棒寒天とニラの酢のもの
恥ずかしながら棒寒天って、今まではあまり使うことがなかったのですが……。
先日ご縁があって出演させていただいたイベントで、もどさず使える“そのまんま寒天”という商品と出会って以来、棒寒天の魅力にすっかり取りつかれています。
そのまんま寒天は、その名の通り。サッと洗うくらいでもどさずそのまま使えるのですが、普通の棒寒天でも適当にちぎって数分水に浸せばすぐに使用可能。酢のものやサラダに和えものに。何にでも使ってシャキシャキの食感を楽しんでいます。
栄養はあまりなさそうに思いますが、食物繊維の含有量がすごくて、寒天100g中80.9gもの食物繊維を含み、あらゆる食品のうちでもトップクラス。デトックスにとてもいいのが素敵です。
今日ご紹介するのは小口切りのニラと合わせ、熱々に熱したポン酢をジュッとかけるだけの簡単レシピ。ニラを少ししっとりさせたいからですが、ほかの野菜と合わせるなら、冷たいまま和えてもOKです。
作り方はいたって簡単、寒天酢のものレシピをどうぞ。
☆材料:1人分☆
棒寒天 5㎝分くらい(適当にちぎり、ボウルに張った水に数分浸して戻す)
ニラ 1~2本(小口切り)
ポン酢 大さじ1と1/2(または酒、酢、しょうゆを各大さじ1/2)
1
棒寒天の水気をギュッと絞ってボウルに入れ、ニラと和えます。
2
小鍋でひと煮立ちさせたポン酢を1にジュッと回しかけ、全体に味を馴染ませます。
出来ました。寒天の量は食べたいだけ、ニラも苦手でなければたっぷりと。量を増やしたらその分ポン酢を増やします。
寒天はとっても低カロリーだから、たくさん食べても安心なのもいいですね。
ポン酢だとちょっと甘すぎるという方は、酒、しょうゆ、酢を同率で割った三杯酢でも。その場合も煮立ててからかけるとニラがほどよくしんなりします。
コリコリおいしく低カロリー、繊維もたっぷり。棒寒天、あまり馴染みがないという方もぜひぜひ使ってみてくださいね。
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新刊本が発売になりました。
新刊本が発売になりました。タイトルは『作る人のための ベジタリアン・パーフェクト・ブック』。
タイトルに『作る人のための』とありますが、作る人とは飲食店や給食事業、中食など、食を提供する側の方のことを差しています。
そう。今度の本は食を提供する側の方、つまりプロに向けての本なのです。
ベジタリアン・パーフェクト・ブックとあるように、これ一冊あればベジタリアンの食事のことがすべてわかり、お店にベジタリアンのお客様がきたときにもスムーズに対応でき、また、ベジタリアンメニューを導入しようとしたときもメニュー開発の助けになる──。いわばベジタリアンレシピの教科書とも言うべき一冊です。
具体的な内容は、モノクロページではベジタリアンの食事についての説明やベジタリアンの種類の説明、ケーススタディとしてベジタリアンメニューを導入している店舗の方へのインタビューなどを掲載。
カラーページでは実際に提供するときの役に立つよう、大豆ミートやテンペ、豆乳など、ベジタリアンメニューを作るのに助かる素材の扱い方や、それらを使ったレシピをしっかりと紹介しています。もちろん豆腐、豆製品、そして野菜、身近で手に入りやすい素材で構成するベジタリアンメニューも取り上げています。
そのほか、現在お店などで展開しているメニューをちょっとアレンジすることで、簡単にベジタリアン対応できるアイディアやテクニック集、ベジタリアン食材の購入先や情報の収集先のイエローページなど、食を提供する方に役立つ情報がギッシリと詰まっています。
オリンピックに向けて、たくさんの国の様々な食習慣を持った方が日本を訪れます。
ベジタリアン対応を考えておられるプロの方、ぜひぜひこの本を参考になさってくださいね。こちらで確認なさってくださいね。
このブログの7年半の集大成が一冊にまとまりました!
ブログを始めてからこれまでのベストレシピを集めた本が発売になりました。題して野菜のごはん ベストレシピ197。
ブログ初期の頃のつたないレシピが恥ずかしく、レシピは徹底的に見直し、作り直して味も確かめました。
ベスト197と銘打ってますが、判断基準は作ってくださった方の数。人気レシピはたくさんの“作ったよ”報告をいただいていますが、その多かった順にランキングを決めさせていただきました。
白菜の生姜焼きやとうふアイス、茄子バーグなどの懐かしレシピから、最近の私のお気に入りレシピまで。もうすぐ発売。みなさんからいただいたコメントも掲載させていただきました。書店で見かけたらぜひ手に取ってご覧くださいね。アマゾンはこちらです。
和食の本、おかげさまで好調です!
野菜を和で食べるレシピ発売中です。今回レシピもかなりがんばりました。よく売れていると聞き、ほっとしています。手にとってくださった皆さん、ありがとうございます!
わが家は大の和食党。家族全員ごはんと和風のおかずが大好きです。
すし、刺身、焼き魚など、魚料理が有名な和食ですが、考えてみると和食の基本は野菜料理。特に家庭でのおそうざいは煮っころがしやおひたし、野菜たっぷりの汁もの、精進揚げや野菜の炊き合わせなど、家庭料理は野菜なしには成り立ちません。
そこで今回のテーマは野菜の和食。紹介するレシピはだしを含めて植物性100%。かつおだしさえ使っていないので、精進料理とも言えるのかもしれませんが……。
私のレシピですから毎日チャチャッと作れる簡単なものばかり。
毎日のおかずに大活躍する定番レシピから、アボカドの和えものや豆乳だれの焼きなすなど居酒屋風、いま風の和食も。ちょっとしたひと手間で仕上がりがグーッとおいしくなる、野菜料理のコツもたくさん盛り込みました。ぜひぜひチェックなさってくださいね。
とうふと野菜のレシピ本、好評発売中です。
最新刊とうふと野菜だけレシピの主役はとうふ。そのとうふと野菜を組み合わせたレシピをたくさん紹介しています。
とうふに刻んだ野菜や味付けした野菜をのっけただけのお手軽やっこアレンジから始まって、人気メニューのおとうふバーグやとうふステーキ、チャンプルーやとうふサラダ。さらにとうふを肉がわりにつかったとうふ餃子やとうふのミートソース風、とうふオムレツのオムライスまで。誰もが大好きなおとうふを食べ尽くすレシピ集です。
買ってきてすぐに食べられるのが魅力のおとうふだから、もちろんレシピはいずれもカンタン。しかもごはんものや麺類にいたるまで300kcal以内と、低カロリーを実現できたのもヘルシー素材のとうふならでは。
いつものように植物性100%のレシピですが、とうふと野菜の組み合わせなら、タンパク質とビタミン、ミネラルが一緒にとれるのがスバラシイ。栄養的にもパーフェクト! ぜひぜひチェックなさってくださいね。
うちのあさごはん。
今朝も撮ったのですが……。うまく撮れず。金時豆と豆腐、スナップエンドウのチャンプルー、もやしの熱々サラダ、新玉ねぎのスープでした。
今日の渋谷は晴天です。今日もいい日になりますように。
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2008年3月~2009年10月
2009年10月~2012年1月
2012年2月~