先週金曜日にブログでお知らせしましたが、堀潤さんがMCのモーニングフラッグにVTR出演することになりました。

 

11月30日(水)、7:00~8:00の放送、ディレクターさんのお話では7:30くらいからコーナーが始まると伺っております。

 

 

東京MXは首都圏しか映りませんが、アプリで視聴可能です。

 

朝のお忙しい時間帯だとは思いますが、観てくださると嬉しいです。

 

iPhone

 

 

android

 

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.mxtv.mcas&hl=ja&gl=US

 

 

前回のブログでは、人が離れ孤立するのは自分に問題があると書きました。

 

今日は過去ブログを手直し、再掲します。
 

 

部屋の汚さ=精神状態

 

 

結論から書きます。

メンタルの状態が良くない人の家は、お世辞にも“片付いている”とは言えないと思います。

 

 

このブログを読むあなたが依存症者のご家族やパートナーなら、「確かに汚い!」と頷く方が多いと思います。

 

それはあなたの家族やパートナーが「だらしがない」のではなく、片付けが出来ない状況に追い込まれている証拠かもしれません。

 

 

今日は私の依存行動が激しかったころの部屋の(家の)状態について、書いていきます。

 

 

依存症を知ったのは簡易精神鑑定

 

 

私が依存症という病気を知ったきっかけは、拘留中に受けた簡易精神鑑定でした。

 

何度も窃盗をし、短期間で警察へ舞い戻る私を不審に思った検事から、簡易精神鑑定を受けるよう指示されます。

 

 

それまで私は、自分のことをうつ病だと思っていました。

 

心療内科でうつ病と診断を受け、精神障がい者手帳3級を持っていた時期があるからです。

 

 

依存症という鑑定結果を聞いたとき、ホッとして涙が溢れました。

 

 

自分でも訳の分からない行動をし、散々意志が弱いダメな奴と言われ続けてきた私は、本当に頭のおかしな人間なんじゃないか?と恐怖さえ感じていました。

 

その奇怪な行動や行為に病名がついて、心から安心したのです。

 

 

「あぁ、私は頭がおかしいんじゃなくて、病気なんだ。病気ならばきっと治せる!」

 

 

 

依存行為真っ最中、ほとんど記憶ナシ

 

 

私は夫と過去のことを定期的に話をするようにしていて、それで喧嘩になることがあります。

 

睡眠薬や精神安定剤の飲み過ぎで、私には逮捕直前の記憶がほとんどありません。

 

 

あの頃の私がどのような状態だったか夫に確認し、“あの頃の私に戻らない”ように客観的に分析することが、今の私には必要な作業です。

 

行動、言動、あらゆるものを逮捕前(依存行動が一番激しいころ)と出所後で比較してもらいます。

 

 

180度人が変わった

 

 

夫は出所後の私が掃除をするのを見て、「静香ってここまで徹底的に掃除をするんだ……」と驚いたそうです。

 

夫から見る私はまるで別人。同一人物とは到底思えなかったと言います。

 

 

知人を自宅に招くと、「静香さんの家は物が少なくいつもキレイですね」と言われます。

 

家に物が溢れるのが嫌なので、必要なものを最低限しか置きません。

 

 

現在はそんな私、逮捕直前の部屋はゴミ屋敷さながらだったそうです。

 

 

自分が座るところだけかろうじてスペースがあり、その周りは化粧品、服、バッグ、アクセサリー、飲みかけのペットボトル、ライター、灰皿や煙草のカス、灰で溢れていたそうです。

 

(溢れていたそうです、という表現になってしまうのは、自分でもその頃のことを全く覚えていないからです。)

 

 

そんなゴミ溜めの中で生活していたなんて、自分が一番信じられません。

 

 

 

覚醒剤は掃除が捗るが……

 

 

違法薬物への依存が激しい20代前半は、部屋の掃除が捗ったと記憶しています。

 

覚醒剤などの違法薬物が体内に入っている間は、色々なものが良く見え、神経質に拍車がかかります。

 

埃など細かいことが気になってしまい、逆に掃除が捗ります。

 

薬物が切れたときには、その脱力感から掃除はもちろん、食事を摂ることもお風呂に入ることもしませんでした。

 

(あくまでも私に起きた事柄で、覚醒剤使用者全員に当てはまるわけではありません。)

 

 

ギャンブルにのめり込むと……

 

 

ギャンブルへの依存が激しいころは、ほとんどカジノやパチンコ屋に居るので、家は寝るだけの場所となります。

 

闇カジノへ出入りすれば、窓も時計も無いため昼か夜か分からない。

 

勝っても負けても、家へ帰れば長時間のギャンブルで疲れ果て、何もする気が起きません。

 

当然部屋を片付けるなんて出来ませんし、片付けようという考えは浮かびません。

 

 

頭の中は常にギャンブルのことでいっぱい。

 

どうやって金策する?明日の設定はどこの島に入る?そんなことばかり考えていました。

 

 

買い物依存・窃盗真っ最中は……

 

 

窃盗への依存が激しいころは、盗んできたものが家中に散乱していました。

 

買い物依存が激しいころも同じです。

 

 

買ったり盗んだりした服、アクセサリー、バッグなど、タグも取らず部屋の中に投げ捨て、放置してありました。

 

家の中がモノで溢れることで、安心する。

 

見捨てられたくないという想いが、収集癖として現れたと今は分析しています。

 

 

 

部屋(家)の乱れは心の乱れ

 

 

もうお分かりになると思いますが、依存症や精神疾患に罹ると、部屋の片付けが出来なくなります。

 

 

“片付けができない”と言うよりも、“汚い状況を何とかしようと思わない”と言った方が正しいかもしれません。

 

 

元々そんな人ではないのに、片付けが出来なくなったり、お風呂に入らなくなったり、食事を摂らなくなったりしたら、その人の心が疲れているサインです。

 

 

私の依存行動は誰が見ても聞いても、逸脱し過ぎていますよね。

 

それでも自分の変化には気付けないものなのです。

 

自分が“変わったことに気付くこと”が難しいのです。

 

 

「あれ?私部屋が汚いかも……」と思ったら、少し立ち止まって自分の変化に目を向けてみてください。

 

 

息子さん、娘さん、ご主人、奥様、お友達が部屋を片付けられなくなってきたら、その人を気にかけて観察してみてください。

 

 

どんな病気でも、早期発見できれば再起も早いです。

 

 

 

東京MX、モーニングフラッグにVTR出演予定です

 

11月30日(水)7:00~8:00、東京MXのモーニングフラッグにVTR出演させていただく予定です。

 

 

大きなニュースや事件などが無ければ、7:30くらいから放送されるそうです。

 

東京MXは東京都・神奈川県・千葉県・茨城県の一部と、ケーブルテレビでは栃木県・群馬県・山梨県・静岡県で視聴可能です。

 

上記の県にお住まいの方がいらっしゃいましたら、観てくださると嬉しいです。

 

 

緊張から何度もピンマイクを落としてしまい、撮影スタッフさんはヒヤヒヤしたと思います。

 

初のテレビ出演なので録画しようと思います。(ミーハー)

 

 

国宝を堪能

 

 

天気のいい社会科見学日和でした。

 

国宝の中の地獄草紙、罪人がひたすら業火に焼かれ、釜茹でされ、食いちぎられるという残酷なものでした。

 

多くの人の足が止まっていたのも、地獄草紙が展示してある場所でした。

 

 

 

 

結婚12年

 

 

私たち夫婦は結婚12年目へと突入しました。

 

一度でもスリップすれば即離婚だと言われています。依存症は病気だと理解はしても、実際に私が行動を起こしてしまえば終わりです。

 

こうして私が立ち直っている今だからこそ、夫の判断は非常にシビアです。

 

凸凹ながらこうして夫婦を続けていられるのは、お互いに歩み寄っているからだと思います。

 

