ビジネス書コンシェルジュ -27ページ目

成長の原理

成長の原理/上原 春男
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【企業経営者必読!!】



成長が必要な理由


●人間の欲求は日々増大し、

その欲求を満たすためには、

人間は日夜努力し、

学習して心身ともに成長しなければならない。


●小さな組織のままでは、

組織の構成員である人間の増大する欲求を満たすことができない。

企業成長の原理
Ⅰ 創造・忍耐の原理(第3 章)

Ⅱ 成長限界の原理(第4 章)

Ⅲ 並列進行の原理(第5 章)

Ⅳ 条件適応の原理(第6 章)

Ⅴ 分離・再結合の原理(第7 章)


静と動(まとめ)
●成長物は生き物である。

したがって、成長物である企業は

生き物であって生命のない物体ではない。


企業が生き物である以上、

その生命を維持するために

必要な栄養源になるものを摂取し、

身の安全を守るために社会環境に

適応する術を心得ておかないといけない。




●企業の場合には、栄養源は企業の

構成員の創造性であり、

トップから末端にいたるまで全員の

脳細胞の活性度が、

企業成長の栄養源である。


その創造性がお客様の心地よさを

創り出すために発揮されたときに、

はじめて商品に付加価値がつき、

企業に利潤をもたらす。



●人間の欲求の進化が社会環境の

さまざまな変化を引き起こす。


この変化に企業を適応させていくためには、

企業そのものが静態ではなく、

動態であらねばならない。



すなわち、社長は、「条件適応の原理」と

「分離・再結合の原理」によって、

変化し続ける企業の外の条件に合わせて、

絶えず企業の内部条件を

対応させていくこと忘れてはならない。



●「自分の事業の強みはいったい何か」、

「自分の会社は何をしようとしているのか」を

是非ともはっきりさせた上で、成長の原理の適応を考えていく。


自分の企業の「宝物」を脇において、
ヨソのどうでもよいガラクタに

手を出してウロウロしていてはダメ。



●自己実現の欲求段階に入っているので、

商品開発をこれまで以上にスピードアップする必要がある。


絶えず、世の中の情報をナマの状態で

採る態度と仕組みが大切。

インターフェイス創造論を身につける必要がある。



●世の中の変化が進んでいるのに、

古い経営概念や手法にこだわって、

新しい環境に対応しようとすると、

条件適応原理に反するので成長できない。

求められているものは、「非線形思考」

であり「デタラメ度」である。


●脳細胞を活性化しやすくするため、

企業の雰囲気を、あたたかく明るいものにする必要がある。



●世の中が大きく変わると

企業も大きな変革が必要となる。

絶えずナマの情報を収集するクセをつけて大局観を養い、


①企業を成長させるという信念、

②世の中の流れを読み取る直観力と洞察、

③実施する決断力、

が必要な能力となる。



●簡単には成長しない。

命がけで、企業の成長に執念を燃やすこと。




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仕事の思想1 田坂広志

仕事の思想―なぜ我々は働くのか (PHP文庫)/田坂 広志
 
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・『思想』とは

現実に流されないための錨である。


・『成長』とは

決して失われることのない仕事の報酬である。


・『目標』とは

成長していくための最高の方法である。


・『顧客』とは

心の姿勢を映し出す鏡である。


・『共感』とは

相手の真実を感じ取る力量である。




【ピックアップ】

『成長』とは

<決して失われることのない仕事の報酬>




・仕事の報酬は給料である。
 社会に出た当初の喜びは給料をもらうことである。
 生活やお金を稼ぐ社会人としての実感を感じる。




・仕事の報酬は能力である。
 仕事のが面白くなってきたと感じるとき。
 始めは分からなかった仕事のおもしろさや、
 できないことができるようになる喜びを感じるのがこの時。



・仕事の報酬は仕事である。
 能力が身に付き、新しいプロジェクトにチャレンジ。
 腕を磨いたことで新しい仕事が舞い込み、充実した毎日へと深みを増す。




・仕事の報酬は成長である。
 人間としての成長へとステップする。
 仕事を通じて人間としての成長をしいていく。







なぜ、働くのか? 田坂広志

なぜ、働くのか―生死を見据えた『仕事の思想』 (PHP文庫)/田坂 広志
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思想とは

『現実に流されないための錨』





思想がなくても働く事はできるが、

忙しさや作業に追われ

いつの間にかなんのために働いているかが

わからなくなるのが一般的な現代。



流されないための錨として思想が必要である。





人はなぜ働くのか?
現代において、飯を食うためでは

あまりに寂しすぎるではないか。




●死生の深さ『死生観』
明日死ぬかも知れない人生の中で、

自分の命を何に使うか(使命)

●世界の広さ『世界観』
日本に生まれただけでラッキー

世の中には今も飢餓でなくなる国がある

●歴史の流れ『歴史観』
宇宙の歴史、生命の歴史の中で、


この先、どの流れになるのか




三つの原点に基づく『思想』がとても大事である!!



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