みんな忙しい中、書いてくれているの で、とても言い訳できないのですが、 ここ数日というものイヤホンは壊れる は携帯はなくすは風邪をひくはでホン ト大変でした。ですが、それもこれも自分自身の至らなさゆえと反省し、今日から出直しと思い、ブログを更新させて頂きたいと思います。
さてさて、ビートルズの好きなアルバ ム、好きな曲というお題ですが、皆さ んおっしゃる通り、難しいですよね。 すいませんm(__)m
好きな曲は1ダース、好きなアルバムは少なくとも3枚、これだけ挙げれれば間違いないかと思います。理由を挙げればキリがないので、さらっとランキングと一言コメントで締めていきたいと思います!
好きなアルバムはラバーソウル。これ はもう不動でビートルズの4人にイン タビューしても総合点でこのアルバム になるのではないでしょうか。何よりもソングライターであるフロント3人がその能力を十分に発揮した結果、アルバム全体の楽曲クオリティが脅威的に高いかつバラエティーの面で もバランスが非常に良く、後年になってからメンバーの誰も悪口を言わないアルバムはこのアルバムくらいでしょう。多彩なハーモニーにはコーラス・グループとしての真価がまざまざと示され、乾いた中にも艶があるサウンドにはメンバーの器楽奏者としてのアイデンティティーが明瞭に刻み込まれています。
♪好きな曲(1ダース(*^O^*))
Strawberry Fields Forever:凄いコード進行に、凄いメロディ。「僕が書きたいものは何なのか、それは自分の心の 痛みだ!」、詩人ジョン・レノンの覚 醒を告げる傑作。
No Reply:素晴らしいメロディに素晴 らしいボーカル、純度100%のジョン・レノンという感じで似たような曲が 他にない。ジョンだけでも十分素晴らしいのにポールのリード・ハーモニーとも言うべき伸びのあるシャウト・ボーカルが加わるとこれはもう無敵としか言い様がない。
Fool On The Hill:形態(音楽)と内容(歌 詞)の完璧なコンビネーション。凛々しくて、清々しくて、涙が出ます。
Don't Let Me Down :このタイトル・フレーズに匹敵する衝撃度を与えられるのはMotherだけでしょう!歌っているとこの曲ほどライブ映えする曲はないという気になります。
Yesterday :「やっぱり良い曲だな」とはジョンの言。数あるカバーを聴いていると、ちょっと泣きが過ぎるのではとか、実は地味で渋いメロディだろなどと、色々粗探しをしてはみるのですが、オリジナルの前にはやっぱり口をつぐんでしまう。 感傷を極力排除した歌い方、サウンドプロダクションに人生の哀しみにじっと耐えているポールの美しさをみます。
I Should Have Known Better :男性には明らかに高いキーを極めて自然かつ美しく歌っていた初期ジョン・レノンの最高のボーカル。こんな可愛いらしく魅力的な声があるだろうかというくらい艶やかで甘く、それでいて清潔で快活。 しょっぱなのAh~からして、幸せ全開 。聴いていてこんなにも屈託なく歌う ことの歓びを満喫しているという印象 を受ける曲もそうはない。僕が目指し ているのはこんな声なのです。
Nowhere Man :「ひとりぼっちのあいつ」はなかなか秀逸な邦題。世の中を狭く、小さくしているのは自分だ、孤独感や独我感をもつ僕ら「ひとりひとり」のためのうた。ビートルズが3声のハーモニーを選んだのはそれが「みんな」の共感をよぶものだからである。
Blackbird :歌詞における思想性だとかを話題にする場合、後年の発言量から大抵ジョ ン・レノンについて語られることが多 いが、ポールが如何にそういった政治性を上手く音楽として昇華していたかがわかる楽曲。バッハからヒントを得たという格調高いギターワーとBlack birdに黒人女性運動家を重ね合わせた という歌詞。ビートルズが公民権運動の時代を生きたミュージシャンであったことを今さらながら思いおこす。
I Don't Want To Spoil The Party:ほとんど名優といって差し支えのないほど巧みに曲によって様々に声音を使い分ける、ジョン・レノンの隠さざる素の声を聴いた気になれる珍しい曲。 まさにいま会話しているかのような臨場感の歌詞が素晴らしい。
Hey Jude :この曲を聴いていると、「大丈夫だよ!頑張って!」と本当に言われているような気持ちになってホッとします。元々は両親の離婚で元気をなくしていたジョンの第一子ジュリアンを励まそうとしてポール・マッカートニーというひとの優しさ、大きさが胸に沁みます。
Across The Universe :冒頭の歌詞そのままに言葉が次々と溢れ出るように繋がっていく様は圧巻。声に出して、口ずさむと英語を発音する悦びを強く感じられる。沢山のバージョンがあるが、アンソロジーに収録されたバージョンにおいてこそそのテイストが一番味わえるだろう。 だが、Let It Beバージョンのあのたどたどしい感じにも溢れ出るインスピレーションを必死に詩として、歌としてこの世界に繋ぎ止めようとする詩人の 姿が感じられ、魅力的。ジョン・レノンは死なない。世界は今でも彼の言葉であふれているから。
Something:楽曲としてのバランスの良さ、仕上がりが驚異的。ギターのフレーズ、ベースのフレーズ、ドラムのフレーズ、そのすべてが見事に「当たり」であり、歌メロ、楽曲構成にもスキが見当たらない。 歌詞はウザいとも、理解できるともどちらの立場にも立ちうる。 僕らが人を好きになったとき、「そこに愛はあんのかいそれは愛なのかい」なんて訊かれても余程の嘘つきか バカじゃなければ「もちろん」とは答えられないと思う。これは卑怯ではなく、正直なだけだ。でも、君にひかれ、君と共にいたいと思う気持ちに嘘はない。この気持ちはもう愛と呼んでも良いのではないだろうか。
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