夫には本当に感謝しかありません。

 

 

元受刑者(前科者)座談会、開催

 

 

 

zoomで試験的に開催しております。

 

元受刑者や前科者で、真剣に更生と回復をしようと実際に行動に起こしている方、こちらの会に参加してみませんか。

仲間がいなくて苦しい、時には辛い想いを吐き出したい。そのようなときは誰にでもあると思います。

 

あなたは一人ではありません。


みんなで一緒に、そして前向きに、更生と回復を目指しませんか。

 

・12月に第3回目開催予定(アメブロとTwitterで日時の告知をします)
・夜7時~22時位まで
・ハンドルネームOK
・途中参加、途中退出OK

 

こちらには以前ブログを紹介させていただいたしゃかび年少太郎くん、碧の森のお役立ちリンクに掲載させて頂いているだいずさんも参加されています。

 

随時参加者募集中です。


参加表明はアメブロのメッセージ、TwitterのDMよりお待ちしております。

 

前回のブログでは、過去ブログを引用し、適切な手紙と面会の回数を、待ち人さんたちに考えていただきたいと書きました。

 

今日は以前ツイートした内容について、掘り下げていきたいと思います。

 

 

人がどんどん離れ相手にされなくなったら、それはあなたに問題があります。

 

 

これは私の実体験です。

薬物乱用にオーバードーズ(OD)、ギャンブルに依存しているころのお話です。


・私の元から、どんどん友人が離れていきました。
・夜のお客さんも、どんどん離れていきました。
・夜職や風俗の同僚と先輩も、離れていきました。


「静香、ヤバいよね」、
近付かない方がいいよ」、
「あの子頭おかしいんじゃないの?」、
「常識が通用しないから話をしてもムダ」、


 

様々な声が耳に入って来ます。
 

 

私は憤ります。

 

 

は?悪いのは私じゃなくて、あんた等でしょ?

 

 

この頃は本当にこう思っていました。

自分のやってきたことを棚に上げ、相手を責めていました。

具体的に挙げていきます。


人に嘘をつき、傷付け、裏切り、お金を巻き上げ、感情のままに怒り、自分の思い通りにならなければ不貞腐れ、自分は悪くないと開き直り、自分のしでかしたことに対して反省など一切せず、文句ばかり言っていました。


こうして文字にすると、本当にどうしようもない人間ですね。


余談ですが、ブログを書くと、必ず過去の自分を憎みます。腹立たしく思います。

どうしてあんなに酷いことをしてしまったのだろうと、必ず後悔します。

文字に起こすのは非常に辛い作業ですが、過去の自分を改めて見つめ直すことも、更生の一つだと思っています。


だからどれだけ辛くても、PCを閉じたくなっても、投げ出さずに続けていきます。


過去の酷い私も、間違いなく私の一部だからです。

 

 

 

責任転嫁は自己防衛

 


両親、友人、同僚、他人に責任転嫁することで、自分を守っていました。


責任転嫁をしないと、自分と向き合うことになる。

だから、都合の悪いことは全て他人のせいにしました。


散々やらかしている醜い自分と向き合うことが、怖かったのです。

 

 

 

いつの間にか、孤独になっていました。

 

 

私を相手にしてくれたのは、当時のFacebookの友達だけでした。(今のアカウントではなく、受刑前に作成していたアカウントです)


リアルの世界で健全な人間関係を作れなくなった私は、ネットの世界に逃げ込みました。


 

そのFacebookの友達も、今思えばおかしな人が多かったと思います。私がいつも書いている、「類は友を呼ぶ」です。


 

私が不平不満をFacebookにupすれば、「しーちゃんは悪くないよ!」、「そいつ最低だね!」と私を擁護する意見が多く、批判が来ようものならその人に突っかかり、「あなたに何が分かるんですか?」と喧嘩を売るようなキツい言葉で、徹底的に排除しようとしました。


そんなことを続けていればネットの世界でも、「こいつちょっとヤバい奴なんじゃね?」となるのは、ごく自然の事だと思います。
 

 

私はネットの中でも、健全な人間関係を作ることはできませんでした。
 

 

リアルもネットも一緒で、自分に意見をしてくる者は全て敵。そう思っていたのです。

 

 

この生活を15年続けた結果、刑務所へ行くことになりました。

 

 

現在の私を知る方、実際にお会いしたことのある方は、過去の私は全く想像がつかないと思います。

 

15年間も気付かないなんて、本当に馬鹿ですよね。

 

 

これは依存症の底つき論と同じで、痛い目に遭わないと気付かないのです。


「なぜ自分の元から人が離れていったのか?」

責任転嫁をせず、自己防衛をやめて、自分と真剣に向き合うきっかけをくれたのが、刑務所でした。

 

 

私に問題があるから人が離れていったんだ…

 

 

このことに気付くまで、15年。

しかも、気付いたのは刑務所。


・これまでの私は、自分の意見に物申す人は排斥してきた。

→どんな意見でも、まずはしっかり耳を傾けてみよう。

 

・自分に苦言を呈する人を敵だと思っていた。
→苦言を呈する人ほど、本当は大切なのかもしれない。

 

・私の意見を否定される=私のことが嫌い。
→否定する=嫌い、じゃないよね。

 

 

自分の認知の歪みを少しずつ受け止め、理解して、腹に落とす。

そして気付いたのです。


私から人が離れていったのは、私が孤独になったのは、


私に大きな問題があったからだ、と。

 

 

 

あの頃には、絶対に戻りたくありません。

 

 

今の私は、多くの人に支えられ、こうして前向きに生きることが出来ています。

私が信頼する方たちに、一つのお願いをしています。

 


「もし私が今後天狗になったり、それはおかしいよという事があったら、遠慮なく物申してください。」

 

 

湯浅静香は、皆さんに支えられています。

感謝の気持ちを忘れず、自分一人でここまでやって来れた訳ではないと心に刻み、これからも前進を続けたいと思います。

 

 

 

 

自称、超人気ブロガーと希望の星

 


こちらのしゃかび。【自称】超人気ブロガーです。(笑)

彼は薬物依存と詐欺で服役したことがありますが、今は真面目に仕事、断薬を続けています。進藤さんとしゃかびが繋がってくれて本当に良かったと思っています。

完成度の高いブログを書いています。以前も紹介しましたが、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

皆さんにご紹介したい方がもう一人、年少太郎くんです。

彼は一言でいうならば希望の星。更生のために地元を捨て、人間関係の断捨離をし、新しい人生を歩み始めています。

彼もブログを書き始めました。皆さん、応援よろしくお願いいたします!

 

 

 

沼田牧師が奥様と一緒に碧の森へ来てくださいました!

 

 

 

真面目に生きてきた方が、私のような前科者、元受刑者にスポットライトが当たることを、面白く思わない。

これはごく自然な感情で、私が逆の立場だったら同じように思うでしょう。

それでも私がやらずして誰がやる、この想いを強く持ち、批判覚悟で腹を括って活動をしていきます。

沼田牧師は良き理解者で、元受刑者や前科者の更生にとても協力的です。そのような方がいらっしゃることがどれだけ心強いか、痛感しています。

 

福岡県より生牡蠣のプレゼント!

