと共に聞いて自分の理想を宣言すると大人のグスタフ(きゃなめ)に入れ替わるという定番シーンを導入にタイトルナンバーから作品世界へ誘われます。インストで聴くといかにも北欧テイストなテーマ曲は歌が入るとどことなく「炎の巫女」風。それなりの数の登場キャラクターたちもおおまかに臣下、敵対グループ、農民などカテゴライズしやすいので相関図的に難しいこともなくストーリーが展開。以下気づいた、気になるポイントを羅列。


●ベルジェンヌ邸での舞踏会、風馬 翔は太い役が板についてきましたね。
お忍びで来ているグスタフの事を声高に話してしまうベルジェンヌに苦言を呈すヤコブ(きたろう)は“夜風に当たりに”場を離れるグスティの背中に大声で

「グスタフっ!!」(笑)
バルコニーで話すグスティとヤコブは同期二人ゆえの自然な空気感。ここで幼い日のナイフを見せる必要は?もったいない!


●クランツ(すっしーさん)ら親ロシア派の大臣たち。まっぷう、おいしいです。『キャパ』でもいい感じに悪いヤツを好演してましたし、原田先生、気に入ってるのかな。

●イザベル役のユーリちゃんはこの手の役が似合います。彼女の屋敷で戦術の本を読んでいるグスティ。先王の訃報が届く前にくちづけのひとつもかわしておけば、もっと“愛しあったふたり”感が印象付けられたろうにな~。

●すっしーさんの領地で二重の年貢に苦しめられているニルス(かいくん)率いる農民たち。かいくん、銀橋での歌も様になってきました。星に行ったらさらに弾けてほしいです。襲撃したグスティ&ヤコブに返り討ちにあい、捨てゼリフを残して逃げるニルスたちを震えながら見守る妹マーヤ(えびちゃん)。グスティに促され、兄たちのもとへ向かい下手から上手へ駆け抜けるえびちゃん、可愛いです。運動会の走りっぷりが甦ります。この場面も、ひとり残ったえびちゃんとグスティの会話をつくり、農民たちの状況、ニルスとマーヤの家族が誰にどうされたか、ニルスの顔の傷のワケなど植Gばりの説明ゼリフで構わないので情報をすりこんでおいても良かったのでは。兄妹の設定も楽しいだけに農民たちのエピソード含めもう少し描きこんだ方がその後の展開に深みが増したのではないかと思います。

●リリホルン(まあさま)がすっしーさんに脅されて操られてる件、説明不足でピンときません。父と兄は何をしたのか、今、どうしているのか、円卓の騎士を例えにもちだすほどの国王への忠誠心が言葉だけで終わっていて何のことやらで思いつめて自殺を図る場面に思いを重ねられず…。フィアンセのラウラ(リサ)は一場面とはいえ、けなげな印象を残します。


●ソフィア(みりおん)とは史実的にも不幸な結婚生活だったとされているようですが、コンビ萌えとはつくづく縁のない二人だったかと。まあさまとはぜひ、しあわせなコンビ愛を。

●グスティとヤコブの“国を思う”価値観、方法論がどんどん乖離し、それが最期の悲劇につながる展開は同期二人の見せ場たっぷりなだけに重ねて記しますが短剣の使い方がつくづく残念。

●書き割り、平面処理が異様に目立つセットはどうなのでしょう?色合いやデザインは良いだけに重厚感が得られずこれまた残念。まさか経費の問題とも思えないので、“あえて”そうしたのでしょうが、どうなんすかね?


●その他、『オスカル編』の画家(さっつん)を思わせる美月 悠ちゃん、花組のふみかさんと同じテイストが気に入っている春瀬 央季ちゃんがグッドでした。(そういえば『ブリドリ』かいくんのパーソナル編での悠ちゃんのツンデレ男子高校生っぷり、面白かったな。)

●wikiより抜粋
“ハンス・フォン・フェルセンを臣下とし、フランスとの友好関係を深めた”

“フランス革命が勃発すると、フェルセンをスパイとして送り込み、
フェルセンが行ったヴァレンヌ事件を裏で手引きしたのもグスタフ3世であり、
革命に対する反革命への情熱は、並々ならぬものがあったと言われている”

“暗殺の黒幕として、フレデリック・アクセル・フォン・フェルセン侯爵
(ハンス・アクセル・フォン・フェルセンの父)が噂されたが定かではない”

“王妃と不仲であった王太后”

“カールとフレドリク・アドルフの二人の弟たちとの関係も良好とは言えなかった”

これらのネタをぜひ盛り込んでほしかった!
特にフェルゼンの登場はマストだったと思います。

色々書いてきましたが、なんだかんだ言ってもこの芝居、嫌いじゃありません。賛否両論とは思いますが、全編にほどこされた凰稀 かなめオマージュ的演出。
『銀英』、『モンテ』な海戦とか、まるでメルシーなゆうちゃんさんとか、僕はとても楽しめました。
国を思う=組を思うで、新しい国(組)を作る礎になったグスティきゃなめのラストシーン、宝塚ならではのお約束“白くなった”世界で歌うテーマソング・リプライズは定石かと。

ショーの話はまた別項で。
宙組宝塚大劇場公演 『白夜の誓い―グスタフIII世、誇り高き王の戦い―』 『PHOENIX 宝.../宝塚歌劇団,凰稀かなめ,実咲凜音
¥10,800
Amazon.co.jp
高画質BDでタカラヅカを楽しめるように!
過去作品もぜひ再発してほしいものです。




