野菜まるごと☆まるごとピーマンのねぎみそフライ

　野菜はぜったい！　まるごとで料理をしたほうがおいしいように思うのです。丸ごとつかえば栄養が逃げないからビタミン、ミネラルがまるごととれるし、うまみも逃げずに味も最高。その上包丁をあまり使わずにできるのも嬉しいところ。
　今日は好評新刊世界一カンタンな野菜のレシピから、なんと！　ピーマンを丸ごと揚げるピーマンフライのご紹介です。
　そんなのおいしいのと思うかもしれませんが、へたを落として中にみそを詰めてあげることで、ビックリするほどおいしくて……。
　撮影のときスタイリストのK代さんが、｢これおいしすぎてどうしましょう！｣と言いながらペロリと平らげてしまったほどの味なのです。
　ただのみそでもいいのですが、それではちょっとしょっぱくなりますし、刻みねぎを入れるとみそが減らせる上に味もよくなりますよ。
　コチュジャンも入ってちょっとピリ辛、ビールにも本当によくあいます。
　作り方はいたって簡単、みそ詰めフライのレシピをどうぞ。

☆材料：2人分☆
ピーマン　４個（へたを落として中身をかき出す）
a 長ねぎ　大一本、または小２本（120ｇ・みじん切り）
a みそ、コチュジャン　各大さじ１と1/3
小麦粉　適量
b 小麦粉　大さじ４
b 水　大さじ4弱
パン粉　適量
油　適量

１
aを混ぜてピーマンの中につめ、まわりに小麦粉、混ぜ合わせたｂ、パン粉の順番にしっかりつけます。

２
油を熱して１をこんがり揚げます。

　出来ました。ねぎをきざむのに包丁は使いますが……。それ以外はいたって簡単、世界一カンタンな料理本からの一品です。
　中身を見せたくて半分にカットしましたが、もちろん丸ごとかぶりついてもOK。ただし、熱々のねぎみそで火傷しないようご用心、です＾＾。
　これ……。本当においしくて大好き。みその量の調節で試作を何度かしましたが、その都度私がパクパク食べてしまい、撮影のときはスタイリストのK代さんがたいらげてしまうほど、それほどにおいしい。
　ねぎをきざんでピーマンにつめる手間がかかるぶん、この料理はこの本のなかでは最難関（＾＾）の部類ですが、やってみる価値は大ありですよ！
　これからの季節には野菜を丸ごとコトコト煮込むだけの丸ごとスープや、丸ごとの煮ものなども簡単な上に熱々ほかほか、幸せな味ですよ。ぜひ書店でチェックなさってくださいね。

最新刊はすべて100kcal以下のベジレシピです！

　最新刊庄司いずみのキレイになれる！　100kcalデトックス野菜レシピ発売になりました。今度の本ではすべて100kcal以下のベジレシピを紹介しています。副菜やスープ、スムージーなどなら100kcalはラクラクだろうと思うのですが……。なんとコチラの本ではメインディッシュも、主食もおやつも！　全部100kcal以内です。
だから、何をどう組み合わせても5品までなら500kcal以内。普通の白いごはんを食べたい場合、子ども茶碗一膳分100ｇが168kcalだから、それに加えて100kcalおかずを３品チョイスすれば500kcal以内におさまるという仕組みです。
また、今度の本ではシミ、シワ、たるみ、便秘、むくみ、生理のトラブルなど、女性に起こりやすい悩み別にレシピをひけるようになっています。
キレイになりたい女性のためのベジレシピ本、ぜひチェックなさってくださいね。