 

 

私が牡蠣好きだと知った、碧の森の相談者さん。

こんなにたくさんの生牡蠣を送って下さいました。私は本当に本当に幸せ者です。


昨日一人で牡蠣祭りを開催。とーっても美味しかったです。夫は出社でしたので、残念ながら不参加。(笑)

 

ある番組の収録がありました。

 

初めて「ピンマイク」というモノを付けました。

デニムのポケットが浅くて3回も落としてしまい、撮影クルーの方はさぞかしヒヤヒヤしたと思います。

大きなニュースがない限り、今月中に放送されるそうです。

日にちが決まりましたら、改めてお知らせさせてください。
 

 

前回のブログでは、夜の仕事で汚い大人をたくさん見て、いつの間にか自分も汚い大人になっていたと書きました。

 

今日は1年前に書いたブログを再掲します。そのまま再掲ではサボりですから、現在の私が思うことを追記していきます。

 

 

適切な面会数と手紙

 

 

新しいフォロワーさんが増えてきましたので、ここで改めて手紙と面会の重要性について書いて行きます。

おととしの12月18日に、このようなブログを書きました。

 

まだ読まれていない方は、ぜひご一読お願いいたします。

 

 

これまで私のブログを読んでくださっている、受刑者のご家族と待ち人さんが、上記のブログの内容について、少し勘違いをされているように感じる出来事がありました。

 

このブログを書いて約2年が経過し、改めて依存症子の思う「適切な面会の回数」と「手紙の内容」について、解説していきます。

 

最近待ち人になった方、そのご家族、そして中の人にもこのブログが届くことを願います。

 

 

依存症子のパターン

 

 

夫は、私が刑に服する直前の留置場、その後移送された拘置所、立川拘置所、栃木刑務所と、一度も面会に来ることはありませんでした。
 

その理由を夫に直接聞きました。簡単に箇条書きで挙げていきます。

 

・さっさと刑務所へ行け!と思っていた(外で何をやらかすか分からないため)

・私に対する恨みと憎しみがあった

・永遠に帰って来るなと思っていた
・平日に仕事を休めない

・仮に仕事を休めても、長時間をかけて私に会いに行く価値が無い

・初犯のうちに厳しくしないと、必ず再犯を犯すと考えた

・出所後、自分で考え行動できる力を身につけて欲しい

 

↑これを読んで、皆さんどう思ったでしょうか。



・ひどい!と思いましたか?
・厳しすぎる!と思いましたか?

・夫のような強さを持って、受刑者に接したいと思いましたか?

・理解できる部分もあるけど、自分にはできないと思いましたか?

 

 

叫びたいほどイラつく自分の過去

 

 

母も夫も面会に来ることはなく、夫から手紙が届けば、過去を責める内容ばかりでした。

 

薬が抜けて、少しずつまともな考えが出来るようになってから読む手紙は、「それって私が本当にやったの…?」とか、「本当にそんなこと言ったの…?」ということがたくさん書いてありました。

 

その現実を直視し、自分がどうしようもない人間で、嘘つきで、人を裏切ってばかりで、本当にろくでもない人生を歩いてきたことに、ものすごく腹が立ちました。

 

出来ることなら時間を戻したい、受刑する前に戻るんじゃなく、私の幼少期に戻してほしい。

そしてちゃんと勉強し、今のような堕落した人生など絶対に送るもんか!そんなことを考えていた時期もあります。

 

当たり前ですが、時間は戻らない。

 

 

でも、二度と刑務所に戻らないことはできる

 

 

受刑者を観察し、特に累犯から話を聞き、依存症、アダルトチルドレン、機能不全家族、共依存、毒親、パーソナリティ障害について、刑務所にある本で徹底的に勉強しました。

 

そして自分の人生を振り返る作業を始めます。

・小さいころ、どんな子供だったか
・何を思い、何に傷付き、何を嫌だと思ったか
・どんな大人になり、なぜ刑務所に来ることになってしまったのか

少しずつ深堀りし始めます。


 

母からも夫からも見捨てられれば、きょうだいの居ない私は一人ぼっちになる。行く場所なんて何処にもない。

 

言い方はおかしいかも知れませんが、私は夫に「更生をせざるを得ない状況」へ上手く追い込まれたのです。

 

 

人生を振り返る、これは物凄く辛い作業

 

 

なぜだか分かりますか?
 

母にも夫にも、すぐに意見を聞けない、答えをもらえない、自分で考えるしかない。

 

しかもその答えが出ても、正しいか間違っているか、刑務所でジャッジしてくれる人は居ない。何が正解かなんて分からない。

そしていくら振り返ったところで、過去には戻れない。


それがもどかしくて、クソが!!と叫びたくて、自分に無性に腹が立ちました。

 

上手く表現できませんが、胸の奥を掻き毟って居ても立っても居られませんでした。

自分で自分をぶん殴りたい。自分がやってきたことがクズすぎて、過去の自分を心から軽蔑しました。

 

でも悲しいかな、そんな過去の自分も、間違いなく私自身なんです。
 

 

責任転嫁、どこか他人事、他力本願

 

 

・あんた等が私を甘やかしたのもこうなった原因の一つだろ!?
・面会に来て私の依存症に対する思い、話を聞けよ!
・納得いかない!オカンやオトンのせいでもあるじゃん。
・私は子供のころ、ろくな教育をされなかった。
・挙げ句は毒親で、私はまんまとアダルトチルドレンになった。

依存症の私に、向精神薬を貰える病院をハシゴする金、ギャンブルする金を渡し続け、私がおかしくなるのを見て見ぬふりをした、旦那も悪いだろ!

 

こうして責任転嫁を始めます。


 

確かに私の生育環境は、その後の人生にいい影響は与えなかった。

 

夫も、私が薬でおかしくなっていくのを見ていても、止めなかった。

 

でも結局、刑務所へ来てしまったのは他でもない、私自身の責任なんです。


 

母にも夫にも、この私の考えについてどう思うか聞きたい。でもすぐには聞けない、それがもどかしくて、またクソッ!!!と叫びたくて、自分の人生が本当にどうしようも無くて、そんな自分に本当に本当に腹が立ちました。

 

 

自省・自立・自律を促すような手紙と面会を

 

 

上記に書いた私のパターンが、全ての受刑者に当てはまるとは思っていません。

 

私の場合、夫が我慢強く、甘やかさない支援をしてくれました。

 

答えを与えるのではなく、私が1人で立ち上がり、歩けるように、少しずつ問題提起をしてくれたのです。

 


そのお陰で私がどう変化したか?

・自ら考えることを覚えました。
・自分の問題を受け入れられるようになりました。
・責任転嫁することが少なくなっていきました。

 

 

中には「そんなに厳しくしたらうちの人は自暴自棄になる」とか、「厳しくすることが逆効果になる」という方もいらっしゃるでしょう。

 

受刑者の罪名も、性格も、年齢も性別も、育った環境も、十人十色ですよね。

 

受刑者の特性をしっかり見極めて、自省・自立・自律させるような支援をしていただきたいのです。なぜなら、

 

 

出所はゴールではなく、スタートだからです。

 

 

私で例えます。

 

仮に夫が自省・自立を促さず、全て私に答えを教え、手取り足取り世話をし、コントロールをしていたら、出所後の依存症子はどうなっていたと思いますか?


 

私は上記に書いてある通り、

「あんた等が私を甘やかしたのもこうなった原因の一つだ!面会に来て私の話を聞け!オカンやオトンのせいでもある!私がおかしくなるのを見て見ぬふりをした旦那も悪い!」

こんなふうに考えていたのです。

 

その考えのまま出所していたら、私は一体、どんな人生を歩んでいたでしょう?

 

ここでは敢えて、どうなっていたかの予想は書かないでおきます。皆さん、想像してみてください。

 

 

一つだけ間違いなく言えるのは、「ろくな人生を送っていないだろう」ということです。

 

 

面会の数と手紙の内容

 

 

ブログの冒頭に書いた“受刑者のご家族と待ち人さんが、内容について少し勘違いをされている”と書いた出来事について書いて行きます。

 

 

私は、絶対に面会に行くなとは言っていません。


手紙を一切書くなとも言っていません。

 

 

中の人に嫌われないために毎日手紙を書いたり、自分がただ書きたいからと言う理由で手紙を書いているようなら、それは単なるあなたの我儘です。

 

それ、本当に中の人のためになっていると思いますか……?

