にんじんと切り干しの酒塩そうめんチャンプルー | vege dining 野菜のごはんPowered by Ameba

にんじんと切り干しの酒塩そうめんチャンプルー


 今日から平常通りの生活に戻る方もきっと多いと思います。私もそうです。
 2日から2泊で実家に帰省しましたが、昨日東京に戻り、本日からお仕事。出かける用事は午後一本あるだけですが、年明けまでの約束のアレやコレやが終わってないので……。やや焦り気味。
 みなさんもきっとバタバタでしょう、今年もがんばりましょうね!

 そんなこんなで料理にもあまり手をかけたくない上、ご馳走続きでお腹が疲れているかもしれませんね。
 そんなときは私は麺類。それも消化にやさしい素麺やうどんがありがたい感じです。
 2泊3日でもどった岩国があまりにも寒かったので……。体が芯から冷え切ってへたすると風邪をひいてしまいそう。
 そこで昨日のお昼は免疫力アップのために、カロテン豊富なにんじんをビックリするほどたくさん使ったそうめんチャンプルーをこしらえました。
 味付けにはこれまたたっぷりの生姜を使い、温め効果を狙い、酒と塩だけでシンプルに仕上げて胃腸の疲れをいたわりました。
 シンプルレシピですが、ひとつまみの切り干しを加えてうまみと歯ごたえをアップ。コリコリした歯ごたえと甘みがなんともいいのです。
 作り方は今年も簡単、素麺炒めのレシピをどうぞ。

☆材料:1人分☆
そうめん 1把(50g)
ごま油 適量
しょうが 1と1/2片(15g・みじん切り)
にんじん 大1/2本(80g・ごく細く切る)
切り干し大根 ひとつまみ(7g・洗ってざく切り)
a 酒 大さじ2
a 塩 小さじ1/3弱


そうめんは1分茹でてざるにあけ、冷水でぬめりを落とし、少量のごま油を全体に馴染ませます。


フライパンにごま油を熱してしょうがを炒め、香りが立ったらにんじんと切り干しを炒め合わせ、aをふってサッと炒めます。


素麺を加えてさらに炒め、全体がしっかり温まったらOK。火を止めて皿に盛りつけます。


 出来ました。
 あればかいわれなど、青みをちらすときれいです。
 そうめんはふつうは2分ほど茹でますが、チャンプルーにするときは茹で時間は半分くらい。固めに茹でるのがポイント。ふつうに茹でると炒める時どれだけ油を使っても、どうしてももったりくっついてしまいます。
 塩味をきかせるとにんじんの甘みが引き立つので、そうめんを入れる前に先に味をつけるのもコツのひとつ。思ったより少し多めに塩を入れるとにんじんがおいしくなるのですが……。料理酒だと塩が含まれていることがあるので、その場合は塩を少し控えめにして調節してくださいね。
 そうそう! 切り干しは洗って切るだけ。戻さず使います。
 炒めてる間に自然に水分を吸ってちゃんと戻りますし、戻さないほうが歯ごたえも味もよし。ぜひ切り干しは戻さずお使いくださいね。

このブログの7年半の集大成が一冊にまとまりました!

 ブログを始めてからこれまでのベストレシピを集めた本が発売になりました。題して野菜のごはん ベストレシピ197
 ブログ初期の頃のつたないレシピが恥ずかしく、レシピは徹底的に見直し、作り直して味も確かめました。
 ベスト197と銘打ってますが、判断基準は作ってくださった方の数。人気レシピはたくさんの“作ったよ”報告をいただいていますが、その多かった順にランキングを決めさせていただきました。
 白菜の生姜焼きやとうふアイス、茄子バーグなどの懐かしレシピから、最近の私のお気に入りレシピまで。もうすぐ発売。みなさんからいただいたコメントも掲載させていただきました。書店で見かけたらぜひ手に取ってご覧くださいね。アマゾンはこちらです。

和食の本、おかげさまで好調です!

 野菜を和で食べるレシピ発売中です。今回レシピもかなりがんばりました。よく売れていると聞き、ほっとしています。手にとってくださった皆さん、ありがとうございます!

