新刊発売のお知らせと絶品、揚げ麩の肉じゃが風 | vege dining 野菜のごはんPowered by Ameba

新刊発売のお知らせと絶品、揚げ麩の肉じゃが風


 まだまだ暑い日が続きますが、立秋も過ぎ、秋はもうすぐ。
 秋になるとごはんがおいしく、ごはんにあうおかずとなるとお醤油味の和食が恋しくなってきます。もともと私は、いえ、わが家は大の和食党。海外旅行をするときも、その街で和食が食べられる店を数軒調べておかないと落ち着かないくらい、ごはんと和風のおかずが大好きなのです。
 すし、刺身、焼き魚など、魚料理が有名な和食ですが、考えてみると和食の基本は野菜料理。特に家庭でのおそうざいは煮っころがしやおひたし、野菜たっぷりの汁ものや、夏なら焼き茄子、ちょっとご馳走の日は精進揚げや野菜の炊き合わせなど、みんなが大好きな当たり前の家庭料理は、野菜なしには成り立ちません。
 というわけで……。
 今回のテーマは野菜の和食。私の作る和食ですから、だしを含めて植物性100%。かつおだしさえ使っていないので、精進料理とも言えるのかもしれませんが……。
 私のレシピですから毎日チャチャッと作れる簡単なものばかり、精進料理というほど肩肘張ったものではありません。
 煮っころがしや野菜のおでん、白和え、胡麻和えなどの基本は、野菜料理家ならではのちょっとした工夫で簡単ながらよりおいしく。和食といっても、精進揚げの具材にズッキーニやエリンギなどを使ったり、焼き茄子のたれに豆乳を加えたり、アボカドの和えものがあったりと、今風の味付けや素材の取り合わせも取り入れて、バラエティ豊かなメニュー展開になったと思います。

 今日のレシピはそんな最新刊野菜を和で食べるレシピから、何度もわが家でつくっているお気に入りレシピを紹介します。
 誰もが好きな肉じゃがを、肉ではなくてお麩を組み合わせて作るヘルシーレシピ。お麩は揚げてから煮込むので、肉以上の満足感とこくが味わえますよ。
 作り方はいたって簡単、揚げ麩の肉じゃがレシピをどうぞ。

材料:2人分
車麩 2枚(水に10分つけて戻す)
a じゃがいも 2個(300g・大きめの一口大に乱切り)
a 玉ねぎ 1/2個(100g・くし形切り)
a しらたき 80g(ざく切り)
油 適量
b 昆布だし 1/2カップ
b 酒 大さじ3
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ1


車麩は両手ではさんで水気をしっかり絞り、4等分に切ります。これを熱した油でサッと素揚げします。


鍋に油を熱してaを炒め、油がまわったら1とbを加え、クッキングペーパーを落としぶたにしてじゃがいもが柔らかくなるまで13~14分煮こみます。


しょうゆとみりんを加え、鍋を時々ゆすりながら汁気がなくなるまで煮て火を止めます。


 出来ました。
 これはホントに美味しいですよ。ごはんが進んで困るほど。日本人なら誰もが好きな味だと思います。
 揚げたお麩はボリュームもあるし、コクも出るし、煮汁を吸ったお麩自体がジューシーでおいしい。肉じゃがに負けないおいしさです。お麩ならば買い置きができるのもいいですね。ぜひぜひお試しくださいね。
 あっ、写真は撮影前の試作のとき、私が撮ったものです。本はもちろんカメラマンさん撮り下ろし。素敵できれいな仕上がりです。書店でみかけたらぜひチェックなさってくださいね。