 

 

「いえ!私の手紙の内容は自省を促していますし、ちゃんと指導していますから!」と言う人がいらっしゃるかも知れません。

 


毎日、同じ内容の手紙が届く、受刑者の身になって考えてみてください。

 


どれだけ濃く良い内容であっても、毎日手紙が来るようでは、そのありがたみは少なくなります。

これが恐ろしい「慣れ」
ですね。

 


慣れによって、手紙の内容を熟読する気も失せるでしょう。

人間とはそういう生き物です。

 

 

私がこのブログでお伝えしたいのは、受刑者のご家族や待ち人さんには、適切な面会数と、答えを与えずに気付きを促す手紙を書いていただきたい、ということなんです。

 

 

厳しくするより、甘やかす方が簡単ですよね。

 

コントロールしたいですよね。

 

二度と失敗してほしくないから、自分の言うことを聞いてもらいたいですよね。

 

 

その気持ちをグッと堪えて、受刑者の出所後のことを、考えてあげてください。

 

 

今、あなたができる最善の支援は何なのか?少し立ち止まって、一緒に考えてみませんか?

 

 

 

刑務所からの手紙

 

 

待ち人の皆さんはご存知だと思いますが、刑務所から出せる手紙の枚数は7枚、文字数の制限もあります。

この方は初めて手紙を送ってくださいましたが、7枚にびっしり書かれており、更生への意欲を強く感じました。

出所後を見据え、出所後も心が折れることの無いよう、支援できればと思います。

 

 

フォロワーさんが900人突破

 

 

集客目当ての方たちのお陰で(笑)、フォロワーが900人を突破いたしました。

依存症子を初めからずっと見守ってくださる方も、最近私を知った方も、ブログを読んでくださって本当にありがとうございます。

 

 

認知の歪みは誰にでも起こる

 

 

こちら、セックス依存症になりましたという漫画を描いていらっしゃる津島隆太さんのツイートです。

 

こちらの漫画は、大船榎本クリニック斉藤章佳先生が監修されています。

 

行為依存について非常に勉強になります。依存症の勉強をしたいけれど、活字を読むのはちょっと…という方、ぜひこちらの漫画を読んでみてください。

 

 

イヴサンローラン・ボーテの試み

 

 

化粧品販売とDV(ドメスティック・バイオレンス)、一見結び付かないように感じます。

商品を購入する際に消費者が一瞬立ち止まり、「あれ?これ自分のこと…かも?」と気付いていただく機会を作る、とても良い啓発活動だと思います。

 

こちらに書いてある内容、バリバリの共依存です。

抽選になりますが、参加は無料です。私も申し込みましたので、お時間の合う方はぜひ!

 

 

担当さん産休中

 

 

一度短くするとどんどん短くなっていく謎現象……(笑)

 

 

前科者や元受刑者は、簡単に海外へ行けません!!!

 

 

出所後にハワイで結婚式。と考えていらっしゃる待ち人さん、いますか?

その願いは残念ながら、出所後すぐには叶いません。

こちらの佐藤先生、前科者や元受刑者がVISAを取るにはどうすれば良いか、発信されています。

私も時期が来たら佐藤先生に依頼する予定です。皆さんも参考になさってください。

 

 

言葉ではなく、行動で示し続ける

 


私は15年もの間、自分から人が離れていくのは、周囲が悪いんだ!と思っていました。

 

でもそれは大きな間違いで、私自身に問題があったから、人が次々と離れていったのです。

 

孤独になってから気付いても、後の祭り。覆水盆に返らずです。


発言と行動が伴わなければ、信用なんてされません。


有言実行、あるのみです。

 

 

本日定期ブログを更新したばかりですが、ご報告です。

 

 

AERAさんが私の活動を取り上げてくださいました。

 

 

 

 

過去より現在の活動にフォーカスしていただき、有難い限りです。

 

私はこれからも歩みを止めずに進んで行きます。応援してくださると嬉しいです。

 

 

 

以前取り上げてくださった文春オンラインさん、街録チャンネルさんのURLも貼り付けます。

 

お時間がありましたら、ぜひご一読ください。

 

 

文春オンラインさん

 

 

 

街録チャンネルさん

 

 

 

前回のブログでは、母の不倫に巻き込まれたこと、脳神経外科の医師と援助交際をしたと書きました。

 

高校生でキャバクラのビラ配りを始め、次々とオッサンに声を掛けられるようになります。

 

相手は酔っ払いだったり、ナンパだったり、援助交際目的だったり様々です。今思えばこのバイトは「適当に男をあしらう訓練」になりました。

 

 

キャバクラに「就職」

 

 

高校生活は遅刻と早退ばかりでした。あの出席日数でよく卒業させてくれたと思います。

 

高校2年と3年の担任だった田村先生に(たむじぃと呼んでいました)、「静香!お前は出席日数が足りな過ぎて就職先はないから、自分で探せ!」と告知されます。

 

マジ?まぁいいや。適当に探そう。

 

するとビラ配りをしていたお店の店長、「静香どうせ就職先ないんだろ?だったら決まるまでうちで働けば?」

 

渡りに船とはこのこと。私はビラ配りをしていたR店で働くことになりました。

 

 

入店当時は全く売れなかった

 

 

キャバクラでは新人はポンポンと場内指名が取れ、そこから本指名に繋がっていきます。

 

ところが私は、3ヶ月経っても場内も本指名も取れませんでした。

 

 

当時18歳。高校から付き合っている彼氏がいたものの、18歳年上の男性と二股交際を始めます。

 

36歳と18歳、かなりの年齢差。今考えれば彼は若干ロリコンだったのかも知れません。

 

この男性は土建屋の2代目で、とても大きな家にお母さまと2人で住んでいました。

 

家はデカすぎて迷路のよう、付き合い初めは家の中で迷子になるほど。家具は全てカッシーナ、クローゼットを見れば上から下まで、ハイブランドの洋服や靴ばかり。

 

私の19歳の誕生日には、ロレックスの時計をプレゼントするような男性です。

 

 

18歳の小娘が、彼の財力や人脈のお陰で、良いモノに触れ、良いモノを食べ、良いモノを身に着け、良い社交場に連れて行ってもらうことが出来ました。

 

これが「要因」の1つとなり、他人の財力や人脈を自分の力と勘違いするようになっていきます。

 

 

普通の18歳じゃ出来ないような経験

 

 

普通の18歳ができないような、経験や体験をさせてもらいました。

 

この男性が、私を「売れる女」にしてくれました。

 

 

こういうものを身に着けなさい、着なさい、所作はこうしなさい、立ち居振る舞いはこうしなさい、年賀状や暑中見舞いを出しなさい。

 

他にもたくさんありますが、彼は「夜の女性である静香」をブランディングしてくれました。

 

ロレックスを買って貰えたから、つい持ち物や服も買ってくれるかと思いきや……そこはちゃんと自分の給料で買いなさい、という人でした。

 

 

ここから私は一気に駆け上がり、ナンバーワンになります。

 

 

私を支えたお客様

 

 

プリティウーマンのリチャード・ギアような男性とはお別れし、ナンバーワンの地位をを支えてくださったお客様は、


医師
製薬会社
悪徳リフォーム
闇金

ヤクザ

 

の方々でした。悪徳リフォームと闇金の人たちは当時、本当に羽振りが良かったです。

 

 

悪徳リフォーム、皆さんご存知ですか?一時期ニュースでも散々取り上げられました。
 

そのお客様の会社では、深夜2時ごろ、社員に命じて他人の家の屋根に上り瓦を壊し、次の日に何食わぬ顔をして訪問、「お宅の屋根ヤバいですよ!」と、高額なリフォーム料金を請求する。

 

立派な器物損壊と詐欺。犯罪ですよね。

 

 

こーんないい加減なことをしても捕まらないんだ。会社の経営が出来るんだ。

 

汚ねぇ。

 

 

医者を気持ち悪いほど持ち上げる製薬会社

 

