高野豆腐のオランダ煮 | vege dining 野菜のごはんPowered by Ameba

高野豆腐のオランダ煮


 良いお年を! という挨拶をこんなに早い時期に口にしたのは初めてかも……。
 昨日の料理教室はおそらく今年最後とあって、ご参加の方への最後の挨拶は「よいお年を」でした。一年早いものですね。
 と、気の早い話はともかくとして……。
 昨日の教室で大好評だった一品をご紹介します。
 昨日の教室は『かんぶつを使って ダシなしでキチンとおいしい和食』がテーマ。このオランダ煮は揚げた高野豆腐を煮込んでつくるボリュームもしっかりあるおかずなのですが……。ダシなしではおいしくできないと思いがちなところ、具材に切り干し大根をあわせ、うまみたっぷりに仕上げています。
 切り干しから甘みが出るから、砂糖やみりんも使いません。
 和食というと砂糖を案外たくさん使うレシピが多いのですが、こちらの本でもそうですが、私のレシピでは野菜の甘みを生かしたいから、それこそ乾物でうまみを出したり、甘みをつけるにしても酒やみりんを少々使う程度で砂糖は使わないのです。
 オランダ煮も砂糖なしですが、「十分甘~い。ふんわりおいしい!」と大好評。地味なレシピではあるのですが、ぜひお試しださいね。
 作り方はいたって簡単、高野の煮もののレシピをどうぞ。

☆材料:2人分☆
高野豆腐 1枚
片栗粉 適量
油 適量
a 水 175㎖
a 酒、しょうゆ、みりん 各小さじ2
a しょうが 1/2片(細切り)
切り干し大根 8g(洗ってざく切り)
小松菜 75g(茹でて食べやすく切る)


高野豆腐はもどして水気を絞り、2等分してからさらに斜め半分に切ります。


1に片栗粉をまぶして熱した油で揚げます。


aと2、切り干し大根を鍋に入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にして5分煮、小松菜を入れて軽く温め火を止めます。


 出来ました。
 教室ではオランダ煮のほか、写真のように定食仕立てで。和食の本から大好きレシピの、まっくろ炊き込みごはんをアレンジし、カシューナッツとかんぶつの炊き込みごはんを。話題のアーモンドミルクをだしがわりに使った粕汁と、あまりがちなかんぴょうで作るサラダ。そして片栗粉でつくる超簡単なわらび餅をご紹介しました。
 そうそう!
 オランダ煮とは、素材を揚げる、または炒めて油を吸わせ、それから煮含めるボリュームある煮もののことです。貿易の要だった長崎から全国に広まった、ハイカラな調理法、だか“オランダ煮”というそうです。
 なすのオランダ煮やこんにゃくのオランダ煮も大好きなレシピ。油を上手につかうのも、植物性100%の料理をおいしくするコツだと思います。

このブログの7年半の集大成が一冊にまとまりました!

 ブログを始めてからこれまでのベストレシピを集めた本が発売になりました。題して野菜のごはん ベストレシピ197
 ブログ初期の頃のつたないレシピが恥ずかしく、レシピは徹底的に見直し、作り直して味も確かめました。
 ベスト197と銘打ってますが、判断基準は作ってくださった方の数。人気レシピはたくさんの“作ったよ”報告をいただいていますが、その多かった順にランキングを決めさせていただきました。
 白菜の生姜焼きやとうふアイス、茄子バーグなどの懐かしレシピから、最近の私のお気に入りレシピまで。もうすぐ発売。みなさんからいただいたコメントも掲載させていただきました。書店で見かけたらぜひ手に取ってご覧くださいね。アマゾンはこちらです。

和食の本、おかげさまで好調です!

 野菜を和で食べるレシピ発売中です。今回レシピもかなりがんばりました。よく売れていると聞き、ほっとしています。手にとってくださった皆さん、ありがとうございます!

