今日は、熊本県北に位置するわが古里湯の町 山鹿(やまが)にある
素敵なカフェをご紹介します! その名も
“ いつものごはん カフェ ji-u (じう) ” さんです。
と、その前にこのお店がある豊前街道は
以前こんな記事でも書いています。
よかったら覗いて見てくださいまし。('-^*)/
現在は、惣門地区と呼ばれている一帯です。
古くから阿蘇の伏流水の湧く同地域一帯は
かつては米どころとして栄えたところで
この肥後米は菊池川で運ばれ米を降ろす際の川からの入口が
「惣門」です。
今なお酒蔵、味噌蔵など、米関係の商家が立並び
昔懐かしい風情を醸し出しています。
その惣門の近くの菊池川であったイベントで
こんな記事も過去書いています。
おヒマな方は覗いてみてくださいまし。(*^.^*)
★光専寺
ここは、30数年前、ボクが高校生のころ部活の
夏休み合宿をしたお寺です。
当時が懐かしく思い出されます。
その光専寺のすぐ近くに今日紹介するカフェはあります!
やっと・・・
ずいぶん遠回りしてスミマセン((^^))。
これまた渋い店構えでしょ。
通りすがりではちょっと入りにくい雰囲気。
というかその前に何屋さんか分からない?(ーー;)
でもちゃんと可愛らしい看板は出ていますから。
(正面から撮っているので見えませんが、暖簾の左上に・・・)
建物は江戸宝暦からこの地にある
もとは造り酒屋を営まれていた「米蔵」です。
築250年以上の長い年月を刻んだ姿に圧倒されます。
そして、しっとりした「蔵」独特の空気が漂ってきます。
これがまたいいんですよ。
居心地を良くするんです。
店内には小さいテーブルが3つだけ。
それも昔の足踏みミシン台をリメイクしたテーブルだったり・・・。
この日も2組みのお客さまですでに一杯です。
作家さんのいろんな小物類などが並んでいます。
ボクはカウンターに所狭しと並べられていた手造りのジャムを
わざわざオーナーが片付けてくれて
そこに座らせていただきました。(*゚ー゚)ゞ
こちらのお店は
女性オーナーが調理から接客までお一人で切り盛りされています
。他にもエネルギッシュにいろいろ活動されている様子。
なおかつ、いろいろ手作りのものを販売されていますが
中でも「生姜シロップ」は有名です。
このお店のコンセプトは “いつものごはん”
ハレの食事、特別な食事なんかじゃなくて、普段食べる
あたりまえのごはん!
地元でつくる素材で、まぜごはんやコロッケ、呉汁、白和え、
季節の野菜の食事に、焼き菓子や美味しい珈琲、香りの良い紅茶など・・・。
“こころ” の コ リ がほぐれるような、そんな “いつものごはん”を出したい!
というのがオーナーのこのお店を始めた理由だとか。
いただいたランチは
“ まぜごはんと季節のいろいろ野菜おかず ”
一品一品説明してくださいました!
★このネバネバ美味しかったぁ・・・なんだっけな(・・。)ゞ
★きれいな瑞々しいトマトです
★さつまいも
最後のお茶は好きな飲み物をチョイスできます。
ボクが頂いたのは
とても美味しゅうございました。(o^-')b
ごちそうさまでした。
感謝!
これでなんとランチ¥1200です。
安いです。
他に日替おそうざい定食で¥1000もあります。
こんな普段食べる “いつものごはん” を 今、家庭でつくる
若い奥様方は少なくなったのかなぁ~ ・・・
お店の名前になっている 「ji-u (じう)」 とは
漢字で 「慈雨」 と書きます。
恵みの雨という意味です。
かわいた大地が雨を待っているように
からだやこころにじんわり沁みていくような
そんな食べ物を作ってお出したい。
という料理が好きなオーナーのおもいが伝わってくる
そんな素敵なお店です。
お近くに行かれた際は、ぜひ立ち寄ってみては
いかがでしょうか。
山鹿市山鹿下町1807
0968-41-3017
12:00~18:00(夜は要予約)
休み:火曜日+不定休
※お昼も予約がおすすめ
本日は以上です。