 

今はあり得ないのかも知れませんが、医者を製薬会社が接待するのは当たり前でした。

 

今の第〇〇共が、第〇製薬と〇共製薬だった時代です。外資がブイブイ言わせていました。フ〇イザーです。

 

特に〇共のお客様には個人的にも良くしていただき、頭が痛いと言うとすぐに○○ソニンを2シートはくれました。

 

医師の処方箋が必要な風邪薬や抗生物質を、タダで貰うなんてしょっちゅうでした。

 

会社の経費でどんちゃん騒ぎ、アフターで焼き肉屋に行っても、その人たちは身銭を切ることは一切ありません。

 

私にとって医師と製薬会社は上客中の上客でした。医師の指名を取ることが出来れば、製薬会社が自動的についてくるからです。

 

 

大病院で立場のある医師を、何社かの製薬会社で接待したことがありました。

 

このときは医師のお客様とキャスト3人、製薬会社の営業マン3人、計7人でクルージングディナーに行きました。

 

ストレスからか、あの医師もまたアルコール依存症だったと思います。飲み方が尋常ではなかった。

 

 

なーんだ。製薬会社の接待の良し悪しで、病院で処方する薬を決めるんだ。患者のためとか、副作用が少ない薬を選ぶとかじゃないんだ。

 

汚ねぇ。

 

 

警察とヤクザ

 

 

私はヤクザの愛人になりました。

 

彼は普段飲みに来てもうるさいことを言わないのですが、珍しく「大事な人を接待するから明日は女をたくさん付けてくれ」、と言いました。

 

どんな立場の人を連れてくるんだろうと思ったら、同業者と思われる強面の男性を連れて来ました。

 

私はてっきりヤクザだと思ったのですが、話をしている内容がヤクザじゃない。

 

 

「この人誰なの?」と聞くと、小声で「マル暴だよ」と言いました。

 

 

マル暴とは組織犯罪対策部、4課のことです。主に暴力団が事件を起こしたとき、捜査をするのがマル暴です。

 

彼はデリヘルを経営していました。デリヘルで働く女性を泥酔した警察官にあてがい、深夜のラブホテル街に消えていきました。

 

「警察とヤクザって仲いいの?」と聞くと、「マル暴から情報を流してもらうこともあるし、こっちが情報を渡すこともある。持ちつ持たれつだな。」

 

 

へぇ。市民の味方も、裏でヤクザと繋がってるのね。

 

汚ねぇ。

 

 

いつの間にか自分も汚ねぇ大人

 

 

この方たちのお陰で、私はお店で売上を上げ、ナンバーワンで居続けることが出来ました。

 

売上げを上げてくれるお客様たちに感謝の思いを持ちながら、社会の仕組みに対する疑問、矛盾を抱えながら日々接客をします。

 

 

前回のブログの母の不倫から始まり、大人が使う本音と建て前、社会的立場があっても女子高生を金で買う大人、仲良くしているなんて一般人は全く知らない組織同士の繋がり、どんな手段でも金さえ稼げればいいという人たち。

 

そんな大人たちを心のどこか蔑みながら、自分の利益・収入のために援助交際をしたり、仕事をしている自分。

 

自分も「汚い大人」になることが、出世や高収入に繋がると解釈するようになっていきます。

 

 

孤独になって初めて気付く

 

 

自分には何もなくて、本当にちっぽけだと気付いたのは、受刑してからです。

 

え!?それまで気付かなかったの!?馬鹿じゃないの?そう思う方が大多数だと思いますが、私は自分に苦言を呈する人間を徹底的に遠ざけてきました。

 

 

うるさい!私には私のやり方がある!口を挟まないで!でも知りたいことは教えろ!

 

なんとも自分勝手ですね(苦笑)
これでは人脈の「じ」、信用の「し」の字もありゃしない。そうして私は、

 

 

誰からも見向きをされなくなり、孤独になり初めて、自分の置かれている状況に気付いたのです。

 

 

 

どうもありがとう

 

 

今の私は、湯浅静香を形作る過去を、全てを受け止め腹落ちさせています。

 

汚い大人を利用したのは私自身。そして私も汚い大人になった。

 

世の中の仕組みを若いうちに知ってしまったことは、良くなかった。でも今は、知ることが出来て良かったと思っています。

 

 

現在は、刑務所に行ったことに心から感謝しています。

 

嘘でしょ?刑務所まで落ちて感謝なんて出来るわけがない、綺麗ごとを言うな!そう思う方もいらっしゃるでしょう。

 

・刑務所に行かなかったら、私は死んでいました。
・立川拘置所で、進藤さんの講話を聞くことが出来ました。
・受刑中、刑務所の教育に大きな疑問を持ったことが、碧の森を運営するきっかけとなりました。
 

 

好き放題に生きてきたツケは、受刑歴という消えない形で残っています。消えることは無く、一生残り続けます。

 

でもそれ以上の価値あるモノや、たくさんの良いご縁を、今の私は手に入れていると思っています。
 

 

 

次回、11月4日(金)のブログはお休みさせていただきます。
 

 

 

 

信田さよ子さんのオンライン講座

 

 

依存症と言えば信田さよ子さん!新著の「タフラブ 絆を手放す生き方」のオンライン講座です。

 

依存症者のご家族、受刑者のご家族、ご自身が過干渉・または毒親かも……?と少しでも思われている方はぜひ参加してみてください。

 

おでんは美味しい!

 

 

進藤さんと沼田牧師、記者さんと進藤さんの息子さんと一緒に、王子のおでん屋さんで飲みました。(私はウーロン茶がぶ飲み)

 

受刑中、進藤さんと“不寛容な世の中”を語り合えるなんて、想像出来ませんでした。

 

良縁を掴むも、放すも、自分なんですよ。

 

盆栽教室

 

 

私の趣味、盆栽です。杉盆栽の剪定をしました。

 

1,2枚目はbefore、
3、4枚目はafterです。

 

沼田牧師、進藤さんとスペースを開催しました!

 

 

私の過去をお話ししています。

母のことを語る部分で泣いてしまいましたが、それもまたご愛嬌。

 

 

前回のブログでは、自分の過去を咀嚼し、実際に行動し、模索する。人生はこの繰り返しだと書きました。 

 

私が受刑者や元受刑者に対して書くブログは、待ち人さんにも厳しい内容だと思います。

 

 何度でも言います。出所はゴールではなくスタートです。そのスタートに向け甘やかさない支援をし、忍耐強い愛(タフラブ)を持って接してください。

 

 

母の不倫

 

 

小学4年生のころ、母がパチンコ屋の店員と浮気をしていて、私は何故かその店員に連れられ、ウインクのコンサートに行きました。

 

私はウインクなんて好きじゃありません。ただ流行っていました。

 

「何でこの人とウインクのコンサートに行かなきゃいけないんだよ」と思っていましたが、中学生になってから気付きました。

 

私とその店員の相性を見るために、コンサートに行かされた事を。

 

父が風俗好き、もしかしたら外に女がいたかもしれない。だから母も浮気をし、離婚して私を引き取るにあたり、新しい男と私の相性を探る。

 

このように文字にすると「なんて卑劣で浅はかな母よ」、と思いますが、結局両方の浮気は火遊びで終わったようです。

 

 

妙に現実的

 

 

中学生で母に対し、「汚い」という感情を持ちました。

 

大人って平気で浮気するんだ、簡単に離婚をしようと思うんだ、セックスは誰とでもするものなんだ、子どもの都合はお構いなしか、そんなことを考える冷めた子どもだったと思います。

 

愛があっても金がなけりゃ喧嘩する。愛さえあればお金なんていらないは嘘だ。

 

妙に現実的な中学生、高校生だったと思います。

 