 わが家は大の和食党。家族全員ごはんと和風のおかずが大好きです。
 すし、刺身、焼き魚など、魚料理が有名な和食ですが、考えてみると和食の基本は野菜料理。特に家庭でのおそうざいは煮っころがしやおひたし、野菜たっぷりの汁もの、精進揚げや野菜の炊き合わせなど、家庭料理は野菜なしには成り立ちません。
 そこで今回のテーマは野菜の和食。紹介するレシピはだしを含めて植物性100%。かつおだしさえ使っていないので、精進料理とも言えるのかもしれませんが……。
 私のレシピですから毎日チャチャッと作れる簡単なものばかり。
 毎日のおかずに大活躍する定番レシピから、アボカドの和えものや豆乳だれの焼きなすなど居酒屋風、いま風の和食も。ちょっとしたひと手間で仕上がりがグーッとおいしくなる、野菜料理のコツもたくさん盛り込みました。ぜひぜひチェックなさってくださいね。

とうふと野菜のレシピ本、好評発売中です。

 最新刊とうふと野菜だけレシピの主役はとうふ。そのとうふと野菜を組み合わせたレシピをたくさん紹介しています。
 とうふに刻んだ野菜や味付けした野菜をのっけただけのお手軽やっこアレンジから始まって、人気メニューのおとうふバーグやとうふステーキ、チャンプルーやとうふサラダ。さらにとうふを肉がわりにつかったとうふ餃子やとうふのミートソース風、とうふオムレツのオムライスまで。誰もが大好きなおとうふを食べ尽くすレシピ集です。
 買ってきてすぐに食べられるのが魅力のおとうふだから、もちろんレシピはいずれもカンタン。しかもごはんものや麺類にいたるまで300kcal以内と、低カロリーを実現できたのもヘルシー素材のとうふならでは。
 いつものように植物性100%のレシピですが、とうふと野菜の組み合わせなら、タンパク質とビタミン、ミネラルが一緒にとれるのがスバラシイ。栄養的にもパーフェクト! ぜひぜひチェックなさってくださいね。

私初、ダイエットメソッド本、大好評です!

 私史上初の本格ダイエット本野菜食べ順ダイエット、おかげさまで大好評。痩せたという報告をたくさん受けていますが、ふだんから野菜中心の食事という友達まですぐに1.6㎏痩せたというからビックリ。やっぱり食べ順って大事なんですね。
 この方法で紹介するダイエットの方法はとってもカンタン、野菜を食べる順番をかえるだけ。この本では1、2、3の3ステップで野菜を食べることを提案しています。
 ステップ1は生野菜。サラダや冷やしトマト、もろきゅうなどをまずどうぞ。生野菜には食物酵素がふんだんに含まれ、しっかり補うと代謝がアップ。痩せやすい状態をつくります。
 ステップ2は温野菜。おひたし、野菜炒め、煮ものなどを食べます。これは食物繊維補充のためです。食物繊維は糖質や脂質の吸収を抑えてくれるから、その後いつもと同じように食べても痩せやすい状態に。
 そしてステップ3は汁ものやスープ。水分が食物繊維と結びつくとお腹の中でふくれ、満腹感が生まれます。さらに、温かい汁ものなら内臓がダイレクトに温まるから、消化促力がアップ、ますます痩せやすい状態になるというわけです。
 この3ステップのあとは何を食べてもOK、その後糖質たっぷりの炭水化物をとっても、油っこいメインディッシュをとってもいつもより太るリスクは下がっています。
 ガマンゼロ、ストレスゼロ、世界一カンタンで効果抜群のおいしいダイエット法というわけです。
 3品も野菜料理を準備しなくちゃならないの、と思うかもしれませんが……。コンビニやファミレス、居酒屋など、ふだん行っているお店でもできる方法も紹介しているので、外食派でもOKです!
 もちろん自炊派には、パパッと3品準備できるレシピもたっぷりと紹介しています。ぜひ書店でチェックなさってくださいね。

うちのあさごはん。
 今朝は画像がないのです。高校の後輩達の試合の応援とかで、久々早朝、朝5時のあさごはんだったもので……。
 納豆とごはんだけでいいと言われましたが、母の意地で^^。れんこんとひじきの炒り煮やちゃんと温かい野菜スープも添えました。

今年最後の教室にご参加のみなさん、本当にありがとうございました。素敵な方ばかりで和気藹々と^^。いつもとっても楽しいレッスンとなり、嬉しく思っています。
 来年はもうちょっと頻度をあげてレッスンを開けるよう、ただいまあれこれ画策中^^。まだいらしたことのない方も、次の機会にはぜひお声をかけてくださいね。


 今日の渋谷は曇り空。いい週末をお過ごしくださいね。




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2012年2月~