7月の愛馬の競争成績
7月の全日程も終わりました。
7月の成績は18戦2勝
何とか2勝できましたが
その反面
ただ、まだまだ活躍が期待できた
バーデンヴァイラー、エルサビオ、ルージュカルミアの引退もありました。
地方から中央に復帰板レイレフアが結果を出すことが出来ず
再び地方へ転籍。
また、キズナ産駒の牡馬でこの世代の期待馬だったストロングタイズが
現状だと未勝利戦がある内での出走は厳しいとの理由で
中央再登録の資格を得ることを目標に、当競走馬ファンドを継続したまま
一旦地方競馬へ転籍させることになりました。
チーム・J・BOYとしてはかなりの戦力ダウンになりますが
8月も中央、地方のそれぞれで重賞挑戦が予定されており
この酷暑を跳ね返すような勝利を期待したいと思います。
7/28の愛馬の競争結果
7/28(日)
ブルクトーア (キャロット) 父:サクソンウォリア―×エルヴァスⅡ
札幌5R・2歳新馬戦・芝1800mに鮫島克駿騎手で出走。6着
「テンションの高いところがあるので、パドックから2人曳きしてもらったり、返し馬でも前に馬を置いてゆっくり走らせたりと
工夫をして、いい精神状態でレースに臨めました。スタートも良かったので、勝ち馬を見ながらいいポジションで
運べていたのですが、向こう正面で急に左に張りだしてしまって…。
このぐらいのペースでしんどくなるような素質の馬じゃないですし、調教の走りとはまったく違っていたので
どうしてだろうと思ったのですが、ゴール後鼻出血ということでした。かなりの能力を秘めた馬と思っていましたが、
このような結果になり申し訳ありませんでした」(鮫島駿騎手)
「調教ではあそこまで左に張るようなところは見せていなかったので、初めての実戦でちょっと幼さが出たのかと
思ったのですが、上がってきたところ鼻出血が確認されました。非常に期待している馬だけに残念ですし、
本当に申し訳なく思います。まだ若い馬ですから、しっかり間を空けて立て直したいと思います」(長谷川師)
調教では抑えきれないほどの手応えでいい動きを見せていたのですが、今日は鼻出血の影響で早々に脚色が
鈍ってしまいました。敗因ははっきりしていますし、まだ2歳の夏と先のある馬ですから、しっかり時間を
取って立て直してから能力を発揮してもらいたいと思います。
「競馬場の診療所で内視鏡検査を行ったところ、肺からの出血ではなく、外傷性の鼻出血という診断が出ました。
レース中にどこかぶつけた感じはないのですが、石などが飛んできて出血につながった可能性があるとのことです。
肺からの出血ではなかったことは幸いでしたが、走りに影響がなかったわけではありませんし、
いったん放牧の方向で考えていきます」(長谷川師)
追いきりの状態も良く、スピードのないサクソンウォリア―産駒には
洋芝の札幌が合っていると思い、デビュー勝ちも期待したのですが・・・
レース中に石などが飛んできて鼻に当たったためか鼻出血を発症していたようで
そのことも今回に敗因の一つだったのかも知れません。
もう一度 しっかり立て直して戻ってきて欲しいと思います。
アルジーヌ (ロード) 父:ロードカナロア×キャトルフィーユ
札幌11R・クイーンS・GⅢ・芝1800mに藤岡佑介騎手で出走。3着
中内田調教師
「ジョッキーは『小倉で勝った時よりも走りのバランスが良くなり、イメージ通りの位置を取れた』と振り返りました。
序盤から積極的に運び、勝つならあの形かな・・・と思っていた進め方。ペースアップの際に一瞬置かれたものの、
上手く挽回して力を発揮できたと思います。このクラスでも十分に通用する力を証明。
得意ではない馬場で頑張り、先々が更に楽しみになりました」
母キャトルフィーユとの母娘制覇を期待したのですが
結果は悔しい3着でした。
藤岡佑介騎手も完璧だったと思いますが
勝ち馬、2着馬とは共に4kgの斤量差が結果に繋がったと思うので
初の重賞挑戦で能力の高さを証明してくれたと思います。
この先、どこかで重賞制覇も期待できる内容だったと思います。
☆祝☆ルージュカエラ~直線突き抜け初勝利~
7/26(土)
ルージュカエラ (東サラ) 父:レイデオロ×レッツサッチャー
新潟4R・3歳未勝利戦・芝1800mにC・ルメール騎手で出走。優勝
C.ルメール騎手
「アリガトウゴザイマス!前回は直線で不利があってアンラッキーな競馬でしたから、今回はスムーズに運べれば…と思っていたのですが、イメージ通りの競馬ができましたし、直線でもジワジワ脚を使ってそのまま押し切ってくれました。
距離はまったく問題ありません。ただ、道中はずっと促しながらだったので、馬よりもワタシのスタミナが切れちゃいました。勝てて良かったです」
加藤征弘調教師
「出資会員の皆様、本当におめでとうございました。今週の競馬を使うかどうかは正直なところ迷ったのですが、
コンディションに関してはいつでもゴーサインを出せる状態でしたし、何よりトップジョッキーを確保できたのが
一番の決め手になりました。吉と出て良かったです。今回はスタートが決まったのと、
道中もうまく流れに乗ってスムーズな競馬ができたのが勝因でしょう。開幕週で前が止まらない馬場だったことを思えば
理想的なポジションで、ジョッキーが完璧にエスコートしてくれました。前回は直線で不利があって不完全燃焼の競馬だっただけに、スムーズにさえ運べれば勝ち負けになると思っていましたから、そういう意味では順当勝ちだったと思います。
この後は山元トレセンへ放牧に出して英気を養い、秋の東京開催あたりで復帰できればと考えています。
