切手で巡る、東海道五拾三次 (10~11番宿場) | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

切手で巡る、東海道五拾三次

1011番宿場)

国際文通週間の東海道五拾三次完璧コレクションを使って、
お江戸東京から京都までをおおよそ1315日かけて歩く、

シミュレーションの日目、前泊の小田原からスタートです。 

江戸をスタートする旅前半の最難関の箱根越えに挑みます。

10番宿場 箱根・湖水圖 4.昭和36年(1961109日発売
→ 小田原から4里8町(16.55km)の距離、
→ 最難関の箱根越えは、色とりどりの岩山で描かれ、
   その左側にある芦ノ湖の描かれ方とは異なる印象です。
   中国の山水画に影響を受けたとも言われています。
   → 副題の『湖水圖』からもそれが伺えます。

 

 

 

 箱根を描いた国際文通週間の切手については、
当時の切手コレクターにはなくてはならないコレクションだったと思います。
ただ、当時(40年以上前)は高価であり、手に入らないものとして
高根の花だったと思います。東海道五拾三次の切手コレクションは、
この箱根と次の宿場の蒲原を欠くことができなかったと記憶しています。
 20枚シートは今でもそれなりに高価で、購入できていません。

11番宿場 三島・朝霧 14平成20年(2008109日発売
→ 箱根から3里28町(14.81km / 31.36km)の距離、
 → ここから静岡県に入ります。

 

 

 

 描かれているのは三島大社、背景として描かれていますが、
輪郭線である主版を使うことが一般的な技法とは異なり
シルエット感を出しています。
前後のイメージも色の濃淡で描いており、
立体感の描写に成功している構図となっています。

 

3日目の総歩行距離は 31.36km、 
江戸からの距離は112.16kmとなりました。
最難所の箱根越えで、歩いた距離以上に疲れたと思います。