音楽朗読劇 『幸せは蒼穹の果てに』 | 愛と青春のじゃぶじゃぶろぐ~男子 in タカラヅカ~

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本日は
音楽朗読劇 『幸せは蒼穹の果てに』
at草月ホール

を観に行ってきました。

シャーロット・ブロンテの「ジェーン・エア」を原作に
田尾下 哲氏が翻訳・脚本・演出、
音楽担当の国分弘子氏のピアノと
三人の女性が読みつなぐ音楽朗読劇。

第一章:石田晴香(AKB48)
第二章:水夏希
第三章:國府田マリ子


という顔ぶれ。

当然、お目当てはちかさん
なわけですが、最近朗読づいているんですかね。

「ジェーン・エア」という作品が名作文学であるという世間的評価しか知らず
読んだことがないので何とも言えませんが、長大な物語を大胆に削って
台本化したのだろうなと思わせる印象でした。

スクリーンにタイトルバック。
ピアノと朗読用の椅子のみのシンプルなステージ。

ピアノの国府さんが登場し物語の初期設定的なことを語ると
ピアノ演奏に導かれ朗読が始まります。

石田晴香さんは少女時代を担当するには当然年齢的にも一番
ぴったりだとは思いますが、時に言葉がきちんと届かなくて
かなり集中して聴かないと物語から置いてけぼりにされてしまう
感じを受けました。

ちかさんのパートは
おとなになって恋をする
新しい何かを求めているその様がよく表現されていて
すてきでした。
ロチェスター卿などまさに男役のイメージで
キャラクターの演じ分けもGood。
なによりひとりでピアノに合わせてダンスする場面などは
ちかさんならではのシーンかと。

セリフの合間、ピアノにみちびかれ、ステージつらに出てくると
今にも歌い出しそうで…。

「So in Love」など演奏されていたのでオリジナルナンバーで構成されているわけでは
なかったのですが、オリジナルのミュージカルナンバーがあってもよかtったな
と思っていたら
ラスト・パートの國府田さんはしっかり歌ってました。

物語が終わったあとのナンバーだったので
三人で歌い分けるのかと思ったのに
ひとりで歌いきってましたね。

全体的にピアノの音圧に
朗読が負けちゃって聴こえにくくなるミキシングバランスは
残念。

帰り道
みなさん、ちかさんがもっといろいろやると思っていた
というような会話をあちこちでしていましたが
僕も同意見でした。

1ベルの場内アナウンス、終演アナウンスもちかさんの声だったように
思います。

今度はまた
男前なソング&ダンスを観たいですね。








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