高校3年で卒業文集を作る際、仲の良かった子が寄せ書きに「ずっと□□(彼氏)と一緒です」と書いていて、「これからたーくさんの男と出会うんだから□□よりいい男が現れるに決まってんじゃん!」と言ったのを良く覚えています。

 

 

それに対する返事は、「静香って夢ないね」でした。

 

 

夢?夢は寝ている間に見るもんでしょ。社会に出たら今の彼氏よりいい男なんて、山ほど居るのに。

 

高校生ですでにキャバクラのビラ配りをしていた私は、大人の世界に片足を突っ込んでいたので、同級生が子供に見えてしまったのです。自分だって子供なのに。   

 

 

寄せ書きをする日時をすっかり忘れ、日焼けサロンへ行き遅刻をしたある日、もう寄せ書きは締め切ったから、静香のは残念ながら載らないぞと担任に言われます。

 

 

埼玉県立大宮商業高等学校、1998年度卒業生が持っている卒業アルバムの寄せ書きの私の欄は空欄です。

 

仲の良かった子達の文集には「ずっと△△と一緒です」と書きました。

 

周囲の子がそう書いているから、とりあえず合わせりゃいいや。そんな思いで書きました。 微塵もそんなこと、思ってないのに。

 

 

電車でPCを開く男性(1997年)

 

 

高校2年のころ、学校を早退し日焼けサロンに行くため、電車に乗っていました。

 

時間はお昼前、11時くらいだったと思います。電車はガラガラ。

 

 

ガラガラなのに、私の対面に座る男性が居ました。

 

今は電車でノートパソコンを開く人は普通に居ますが、あの時代はとても珍しかったです。

 

ノートパソコンを外で使うには、色々な付属品を使う必要がありました。価格も今のように安価ではなく、高額。外でノートパソコンを使える人はお金持ちだったと思います。

 

その男性はパソコンの画面を見ないで、私をずーーーっとガン見してきました。

 

私も負けじとガンを飛ばします。見てんじゃねぇよ!威嚇です。

 

 

駅に到着してさっさと降り、早足で日焼けサロンへ向かいます。

 

するとその男性が後ろから私の肩をたたき、声を掛けてきました。

 

 

その男は脳神経外科の医師

 

 

声を掛けてきた男性は、名刺を渡してきました。

 

「○○脳神経外科 医師 ○○○○」と書いてあるその名刺を見て、私は絶対に嘘をついていると思いました。

 

 

医者が女子高生に名刺渡さないでしょ……。

 

「あのさ、君、援交しない?」 出てきた言葉にも、驚きました。   

 

医者がガン黒の女子高生にいきなり声を掛け、自分の身分や職業を明かし、援助交際に誘う。 

 

こいつ、アホなんじゃないの……?   

 

 

半信半疑で連絡先を交換し、実際にコトに及ぶ場所は何処にするか聞いたところ、これまたびっくり。 

 

「○○脳神経外科の寮があるんだけど、タクシー代を出すから○○駅からおいで」と言われました。  

 

マジで?家?ってか寮?そんな所に女子高生が行って同僚に見られたらどうすんだか……。ちょっと危ないかもな。 

 

 

そう思った私は友人に、「危なくなったら連絡するから警察に通報してほしい」とお願いしました。   

 

 

援交をする女子高生側は、罰せられないと知っていたからです。   

 

 

タクシーで向かったアパートの少し先には、名刺に書いてある○○脳神経外科の看板がありました。 

 

あぁ、アイツまじで医者だったんだ。 

 

 

その医師は執拗に私の入浴を覗きました。足の指の間を洗っていると、「キレイ好きなんだねぇ」と言ったり、本当に気持ちの悪い男でした。 

 

 

このとき、医師のような立派な人でも女子高生を買うんだと思いました。 

 

 

もしかしたら、これまで勉強しかやってこなくて、中高大学でモテなかったんだろうな……そのうっぷんを今、金にモノを言わせて発散しているのかもしれない。   

 

 

大人って汚ねぇ。   

 

 

社会的に立派な仕事をしていようが、頭がどれだけ良かろうが、育ちが良かろうが、男は女子高生とセックスするのが好きなんだ。そう思いました。

 

 

地位も名誉もあるのに、金で女子高生を買いセックスをする

 

 

「ねぇ、お友達で援助交際する子がいたら紹介してよ。紹介料出すからさ。」 

 

その後私はこの医師に友人を紹介し、何回か紹介料を貰いました。   

 

 

売る私ももちろん悪いですが、良い悪いという物差しではなく、思春期に出会ったこの医師は、大人は汚いんだと実感させてくれた代表格です。 

 

 

後に友人から、同じ病院内で援交をしたいという別の医者を紹介されたが、金額が3万だったから断ったと話を聞きます。 

 

 

医者同士のネットワークって他にもあるのかね、もっと金持ってるヤツ居そうだよね、そんな話をしたのを覚えています。   

 

あの時代は女子高生を買うことが、ある種のステータスだったのかも知れません。

 

 

汚い世界 #2 へ続きます。

 

 

 

家族で共有する薬の使い方

 

 

 

   

これ、モヤモヤしますね~。 

 

夫に悪気はないのです。でも、みんなで使うから順番に開けてようとか、考えるようなタイプじゃないんですよね。(笑) 

 

生理前じゃなくて良かったです。この件は笑って終わり!

 

 

BLEACH

 

 

 

私は漫画やアニメが大好きなのですが、このBLEACHのアニメ化は待ちに待ちました。 

 

ジャンプでも単行本でも、最終回が謎のまま終わっているのですが、アニメではその最期が分かるそうです。 

 

音楽がカッコいいと思ったら案の定、鷺巣詩郎さんでした。エヴァといいBLEACHといい、鳥肌立ちまくりの音楽です。

 

 

Xmasケーキの予約

 

 

 

我が家では毎年Xmasケーキを予約します。今年はこちらです。 

 

私の誕生日は12月なので、Xmasケーキ兼誕生日ケーキになっちゃうんですけどね。(笑)

 

 

マズローの5段階欲求説

 

 

 

 

この図は、アメリカの心理学者のアブラハム・マズローが提唱しました。 

 

生理的欲求と安全欲求が満たされないと、自己実現など到底出来ません。 

 

例として、病気の人が何かを成し遂げようとしたとき、まず病気を治さないと(生理的欲求を満たさないと)安全欲求が満たされることはなく、自己実現に到達することは難しいということです。 

 

この生理的欲求と安全欲求が確保されていないにもかかわらず、何段も飛び越えて社会的欲求や承認欲求へ行こうとする人を、Twitterでよく見かけます。 

 

・社会的欲求→どこかに所属し満足感を得たい、集団で連帯感を得たい
・承認欲求→自分の価値を認められたい、尊重されたい   

 

段を飛び越えることは、出来ません。 

 

まず下段の生理的欲求を満たすことが出来て、初めて安全欲求を何とかしようと思えるのです。 

 

気になる方は自己実現理論で調べてみてください。自分が今どの段階に居るか確かめてみるのも面白いです。  

 

 

前回のブログでは、過敏性腸症候群の症状が良くなってきていると書きました。

 

今日は1年前に書いたブログを引用しながら、感じたこと、変化したことを書いていきます。

 

 

刺青が入っていても周囲を不快にせず、自宅で出来る仕事

 

 

昔からの読者さんにはしつこい!と言われそうですが、私は全身に刺青が入っています。両腕とお腹、胸は無事。右肩の少し下まで入っているので、夏場にノースリーブは着れません。

 

スーパー銭湯にも当然行けません。温泉宿へ行く際は部屋付き露天、または家族風呂がある宿に行くようにしています。

 

出所した私は、全身に刺青が入っていても働ける職場を探します。

 

 

皆さんのご想像通り、ある訳がない。

 

 

元受刑者でこれといった特技ナシ、学歴もナシ、資格もナシ。

 

ナシが幾つも揃う私は自己嫌悪に陥りながらも、とにかく足掻きました。

 

仕方がない、雇って貰える所が無いなら自分で起業しちゃえ!そう思いました。

 

薬物や向精神薬の影響がある中、おぼろげに思い出したのは、高校生の時にネイルチップを作ったこと。

 

そっか、家で出来る仕事なら着替えなくてもいいし誰に刺青を見られることも無い。自宅でネイルサロンをやろう!