 というわけで、最新刊野菜を和で食べるレシピ、8月23日発売です。アマゾンでの予約は始まっておりますので、ぜひチェックなさってくださいね。

とうふと野菜のレシピ本、好評発売中です。

 最新刊とうふと野菜だけレシピの主役はとうふ。そのとうふと野菜を組み合わせたレシピをたくさん紹介しています。
 とうふに刻んだ野菜や味付けした野菜をのっけただけのお手軽やっこアレンジから始まって、人気メニューのおとうふバーグやとうふステーキ、チャンプルーやとうふサラダ。さらにとうふを肉がわりにつかったとうふ餃子やとうふのミートソース風、とうふオムレツのオムライスまで。誰もが大好きなおとうふを食べ尽くすレシピ集です。
 買ってきてすぐに食べられるのが魅力のおとうふだから、もちろんレシピはいずれもカンタン。しかもごはんものや麺類にいたるまで300kcal以内と、低カロリーを実現できたのもヘルシー素材のとうふならでは。
 いつものように植物性100%のレシピですが、とうふと野菜の組み合わせなら、タンパク質とビタミン、ミネラルが一緒にとれるのがスバラシイ。栄養的にもパーフェクト! ぜひぜひチェックなさってくださいね。

私初、ダイエットメソッド本、大好評です!

 私史上初の本格ダイエット本野菜食べ順ダイエット、おかげさまで大好評。痩せたという報告をたくさん受けていますが、ふだんから野菜中心の食事という友達まですぐに1.6㎏痩せたというからビックリ。やっぱり食べ順って大事なんですね。
 この方法で紹介するダイエットの方法はとってもカンタン、野菜を食べる順番をかえるだけ。この本では1、2、3の3ステップで野菜を食べることを提案しています。
 ステップ1は生野菜。サラダや冷やしトマト、もろきゅうなどをまずどうぞ。生野菜には食物酵素がふんだんに含まれ、しっかり補うと代謝がアップ。痩せやすい状態をつくります。
 ステップ2は温野菜。おひたし、野菜炒め、煮ものなどを食べます。これは食物繊維補充のためです。食物繊維は糖質や脂質の吸収を抑えてくれるから、その後いつもと同じように食べても痩せやすい状態に。
 そしてステップ3は汁ものやスープ。水分が食物繊維と結びつくとお腹の中でふくれ、満腹感が生まれます。さらに、温かい汁ものなら内臓がダイレクトに温まるから、消化促力がアップ、ますます痩せやすい状態になるというわけです。
 この3ステップのあとは何を食べてもOK、その後糖質たっぷりの炭水化物をとっても、油っこいメインディッシュをとってもいつもより太るリスクは下がっています。
 ガマンゼロ、ストレスゼロ、世界一カンタンで効果抜群のおいしいダイエット法というわけです。
 3品も野菜料理を準備しなくちゃならないの、と思うかもしれませんが……。コンビニやファミレス、居酒屋など、ふだん行っているお店でもできる方法も紹介しているので、外食派でもOKです!
 もちろん自炊派には、パパッと3品準備できるレシピもたっぷりと紹介しています。ぜひ書店でチェックなさってくださいね。

2つの野菜だけでつくるカンタンサラダ本、好評発売中です。

 たった2つの野菜でカンタンサラダ、おかげさまで好調です。
 サラダは食事の基本です。生野菜のシャッキリサラダも好きですし、甘みたっぷりの温野菜のサラダもいいですね。
 毎日たくさん食べたいものだから、作り方はカンタンなのが一番。いろんな野菜を盛り合わせ、手をかけたご馳走サラダもいいですが、それだと作るのが億劫になりそうです。
 野菜はたまに食べればいいというものじゃなく、毎日しっかり食べたいものだから、今度の本ではカジュアルに楽しめるレシピばかりを紹介しました。
 この本のサラダはどれも使う野菜はふたつだけ! だから下ごしらえもラックラク。
 旬の野菜の旬サラダ、5分や10分もあればパパッとできるスピードサラダ、どんっと作って3~4日楽しめる常備菜感覚のなじませサラダ。さらにサラダを麺にのっけて主役にしちゃおうというサラダのっけ麺や、おつかみサラダの提案も。
 野菜が好きな方にも、「とらなきゃな~」と思っている方にも。ぜひぜひおすすめの一冊です!

うちのあさごはん。
 今朝はバタバタで画像がとれず……。いつものだいこんとか、冷や奴とか、そんなのだったと思います^^。代わり映えのしないいつものあさごはんです。


 今日の渋谷は晴天です。今日もいい日になりますように。




これまでの出版物はこちらからごらんください
2008年3月~2009年10月

2009年10月~2012年1月

2012年2月~