 わが家は大の和食党。家族全員ごはんと和風のおかずが大好きです。
 すし、刺身、焼き魚など、魚料理が有名な和食ですが、考えてみると和食の基本は野菜料理。特に家庭でのおそうざいは煮っころがしやおひたし、野菜たっぷりの汁もの、精進揚げや野菜の炊き合わせなど、家庭料理は野菜なしには成り立ちません。
 そこで今回のテーマは野菜の和食。紹介するレシピはだしを含めて植物性100%。かつおだしさえ使っていないので、精進料理とも言えるのかもしれませんが……。
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 毎日のおかずに大活躍する定番レシピから、アボカドの和えものや豆乳だれの焼きなすなど居酒屋風、いま風の和食も。ちょっとしたひと手間で仕上がりがグーッとおいしくなる、野菜料理のコツもたくさん盛り込みました。ぜひぜひチェックなさってくださいね。

とうふと野菜のレシピ本、好評発売中です。

 最新刊とうふと野菜だけレシピの主役はとうふ。そのとうふと野菜を組み合わせたレシピをたくさん紹介しています。
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 買ってきてすぐに食べられるのが魅力のおとうふだから、もちろんレシピはいずれもカンタン。しかもごはんものや麺類にいたるまで300kcal以内と、低カロリーを実現できたのもヘルシー素材のとうふならでは。
 いつものように植物性100%のレシピですが、とうふと野菜の組み合わせなら、タンパク質とビタミン、ミネラルが一緒にとれるのがスバラシイ。栄養的にもパーフェクト! ぜひぜひチェックなさってくださいね。

私初、ダイエットメソッド本、大好評です!

 私史上初の本格ダイエット本野菜食べ順ダイエット、おかげさまで大好評。痩せたという報告をたくさん受けていますが、ふだんから野菜中心の食事という友達まですぐに1.6㎏痩せたというからビックリ。やっぱり食べ順って大事なんですね。
 この方法で紹介するダイエットの方法はとってもカンタン、野菜を食べる順番をかえるだけ。この本では1、2、3の3ステップで野菜を食べることを提案しています。
 ステップ1は生野菜。サラダや冷やしトマト、もろきゅうなどをまずどうぞ。生野菜には食物酵素がふんだんに含まれ、しっかり補うと代謝がアップ。痩せやすい状態をつくります。
 ステップ2は温野菜。おひたし、野菜炒め、煮ものなどを食べます。これは食物繊維補充のためです。食物繊維は糖質や脂質の吸収を抑えてくれるから、その後いつもと同じように食べても痩せやすい状態に。
 そしてステップ3は汁ものやスープ。水分が食物繊維と結びつくとお腹の中でふくれ、満腹感が生まれます。さらに、温かい汁ものなら内臓がダイレクトに温まるから、消化促力がアップ、ますます痩せやすい状態になるというわけです。
 この3ステップのあとは何を食べてもOK、その後糖質たっぷりの炭水化物をとっても、油っこいメインディッシュをとってもいつもより太るリスクは下がっています。
 ガマンゼロ、ストレスゼロ、世界一カンタンで効果抜群のおいしいダイエット法というわけです。
 3品も野菜料理を準備しなくちゃならないの、と思うかもしれませんが……。コンビニやファミレス、居酒屋など、ふだん行っているお店でもできる方法も紹介しているので、外食派でもOKです!
 もちろん自炊派には、パパッと3品準備できるレシピもたっぷりと紹介しています。ぜひ書店でチェックなさってくださいね。

うちのあさごはん。
磯辺焼き、お雑煮、いつもの大根、茹でただけの黒豆とレタス、アルファルファのサラダ。
 黒豆がすっかり売り切れてしまったのですが、まだ食べたいと娘が言うもので……。ひとまず下ゆでし、今夜煮るつもり。うちのはみりんと少々のしょうゆだけで味をつける、本当に薄味の黒豆なので……。モリモリ食べられるからすぐになくなってしまいます。


 今日の渋谷は晴天です。お仕事スタート。今年もやります、がんばります!




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2008年3月~2009年10月

2009年10月~2012年1月

2012年2月~