水煮たけのこの真っ黒煮 | vege dining 野菜のごはんPowered by Ameba

水煮たけのこの真っ黒煮

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 初めてのエッセイ本、野菜のいちばんおいしい食べかたに、春先に宅急便が届くとドキドキします、と書いたのです。
 読んでいただいた方にはおわかりかもしれませんが、ときおり母がほりたてのたけのこを送ってくれることがあるもので……。
 ほりたてのものならおいしいことはよくわかっているから気持ちは焦るのですが、「一刻も早く下ごしらえをしなくては!」と思いつつ、撮影中だったり入稿中だったりするとすぐにはとりかかれずイライラ、ジリジリ……。というわけで、春先の母からの宅急便にはいつだってひやひやしてしまうのです。
 とはいえたけのこは大好きなんです。あの歯ごたえ、あの香り。たけのこが食卓にのぼると春が来たと思いますよね。
 今日はそのたけのこのお料理のご紹介。
 ほりたてのを自分で茹でたり、本で紹介したようにじっくり焼いて下処理したものを使えばもちろん最高なのですが、今日の料理ならやすい水煮のものでもおいしくいただけけますよ。ごはんにもピッタリ合う風味のよいおかずです。
 作り方はいたって簡単、真っ黒たけのこレシピをどうぞ。

☆材料:1~2人分☆
水煮たけのこ 150g(食べやすく切る)
黒すり胡麻 大さじ1
焼き海苔 全形1枚(小さくちぎる)
おろしにんにく 小さじ1/8
酒 大さじ2
しょうゆ 大さじ1/2
みりん 大さじ1/2
水 大さじ4


材料全部を鍋に入れてザッと混ぜ、蓋をして中火にかけます。


湯気が出たら弱火で4~5分、水気がなくなるまで煮たら火を止めます。


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 出来ました。切って蒸すだけ、いたって簡単なお料理ですが水煮たけのこのくさみもなくなり、とってもおいしくなりますよ。
 少々のにんにくが秘訣ですが、苦手な方はおろし生姜にかえてもOKです。カロリーを気にしないなら酒をもっと多めに使ったほうが風味よく仕上がりますよ。

新刊発売のお知らせです!
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 某社の社員食堂で週に一度、私のレシピ、もちろん植物性100%のベジランチを提供するという貴重な体験をさせていただきました。
 この本はそのレシピを公開したものです。「コンビニでもファミレスでも、社食や学食、キオスクでも。どこでもベジメニューをチョイスできる世の中に」。これが私の使命と思っているので、とってもやりたかった取り組みではあったのですが……。
 実際にやってみると、たかだか週に1回の定食のレシピ提供なのに、本当にたいへんで……。プロとしてレシピを提供しておられる方はなんとすごいことか……、それを痛感した半年間でした。
 でも、とっても勉強になりましたし、男性社員が圧倒的に多い会社でベジメニューが受け入れられるのか心配でしたが、よい評価をいただいて自信もつきました。

 今まではベジでキレイ、ベジでスリムをキーワードに女性向けのレシピ紹介が多かった私ですが、今回は男性の方にも満足していただけるよう、肉もどき、魚もどきのボリュームメニューが満載です。
 たとえば表紙のハヤシライスはお麩を使ってボリュームアップ。ザーサイ麻婆は大人気だったメニュー、お腹もいっぱいですが定食で496kcalと低カロリーなのも魅力です。
ぜひぜひチェックなさってくださいね。

