大豆ミートの肉じゃが風 | vege dining 野菜のごはんPowered by Ameba

大豆ミートの肉じゃが風


 先日のこと。料理教室で「大豆ミートをご存じの方~」と尋ねたところ、ほとんどの方が「はーい!」と手を上げてくださったのに驚きました。
 ちょっと前まで特殊な素材かと思っていましたが……。私のレッスンにお越しの方だからということもあるでしょうが、ずいぶん浸透してきたのですね。
 トップの画像は、薄切り肉タイプの大豆ミートをつかった肉じゃが風。大豆ミートを戻したあとは、ふつうの肉じゃがと作り方はかわりません。
 大豆ミートの戻し方は、水に浸して戻すのが基本ですが、急いでいる時は茹でて戻しても。
 それを肉と同じように扱えばOKです。
 肉じゃがならば、油を熱して大豆ミートをしっかり炒め、じゃがいもと炒め合わせてだしを注ぎ、じゃがいもが柔らかくなったらしょうゆやみりんで味をつければOK。
 肉じゃがと同じく薄切りの玉ねぎなどを入れてもいいし、写真のようにえのきだけを入れるのもおすすめ。えのきのとろりとした食感のおかげで、大豆ミートがしっとりと仕上がるのです。
 肉と違って脂っ気がないから、最初に炒めるときに油を少し多めに使うのもコツです。
 薄切り肉タイプのものを見かけたらぜひお試しくださいね。

新刊本が発売になりました。

 新刊本が発売になりました。タイトルは『作る人のための ベジタリアン・パーフェクト・ブック』
 タイトルに『作る人のための』とありますが、作る人とは飲食店や給食事業、中食など、食を提供する側の方のことを差しています。
 そう。今度の本は食を提供する側の方、つまりプロに向けての本なのです。
 ベジタリアン・パーフェクト・ブックとあるように、これ一冊あればベジタリアンの食事のことがすべてわかり、お店にベジタリアンのお客様がきたときにもスムーズに対応でき、また、ベジタリアンメニューを導入しようとしたときもメニュー開発の助けになる──。いわばベジタリアンレシピの教科書とも言うべき一冊です。
 具体的な内容は、モノクロページではベジタリアンの食事についての説明やベジタリアンの種類の説明、ケーススタディとしてベジタリアンメニューを導入している店舗の方へのインタビューなどを掲載。
 カラーページでは実際に提供するときの役に立つよう、大豆ミートやテンペ、豆乳など、ベジタリアンメニューを作るのに助かる素材の扱い方や、それらを使ったレシピをしっかりと紹介しています。もちろん豆腐、豆製品、そして野菜、身近で手に入りやすい素材で構成するベジタリアンメニューも取り上げています。
 そのほか、現在お店などで展開しているメニューをちょっとアレンジすることで、簡単にベジタリアン対応できるアイディアやテクニック集、ベジタリアン食材の購入先や情報の収集先のイエローページなど、食を提供する方に役立つ情報がギッシリと詰まっています。
 オリンピックに向けて、たくさんの国の様々な食習慣を持った方が日本を訪れます。
 ベジタリアン対応を考えておられるプロの方、ぜひぜひこの本を参考になさってくださいね。こちらで確認なさってくださいね。



 スタジオでのレッスン情報やメディアでの掲載、出演情報、プロデュース商品のお知らせなどは随時こちらでご紹介しています。

このブログの7年半の集大成が一冊にまとまりました!

 ブログを始めてからこれまでのベストレシピを集めた本が発売になりました。題して野菜のごはん ベストレシピ197
 ブログ初期の頃のつたないレシピが恥ずかしく、レシピは徹底的に見直し、作り直して味も確かめました。
 ベスト197と銘打ってますが、判断基準は作ってくださった方の数。人気レシピはたくさんの“作ったよ”報告をいただいていますが、その多かった順にランキングを決めさせていただきました。
 白菜の生姜焼きやとうふアイス、茄子バーグなどの懐かしレシピから、最近の私のお気に入りレシピまで。もうすぐ発売。みなさんからいただいたコメントも掲載させていただきました。書店で見かけたらぜひ手に取ってご覧くださいね。アマゾンはこちらです。

和食の本、おかげさまで好調です!

 野菜を和で食べるレシピ発売中です。今回レシピもかなりがんばりました。よく売れていると聞き、ほっとしています。手にとってくださった皆さん、ありがとうございます!

 わが家は大の和食党。家族全員ごはんと和風のおかずが大好きです。
 すし、刺身、焼き魚など、魚料理が有名な和食ですが、考えてみると和食の基本は野菜料理。特に家庭でのおそうざいは煮っころがしやおひたし、野菜たっぷりの汁もの、精進揚げや野菜の炊き合わせなど、家庭料理は野菜なしには成り立ちません。
 そこで今回のテーマは野菜の和食。紹介するレシピはだしを含めて植物性100%。かつおだしさえ使っていないので、精進料理とも言えるのかもしれませんが……。
 私のレシピですから毎日チャチャッと作れる簡単なものばかり。
 毎日のおかずに大活躍する定番レシピから、アボカドの和えものや豆乳だれの焼きなすなど居酒屋風、いま風の和食も。ちょっとしたひと手間で仕上がりがグーッとおいしくなる、野菜料理のコツもたくさん盛り込みました。ぜひぜひチェックなさってくださいね。

とうふと野菜のレシピ本、好評発売中です。

 最新刊とうふと野菜だけレシピの主役はとうふ。そのとうふと野菜を組み合わせたレシピをたくさん紹介しています。
 とうふに刻んだ野菜や味付けした野菜をのっけただけのお手軽やっこアレンジから始まって、人気メニューのおとうふバーグやとうふステーキ、チャンプルーやとうふサラダ。さらにとうふを肉がわりにつかったとうふ餃子やとうふのミートソース風、とうふオムレツのオムライスまで。誰もが大好きなおとうふを食べ尽くすレシピ集です。
 買ってきてすぐに食べられるのが魅力のおとうふだから、もちろんレシピはいずれもカンタン。しかもごはんものや麺類にいたるまで300kcal以内と、低カロリーを実現できたのもヘルシー素材のとうふならでは。
 いつものように植物性100%のレシピですが、とうふと野菜の組み合わせなら、タンパク質とビタミン、ミネラルが一緒にとれるのがスバラシイ。栄養的にもパーフェクト! ぜひぜひチェックなさってくださいね。


あさごはん画像は今朝はなし。撮り忘れました。納豆、いつもの大根、かぼちゃみそ汁、でした。


 もう夕方です。夕方ビールが楽しみです。




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2012年2月~