読者登録してね


年が明けて7日目にして

謹賀新年!
でございます…

2013年からまる2年かけて続いたスペシャル・イベントづくしの100周年イヤーも終わり、
101年目のTAKARAZUKAがスタートしましたね。
スカステの年越しのSP番組、新春タカラヅカ・ニュースSPが案外淡泊な内容だったように感じるのも
祭りの後的エアポケットに自分が陥ってしまっているからでしょうか。
昨年のまゆさん、えりたんに引き続き、今年はきゃなめ、ちえねねと大きな退団事が続き
タカラヅカにのめりこんで6年そこそこの僕でさえ隔世の感を覚えます。
それでなくても時の流れの速さについていけなくなりつつありますが…。

個人的に気になる2015年のタカラヅカ。

<花組>
蘭ちゃん、だいもん去りし後の、みりおちゃんがどう支えられていくか。
ふじP、あきらが頼りにならず、ききちゃんとゆずかれいが2~3番手で並ぶ中、
ちなっちゃんがどういうポジションで入っていくのか。城妃 美伶ちゃんも同様です。
和海 しょうちゃん、マイティー、ゆきちゃん、べーちゃん、がんばって!

<月組>
突然、地上波で目にした、たまきちの勢いでしょうか。前述のとおり各組、トップがことごとく代替わりしていく中
まさおくんの動向も気になりますね。かちゃなぎの目はあるのかないのか…みやちゃんも大事にしてほしい。

<雪組>
ニュース映像で観ただけでも『ルパン三世』は面白そうですね。アニメ版でも出来不出来の差が激しいので
その中で小柳先生の作品は水準以上だろうと期待しています。さきちゃんの次元が不安ですが。
ともみん、あんまり道化てないと良いな。ハードボイルドな一面も銭さんは似合うのですから。
ともみん去りし後、だいもん2番手でどうなっていくか。『星影の人』はいいと思います。
えりたんが立て直した和物の雪組路線を引き続き体現していくのでしょうかね。

<星組>
一番大きく変わりますね。ちえねね退団だけでも組のパワーがダウンしてしまいそうなのによもや、みっちゃんが
降りてくるとは…。涼帆さんと入れ替わりでかいくんが入り、まさこ残留でこれでは宙組!?
べにこがどうなるのか、みっちゃんは今回も何か使命をもって遣わされたのか。しーらん、まいける、みっきーが
1年無事に生徒でありますように。まあやちゃんに期待大。

<宙組>
まあさまの時代がすぐそこです。星にとっては大きな戦力ダウンとなった涼帆さんが入る事で観てみたい感は増しました。
あっきー頭の『NEW WAVE』から面白そう。

<専科>
さやかさんがどんどん各組まわってくれると嬉しいです。

そんなこんなで、興味は尽きないタカラヅカ。
今年は観劇日記はもちろん、“男子inタカラヅカ”イベントや、jjdjvの活動もどんどん動かしていきますので
どうぞよろしくお願いします。






国際フォーラムで開催中の『宝塚歌劇100年展~夢、かがやきつづけて~』
前楽に行ってきました。ほぼ開場時間に着くと当日券売り場には、けっこうな人数。指定公演のチケット半券をもっていくとプレゼントがあるなんて知りませんでした。『CICAGO』持ってたのになぁ…。

というように全く何の予備知識もなく入場したのですが、これまでの企画展示イベント等とは明らかに違う大規模なもので、じっくり見ていたらゆうに半日はつぶれてしまうのではないかと。
個人的お気に入りは『眠らない男・ナポレオン ―愛と栄光の涯(はて)に - 』の衣装展示、各公演で使用されたシャンシャン展示、袖やら盆やら精密に作りこんだ劇場ミニチュア、過去上演全作品のチラシ展示、『ベルサイユのばら』オスカルの部屋1/1スケール再現など。

中でも全公演チラシは現状公式HPで1999年より前の作品のデータを見ることができないため、とても新鮮でした。宝塚歌劇の公演ポスター、チラシのデザインは秀逸なものが少なくないので、ぜひ原寸サイズの愛蔵本とかデータ集という型で商品化してほしいですし(併せてポスター集も!)、劇場ミニチュアもぜひ製品化希望ですね!会場内に設置されたクイズラリーも膨大なヒストリー展示を飽きさせることなく見せる良いアイデアでした。

この日のトークショーゲストは偶然にもともちん。退団から1年の心境など語られていて、最後の方のお茶会で思わず見せてしまった決して予定されていたとは思えない退団に対する動揺など想い出すと切なくなります。どうか、これからもあいかわらず“ザ・男役”なともちんでいてください。その需要は絶対になくなる事はないと思うので。

有楽町を後にしたのはなんだかんだ14時近く。この後、相方が最近知り合った方が営む町屋のCafeへ。ともに100年展をみにきたKちゃんも一緒に3人で千代田線へ。このKちゃん、半年ぶりくらいに会ったのですが、夏に村で星組公演『The Lost Glory ―美しき幻影― 』/『パッショネイト宝塚!』を観る企画に参加してからすっかりタカラヅカにはまってしまったらしく、今やひとりで村遠征はするわ(TCAも日帰り弾丸ツアーを敢行したそうな…)、DVDは20枚以上大人買いするわ、一気にDeepな夢の世界に仲間入りした愉快なコです。

町屋のCafeは古き良き建築スタイルを活かした居心地の良いお店で年内最後の営業日、すっかり長居してしまいました。ここでオフ会をやるのも良いですね!このお店にも実はタカラヅカフリークはいて、結婚式で男役スタイルを実践したヅカ男の写真も見せてもらいました。この辺の話はまた年が明けたら改めて。

読者登録してね