デトックス・ベジソース・ドレッシング発売中です!
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 大好評、なんと累計20万部を突破したデトックス・ベジシリーズ最新刊が発売になりました。
 今度のテーマはソース&ドレッシング。サラダや温野菜にドレッシングとしてかけたり、野菜のグリルや豆腐ステーキ、あるいは肉や魚のお料理にかけたり、パスタソースや麺のソースとして使える。
 そんな万能の野菜のソースを紹介したデトックス・ベジソース&ドレッシングが発売になりました。
 なんとこの本で紹介しているソースは、すべて野菜1食分がまかなえるほど野菜たっぷり! 一日350gの野菜をと言われますが、1食分のソースに120gの野菜が入っているから、一日3つのソースをつかえば、それだけで必要量がとれてしまうというわけです。野菜ステーキやグリル、サラダにかけるなら、Wで野菜がとれるから一日1~2ソースでも。
 冷蔵庫で5日くらいは保存できるから、週末に何種類か作っておけば野菜不足なんて事態は絶対に起こりません。ぜひチェックなさってくださいね。

デトックス・ベジべんとう、好評発売中です。
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 こちらの本ではおべんとう用に作り置きできるおかずをメインに紹介。オール冷凍可で朝は詰めるだけ、お昼時には食べごろに。しかもどのおかずを組み合わせても必ず一食500kcal以内におさまり、さらにさらに! 一食350gの野菜がとれる仕組みです。
 一方、週末に作り置く時間はない、でもお弁当は食べたい! という人のため、何もないときにチャチャッと10分以内でできるベジべんとうもご紹介しています。こちらももちろん500kcal以下、一食350gの野菜はラクラククリアしています。
 “週末作り置いて、平日朝はつめるだけ派”も、“週末は時間がとれないから平日朝に10分でチャチャッと派”も体の中の余分なものを追い出してデトックス! みんなでキレイになりましょう。
 ぜひこちらでチェックなさってくださいね。

フルーツ酵素デトックスレシピ』発売中です。
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 フルーツ酵素とか、酵素シロップってご存じでしょうか。野菜やフルーツと砂糖を混ぜて発酵させた甘いシロップで、飲むだけで手軽に酵素がとれて、美肌によし、免疫力があがったり、お腹の中からスッキリきれい、デトックスにもいいですし、疲れにくくなったり、血糖値が安定するので食欲が落ち着きダイエットにもいい。
 モデルさんや女優さん、美容に関心の高い人たちの間で大評判のスグレモノで、お取り寄せで飲んでる人も多いよう。ですが、実はとっても簡単に手作りもできるのです!
 というわけでフルーツ酵素デトックスレシピでは、フルーツ1種類と砂糖のみでお手軽に作るレシピを紹介しました。
 甘酸っぱくて元気が出るレモン酵素やグレープフルーツ酵素、りんごの香りがほのかに香るリンゴ酵素、葡萄色のきれいな葡萄酵素、いちごシロップみたいないちご酵素など。
 シロップの作り方だけではなく、フルーツ酵素をつかったドリンクやお料理、スィーツなどもたくさん紹介しています。
 今回発見したのは、フルーツ酵素をみりんや蜂蜜がわりに料理に使うと、ほかの甘味料よりサッパリしていながら、素材のうまみを引き出したり、辛味を和らげるなどの効果があること。
 酢飯の甘みづけや冷やし中華のたれ、春巻きのたれなどにもぴったりですし、浅漬け、サラダ、煮物の甘みづけにもぴったりなんです。
 酵素は熱を加えると効果を失うそうだから、加熱せずに後から加える使い方でご紹介しています。 こちらでチェックなさってくださいね。

うちのあさごはん。
vege dining 野菜のごはんPowered by Ameba目玉焼き、きんぴらごぼう、切り干し大根と豆腐のお味噌汁。

 昨日はかんぶつマエストロ仲間とのミーティング(?)で京都に行ってきました。京都ステキ、本当にステキですね~。
 錦市場ではかんぶつや京野菜に大興奮!
 娘の好きそうな胡麻のペーストやお餅やおせんべいを山のように買い込んでしまいました。もちろん自分用には切り干し大根やかんぶつなども。
 ふと気がつくと夫へのお土産はなにもなし……。七味でお茶を濁してごめんなさい~^^。


 今日の渋谷は晴天です。今週もすてきな週になりますように。




これまでの出版物はこちらからごらんください
2008年3月~2009年10月

2009年10月~2012年1月

2012年2月~