 

こう考えたのがネイルスクールへ通うきっかけとなりました。今考えれば勢いと思い付きで安易ではありますが、この勢いが私の長所でもあり、原動力になる部分です。

 

すぐに行動を起こし、ネイルスクールの資料を片っ端から取り寄せます。

 

そんな中で一番早く資料が到着したのが、ローズネイルスクールでした。

 

私はこのスクールでネイルに起業、アロマ、九星気学、人生の目標を見つける方法などを学ぶことになります。

 

 

スクールの生徒さんは、若くて一生懸命でした

 

 

私に良い影響を与えてくれた一つに、スクールに通うたくさんの生徒さんたちの姿があります。

 

私の娘と言ってもおかしくないような20代の子たちと一緒に、授業を受けます。

 

ネイリストになるという夢を持つ若い子たち。この子たちと同じ年齢のとき、私は一体何をしていたのだろう……。薬物、夜の仕事、金にまみれた欲の世界、ギャンブル。

 

今のこの子たちはなんて綺麗で、輝いているんだろうと思いました。

 

それと同時に、激しい自己嫌悪に陥りました。

 

私はどうせ元受刑者。間違った道を進んだ。どう足掻いてもこの子たちのように綺麗には生きられない。過去には戻れない。

 

キラキラした彼女たちを見ると、劣等感が襲ってきます。どうして真面目に生きなかったんだろう。勉強をしてこなかったんだろう。

 

そんなことを考えても、後の祭り。覆水盆に返らずです。

 

 

出来ないなら、出来るように訓練する

 

 

それまでの人生、「出来ないなら初めから挑戦せずに諦める」という方法を取って来ました。

 

これは言い訳です。やったことが無いんだから出来なくて当然。どうやって出来るようになるかは、私の努力次第です。

 

今躓いている産業カウンセラーの筆記試験もそうですが、私は受験勉強というものをしてこなかったため、そもそもどうやって勉強をすればいいか、方法を知りません。

 

知らないなら自分で片っ端から調べてやってみればいい。何度落ちようが、自分に合う勉強の方法を模索して、諦めずに挑戦する。

 

挑戦することに意味があると、私は思っています。

 

どうせ私なんて……、こんな言い訳をせず、挑戦を続けることで、皆さんの勇気や希望になればいいと私は思っています。

 

挑戦を続ければ、いつか受かる。
落ちたからって、命を取られる訳じゃない。
落ちたことで、何が悪かったか振り返る。

↑当たり前でしょそんな事!と思う方が多いかも知れませんが、当たり前のことが出来ないのが私です。

 

一生懸命努力する生徒さんを見て感じた劣等感。この劣等感は、合格することで必ず自信に繋がるはずだ。

 

・私に足りないのは成功体験なんだ!
・一発アウトの世の中だと思い込んでいる、自分への挑戦だ!
・成功体験を積むには、何かに挑戦することを続けるしかない!

 

ネイルスクールで見たもの、感じたものを通して、4年間でこんなふうに考えられるようになりました。

 

 

過去ではなく「今の私」を見てくれる人がたくさん現れました

 

 

多くの人と触れ合い、話をし、今の自分に出来ることをコツコツと続けて行くと、今の自分を見てくれる人が増えてきました。

 

「過去の湯浅さんは関係ない、今真面目ならそれでいい」、このようなお言葉をいただく機会があります。なんて有難いことでしょう。

 

 

ここで「増えてきました」という表現を使いましたが、その理由は残念ながら、いかに自分が努力をしても、元受刑者という肩書きで私を判断する人も一定数存在するという事実があるからです。


私が元受刑者だと知って離れて行った人たちにも、色々な理由があるでしょう。

 

離れた理由をしつこく問い詰めたり、関係を修復しようなんて思いません。それでも今を私見て!としつこくするのは単なるエゴであり、我儘です。


 

離れて行った人たちを追いかけることに労力を使うより、今の自分を見てくれる人たちの意見をしっかり聞こう。寄り添おう。そんなふうに思います。

 

今の自分を見てくれる人たちを大切にしていれば、自ずとやるべきことは見えてくると感じています。

 

 

今の自分を見てくれる人なんて居ない!そう思う方もいらっしゃるでしょう。

 

本当に居ませんか?
見えていないだけではありませんか?
見ようとしていないだけではありませんか?

 

 

深く考え、もし見てくれる人が居ないのならば、行動を起こしましょう。
 

過去をしっかり腹落ちさせれば、その経験を未来に、人のために活かすことが出来ると思います。

 

 

過去をしっかり腹落ちさせること。これが元受刑者や依存症者にとって、最も大切なことではないでしょうか。

 

傷付いた過去も、傷付けた過去も、幼少期の環境も、身体と心の痛みも、全て咀嚼したあとに新たなステージが見えてくると思います。

 

今の私も、まだまだ過去を咀嚼中です。

 

 

実行しながら模索するを一生続けます

 

 

湯浅さんは目標があってすごいですね、意志が強いですね、YouTubeやネット記事のコメントで凹まないんですか?

 

こんなふうに言われることも最近は増えてきました。

いやいや、生理前はイライラするし、一日中ゴロゴロする日もあるし、旦那と月一回は大喧嘩するし、ショックなことが書いてあればそりゃ凹むわよ!!!(笑)
 

 

色々なことがあって、喧嘩して、怒鳴って、泣いて、人の意見に耳を傾けて、落ち着いて考えて、今後に活かす。

 

私の出所後の人生、これの繰り返しです。

 

 

失敗しない人なんていません。

失敗を指摘してくれる、苦言を呈する存在が大切です。

 

受刑前は苦言を呈する人を徹底的に遠ざけていましたが、今は真逆です。

真摯に受け止め、その時点では理解が出来なくても、考えることを諦めずに答えを見つけていきたいと思います。

 

 

 

 

コインパーキングで隣の車の料金を「払わせていただきました!」

 

この失敗、やったことのある人いますか?

 

 

急いでいたので駐車番号を見ずに支払ってしまいました。

 

せっかちだからだと夫からは冷ややかな目をされましたが、間違えたことはしっかり反省します。

 

お隣の車と運転手さんに、幸あれ!!(笑)

 

 

にのみやさをりさんの個展

 

 

にのみやさをりさんの個展、「Sの肖像」が明日15日まで開かれています。

上司から私は性的被害を被った。以降、私の二十代は、呆気なく世界に対して閉じられてしまった。性被害によってPTSDと解離性障害を被った私は、自分の二十代・三十代の記憶をほぼ、失っている。」

 

「性被害やPTSD、そして解離性障害を被ったことで二十代の記憶をほぼ失ってしまったような私だからこそ、彼らのきらきらを、彼らのぐしゃぐしゃを、大事に掬い上げられるじゃなかろうか」

 

「二十代の群像~Sの肖像」より抜粋

 

10年間撮り続けた青年の姿が、そこにあります。

 

コーヒーや生パスタ、カレーが美味しくいただける、代々木のお洒落な喫茶店で開催されています。

 

 

罪友教会17周年記念礼拝

 

 

初めて進藤さんの教会へ伺ったのは1年前です。時が過ぎるのはあっという間で、今こんなに親しくさせていただいているのが夢のようです。

 

立川拘置所で進藤さんの講話を聞いてから6年。あの講話を聞いていなければ、今の私は存在しません。

 

私は進藤さんの背中をひたすら追い続ける。それが最大の恩返しだと思っています。

 

 

回復が認められる喜び

 

これまで4回の受刑歴があるれおさん。この間、息子さんとの微笑ましい出来事をツイートされていました。

 

 

 

 

依存症者もそのご家族も、お互いに回復するとはこういうことです。

 

れおさん本人からコメントをいただきました。

「まだまだ胸を張れる程ではないけど、あの頃…お互いの顔を見るのも怖かった頃に比べたら、何て穏やかに笑えるんだって嬉しくなります。」

コツコツ回復と更生を続ける。見ている人はちゃんと見ています。

何年も、何十年もかかるかも知れない。でも回復と更生を続ける。

この地道な努力が、新たな信用の土台を作ると思います。

 

 

歯は大切!