世界一カンタンな野菜料理の本が発売になりました！

　世界一カンタンな野菜のレシピでは、本当にカンタンな……、世界一カンタンな野菜料理を紹介しています。
　世界一カンタンなそのわけは……。
　私の本だから肉や魚などは使わず、野菜オンリー。
野菜はそもそも生でも食べられるくらいだから手のかからない素材と思うのですが、さらに！　この本では基本的には野菜を丸ごと使用。包丁の使用は最小限、丸ごと焼いたり、丸ごと煮たり、丸ごと揚げたり、炊き込んだり、下準備はほとんどなしに、お鍋やフライパン、炊飯器などに任せっぱなし。だから"世界一カンタン”というわけです。
　カンタンですが、ズボラ料理ではないですよ。
　丸ごと使うのはわけがあるのです。野菜を丸ごと料理すればうまみが逃げないから、箸を入れたとき、ナイフとフォークを入れたときの味の濃さ、おいしさは目を見張るほど。栄養だって逃げません。ビタミン、ミネラル、フィトケミカルが丸ごととれるのも最高です。丸ごとだと見た目のインパクトが大きいから、パーティ料理、お客様料理にもなるのだから言うことありません。
　たとえば秋においしいいもごはんも、さつまいもを丸ごと炊き込み、炊きあがったらしゃもじでくずすやり方で。カンタンなのももちろんですが、さつまいもの甘みに絶対驚きますよ。ラタトゥイユだって、トマトもなすもピーマンも丸ごと鍋に入れ、蓋をして煮込むだけ。そうすると、「おおおっ！」と目から鱗が落ちるほど、ジューシーなラタトゥイユができるのです。
　たとえばこんなレシピなど、丸ごと調理することで同じ料理でも味も見栄えもグーッとよくなるから嬉しいですね。

　思ってみれば"カンタン”こそが私の原点。
「おいしいけれど手のかかる料理より、毎日のことだから"パパッとできて、みんなが喜ぶベジレシピ”を紹介したい」、「そうすればきっとみんなもっと野菜が好きになってくれるはず」との思いでブログをはじめ、それが野菜料理家としてのスタートになったわけですから……。
　スタッフのみなさんのお力で、料理初心者さんもベテランの方にも使える良書になったと思います。ぜひぜひお手にとってご覧になってくださいね。アマゾンでの情報はこちらです。

『やさいの常備菜』、大好評発売中です。

　発売中のやさいの常備菜、書店での動きがとてもいいそうです。たくさんの手にとっていただいて感激です。ありがとうございます！

　自分で言うのもアレですが……。私の料理はとにかく手早いのがとりえ。野菜のおかずならとりあえず5～10分で数品は並びます。それも和えものだだったり、揚げものだったり、煮ものなど……。ある程度、手をかけた感じのするおかずが即座に並べられると、我ながら惚れ惚れするのですが……。

　白状すると特に手早いわけでも、段取りがいいわけでもありません。早業は、冷蔵庫にいつもあるストックおかずのおかげ。
　きんぴらや卯の花、お浸しなど、そのまま食べられる常備菜だったり、茹でただけのじゃがいもやほうれん草、蒸して醤油をまわしかけただけの大根etc。あさごはんの時多めに作ったものや撮影の仕込みの残りなどではあるのですが、そんな子達がいつだって冷蔵庫にスタンバっているから、まずは常備菜でビールを一杯。その間に茹でジャガをマッシュし、ほうれん草と和えて和風ポテサラに。つぎはお醤油味の大根に片栗粉をはたき、大根の唐揚げが出来上がるというわけです。
　どんな腹ぺこさんでも、野菜おかずが数品あれば、あとは卵焼きかオムレツを添えたり、見栄えを気にする来客時でも、あと１品ボリュームおかずを作ればOK。本当にラクチンです。

　こんどの本では、家族も知らない私の手の内を大公開！　私と同じく｢忙しい！｣｢時間がない！｣、そんなあなたはぜひチェックなさってくださいね。

うちのあさごはん。
厚揚げとだいこん、れんこんなどのコトコト煮、こんにゃくと出し殻昆布の炒り煮、小松菜と豆腐のおつゆ。

　突然ですが……。干し芋ってそんなにおいしいですか……？
　いえ、私もほしいもは大好きです。たまに食べるとしみじみおいしいな～と思いますし、一枚、二枚で終わらず、止まらず、食べてお腹がふくれ、後悔することもあるほど好物です。
　ですが！　うちの夫は、とんでもなくほしいもが好きなようで……。
　寒くなってきてスーパーで見かけ、一度買ったら運のつき。翌日も、翌々日も、そのまた翌日も間違いなく｢アレもうないの？｣と聞くし、そんなとき、｢ああ、アレ？　私が（または娘が）食べちゃった｣とでも言おうものなら、ええええええっ!? とものすごーくガッカリされてしまうのです。どうやら冬の間は毎日食べても飽きない味ということらしい。
　というわけで近所のスーパーで見かけたら買い占めてはいるのですが……。世の中にはほしいも好きが多いと見えてしょっちゅう売り切れ。
　しょうがない、空気も乾燥してきたし、自分で作るとするか＾＾。自家製のほしいも、おいしいですものね。


　今日の渋谷は晴天です。今週も素敵な週になりますように。




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2008年3月～2009年10月

2009年10月～2012年1月

2012年2月～