まずはゆっくり休んで欲しいですね。今日はありがとうございました」
前走は直線に不利があり勝ち星を逃がしてしまいましたが
今回は未勝利脱出を賭け鞍上にC・ルメール騎手を配し
万全の態勢で挑んだので ここで勝ててホッとしました。
レイデオロ産駒、特に牝馬はここまで期待外れの感があり
今回のカエラの勝利がおそらく ようやく4頭目ではないでしょうか。
ただ、私が出資した21年産(現3歳)のレイデオロ産駒は3頭。
その3頭が全て勝ち上がってくれましたので相性は良いのかも知れません。
そのうち大物も出現すると期待していますので
この仔にも頑張って欲しいと思います。
ホルトバージ (YGG)父:キンシャサノキセキ×母:プレインズウーマン
新潟8R・3歳上1勝C・D1800mに西塚洸二騎手で出走。2着
寺島調教師
「良い競馬をしてくれたと思います。ヒヤシンスステークスの時のメンバーを考えればそれなりにやれるだろうとは
思っていましたが良く頑張ってくれたと思います。スタート後は思ったよりポジションが下がってしまったんですけど、
向こう正面で良い所につけて3、4コーナーはスッと上がって来れたので、
新潟でなかなかこういう競馬で上位に来れないので内容のある良い競馬だったと思います。
今日の芝の時計は速かったのでダートを使って良かったと思います。芝の時計勝負になると厳しい所はあるので、
その辺は引き続き二刀流の形で良いかなと思います。ジョッキーは返し馬で少し硬さがあるかなと話していたようですが、芝とダートの感触の違いもありますので戻ってきてからの状態を見て次走はどうするか決めたいと思います」
西塚騎手
「道中は落ち着いていた分、終いに脚を使ってくれましたし、競馬自体は凄く良かったと思います。ダートもこなせてしまうので、芝とダートどちらが良いかは言い難いですね。芝なら開催後半の荒れている馬場の方が良いと思いますし、
ダートなら今日くらいの乾きめの馬場が良いと思います。このクラスならどちらでも対応してくれますし、
馬自身相手なりに走っているところがあると思うので、このクラスで勝って上のクラスになった時も、
同じような競馬になるのかなと思います。今日は最後まで脚を使えていましたし、
唯一後方からの競馬で差して来ていたので、素質の高さや能力の高さは感じます。申し訳ないです」
前走は芝の2000mで2着、今回は久々にダートを使いましたが
最後の脚はなかなかなものだっと思います。
現時点ではコースや相手関係、馬場状態を見ながら寺島調教師が
上手くレース選択をしてくれているのは嬉しいですね。
次走どこを使うのか楽しみです。
サクセッション (キャロット) 父:キングカメハメハ×アディクティド
新潟9R・新潟ジャンプS・JGⅢ・芝3250mに石神深一騎手で出走。2着
「連覇を狙って挑んだレースでしたが、僅かに勝ち馬を捉えることができませんでした。申し訳ありません。
噛むところがあるので道中はリズム重視で進めましたが、昨年のようにペースが流れていたわけではないので、
前も脚が止まりませんでした。もう少し早めに動くことも考えましたが、リズムを崩すことは避けたかったので動かしていけませんでした。ただ、今日のように注意して走れればノーミスに近い形で回って来れますね。さすがに前回の京都は参考外だと思うので、走り次第では新潟以外でも頑張れるはずです」(石神一騎手)
「着差が僅かなだけに悔しいですね。良い結果とならず、本当に申し訳ありませんでした。
サクセッションも良い脚を使いましたが、勝った馬の鞍上が上手く運んでいましたね。昨年は前が競り合う形でしたから、
展開的にも厳しかったです。前回のことがあったので、鞍上はリズム重視で上手く騎乗してくれたように思います。
全く衰えた感じはありませんから、また重賞でタイトルを掴めるように今後も取り組んでいきたいですね。
この後はレース後の様子をしっかり見てから判断しようと思います」(国枝師)
得意の新潟で1番人気に推され連覇を期待したのですが
馬のリズムを重視して乗ったため後方での位置取りになってしまい
流れが向かなかった事もあり最後に追い込んできましたが
僅かに届きませんでした。
悔しいですが、また次を期待したいと思います。
トライフォーリアル(シルク)父リアルインパクト×母:エンプレスティアラ
新潟9R・新潟ジャンプS・JGⅢ・芝3250mに五十嵐雄裕騎手で出走。6着
五十嵐雄祐騎手
「どこかで内に潜り込めればと思っていたのですが、そこまで流れが速くなかったこともありその隙も無く、
ずっと外々を通らされる格好となりました。そこは大外枠に入ってしまったことが悪い方に向いてしまったのかなと思いますが、道中はこの馬のリズムで走ることが出来ましたし、飛越そのものも無難にこなしてくれたと思います。
ただ、勝負どころで周りがスピードアップした際にこちらも一緒に上がって行きたかったものの、モタモタして上手く付いて行くことが出来なかったのが勿体なかったですね。直線ではジワジワと脚を伸ばして巻き返してくれているのですが、
上位とはそこの器用さの差が出てしまった印象です。重賞となると相手関係も厳しくなって一筋縄ではいかないものの、
上手く流れが向けば上位に食い込むことも出来るのかなと感じます」
掲示板を外してしまいましたがこの馬なりに一生懸命走ってくれています。
重賞での勝利となるとなかなか厳しいかも知れませんが
ケガをせず、元気に走ってくれるだけでも褒めてあげたいと思います。