成長の原理
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【企業経営者必読!!】
成長が必要な理由
●人間の欲求は日々増大し、
その欲求を満たすためには、
人間は日夜努力し、
学習して心身ともに成長しなければならない。
●小さな組織のままでは、
組織の構成員である人間の増大する欲求を満たすことができない。
企業成長の原理
Ⅰ 創造・忍耐の原理(第3 章)
Ⅱ 成長限界の原理(第4 章)
Ⅲ 並列進行の原理(第5 章)
Ⅳ 条件適応の原理(第6 章)
Ⅴ 分離・再結合の原理(第7 章)
静と動(まとめ)
●成長物は生き物である。
したがって、成長物である企業は
生き物であって生命のない物体ではない。
企業が生き物である以上、
その生命を維持するために
必要な栄養源になるものを摂取し、
身の安全を守るために社会環境に
適応する術を心得ておかないといけない。
●企業の場合には、栄養源は企業の
構成員の創造性であり、
トップから末端にいたるまで全員の
脳細胞の活性度が、
企業成長の栄養源である。
その創造性がお客様の心地よさを
創り出すために発揮されたときに、
はじめて商品に付加価値がつき、
企業に利潤をもたらす。
●人間の欲求の進化が社会環境の
さまざまな変化を引き起こす。
この変化に企業を適応させていくためには、
企業そのものが静態ではなく、
動態であらねばならない。
すなわち、社長は、「条件適応の原理」と
「分離・再結合の原理」によって、
変化し続ける企業の外の条件に合わせて、
絶えず企業の内部条件を
対応させていくこと忘れてはならない。
●「自分の事業の強みはいったい何か」、
「自分の会社は何をしようとしているのか」を
是非ともはっきりさせた上で、成長の原理の適応を考えていく。
自分の企業の「宝物」を脇において、
ヨソのどうでもよいガラクタに
手を出してウロウロしていてはダメ。
●自己実現の欲求段階に入っているので、
商品開発をこれまで以上にスピードアップする必要がある。
絶えず、世の中の情報をナマの状態で
採る態度と仕組みが大切。
インターフェイス創造論を身につける必要がある。
●世の中の変化が進んでいるのに、
古い経営概念や手法にこだわって、
新しい環境に対応しようとすると、
条件適応原理に反するので成長できない。
求められているものは、「非線形思考」
であり「デタラメ度」である。
●脳細胞を活性化しやすくするため、
企業の雰囲気を、あたたかく明るいものにする必要がある。
●世の中が大きく変わると
企業も大きな変革が必要となる。
絶えずナマの情報を収集するクセをつけて大局観を養い、
①企業を成長させるという信念、
②世の中の流れを読み取る直観力と洞察、
③実施する決断力、
が必要な能力となる。
●簡単には成長しない。
命がけで、企業の成長に執念を燃やすこと。
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仕事の思想1 田坂広志
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・『思想』とは
現実に流されないための錨である。
・『成長』とは
決して失われることのない仕事の報酬である。
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仕事のが面白くなってきたと感じるとき。
始めは分からなかった仕事のおもしろさや、
できないことができるようになる喜びを感じるのがこの時。
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・仕事の報酬は仕事である。
能力が身に付き、新しいプロジェクトにチャレンジ。
腕を磨いたことで新しい仕事が舞い込み、充実した毎日へと深みを増す。
↓
・仕事の報酬は成長である。
人間としての成長へとステップする。
仕事を通じて人間としての成長をしいていく。
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『現実に流されないための錨』
思想がなくても働く事はできるが、
この先、どの流れになるのか
三つの原点に基づく『思想』がとても大事である