 

 

2年前のツイートを掘り起こしました。

 

歯は大事だよ!って話なのですが、昔話をします。

 

夜職時代、私が18歳~22歳のころの話です。

時代の流れを誰よりも早く読むことに長け、次々と商売を成功させた社長を、私はとても尊敬していました。そんな社長にママを任命されたときは、本当に本当に嬉しかったです。

 

社長は前歯が所々ありませんでした。抜けている歯の間にタバコを挟んで吸うのが彼のスタイル。

 

イケイケだったので多方面にお店を出店します。やがて経営は立ち行かなくなり、横浜の有名店の暖簾分けということもあり、本家に経営権は移ります。

 

「お前たちを絶対に悪いようにはしない」、その言葉を幹部たちに残し、最後に彼は飛びました。(居なくなりました。)

 

店を任されていた私は、古株を追い出すために利用されていたことを知り、裏切られた思いでいっぱいになりました。

 


この出来事以来、“ある程度の地位や権力を持っているにも関わらず、歯が無い人は信用しない”のが、私の中でセオリーとなっています。

 

 

今はこの社長へ感謝こそすれど、恨みの気持ちは一切ありません。若くしてあんな経験はなかなか出来ないと思っているから。

 

夜職のせいで知らなくてもいい世界を知ってしまったけれど、それが無かったら今の私も存在しません。依存症になっても受刑者になっても、結果感謝です。

 

この社長が破産者マップに載っているのを見つけましたが、元気にしているかな……。

 

 

満期から2,000日

 

本日で満期から2,000日(約5年4ヶ月)が経過しました。

 

仮釈放期間を入れるともっと長いですが、一区切りの意味も込めて備忘録としてブログに残します。

 

これからも気を引き締めて社会生活を送ります。応援してくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。

 

前回のブログでは、「元受刑者でも何かをコツコツ続けることを続けられる」と証明する大切さと、碧の森の目標について書きました。

 

 

一気に秋めいてきましたね。昨日の関東は寒いくらいでしたが、皆さん体調を崩さず元気に過ごされていますか?

我が家の庭には三大香木が植えられています。

春の沈丁花(ジンチョウゲ)、夏の梔子(クチナシ)、秋の金木犀(キンモクセイ)です。

金木犀が一気に咲き始めました。とってもいい香りです。

 

 

金木犀は花後の掃除が大変ですが、夫と一緒に頑張ります。

 

 

受刑生活で気付いた身体の変化

 

 

私は出所後に、過敏性腸症候群と診断されています。


立川拘置所に収監されてからお腹の調子が悪くなり、整腸剤を飲んでも一向に改善することはありませんでした。

 

栃木刑務所に移送され、内掃工場に就業してから安定傾向にありましたが、出所してから一気に悪化しました。

 

 

出所後に大腸カメラをやりましたが、小さなポリープがあった程度。細胞検査をしても異常なし。

 

「これは精神科の領域になるね」と内科医に言われ、心療内科を受診することになります。

 

 

自分の過去=汚い、消したい

 

 

心療内科を受診し、とても良い医師と出会います。

 

この医師は、初診で1時間以上話を聞いてくれました。精神科医が1時間以上かけて話を聞いてくれるなんて稀だと思います。

 

私の受刑歴や生い立ちを伝えます。話をしているうちにボロボロと涙が出てきました。

 

 

自分の過去を汚い、消したいと思う気持ちが「下痢」という形で身体に出ているのではないか。このような説明を受け、とても納得したのを良く覚えています。

 

幼少期に虐待を受けて育った子供は、睡眠障害になりやすいとも言われました。愛情を知らずに育った子供は深い睡眠に入りにくいようです。

 


現在も1ヶ月に1回、この医師から診察を受けています。今は他人との適切な境界線や、カウンセリングのアドバイスを受けることが多いです。

 

 

原因不明の腹痛に悩まされる出所後

 

 

出所後の私の自己肯定感は、極限まで下がっていました。

 

・刑務所にまで落ちて、これからどうやって生きて行けばいいのだろう?
・受刑歴が色んな人にバレたらどうしよう?
・受刑期間を少しでも早く巻き返し、挽回したい

 

このような思いで生活していましたが、焦りが私を良くない方向へ走らせ、煙草やスマホゲームの課金へ逃げる結果となりました。

 

 

そのころ住んでいたマンションから一歩出ると、お腹が痛くなる。

駅までわずか10分程度なのに、途中でコンビニに寄る羽目になる。トイレに行けない環境を想像するとお腹が痛くなる。

 

トイレに行けない環境は具体的に、電車や首都高速、外環自動車道などです。

 

 

どこにも出かけたくない

 

 

常にお腹が痛くなると想像するだけで、気が滅入りました。どこにも行きたくない、家を出るのが本当に嫌でした。

 

そのころネイルを習い始め、何とか1級まで取得するも、試験本番前は毎回お腹を壊していました。

 

試験は午前中が多かったのですが、朝食は少なめにし、水分も極力摂らずに臨みました。

 

前もって試験会場近くのトイレを探すなど、入念に準備をしました。


 

このネイルの試験が、私の中で暴露療法のような形になったのだと思います。

 

暴露療法とは→エクスポージャー法とも言います。
 

不安の原因になる刺激に段階的に触れることで、不安を消していく方法です。具体例を挙げると、「高所恐怖症の人が高層階に住む」といった感じで、徐々に慣らしていく方法です。

主に不安症やPTSD、強迫症に用いられます。 何かの刺激によって不安が生じた場合、その刺激を回避することによってかえって不安が慢性化したり、悪化したりすることがあります。

 

 

現在は?

 

 

電車で出かけるときは、極力グリーン車に乗ります。トイレが付いているからです。

車で出掛けるときは、首都高速を使っても途中で降りられるようにし、混雑する時間帯を避けます。

 

徐々に症状は良くなっていますが、まだ痛くなることがあります。

 

 

以前は夫と一緒じゃないと出掛けられませんでしたが、今は一人で熱海まで新幹線に行くことが出来ています。

 

 

 

訓練することの大切さ

 

 

少しずつ訓練すること、慣れさせること、大切だと感じます。

 

 

2年前の私が新幹線で熱海、電車で横浜へ行くなんて不可能でした。

 

今いろいろな所へ行けるのは、実は奇跡なんです。

 

地道に訓練を続けたから、慣れさせたから、一人で行動できるようになりました。

 

 

怖くて一人で出掛けられなかったあの私が、今こんなにアクティブに行動出来ています。

 

もし私のような症状で困っている方がいるなら、少しずつ訓練してみるのも一つの手段だと思います。

 

 

 

児童への性犯罪歴は……

 

 

アメリカビザ取得不可能……。
 

こういうの、犯罪行為真っただ中は気付かないんですよね。

 

後悔先に立たずです。どうかこの声が届くことを祈ります。

 

 

Air Pods

 

 

androidスマホからiPhoneに機種変更しましたが、まだ全然慣れません。

 

友人からAir Podsを譲ってもらいました。これで私もアップル信者ですね(笑)

 

 

信田さよ子氏

 

 

こちら、信田さよ子さんの新刊です。

 

「依存症」は信田さよ子さんの代表著書です。この本を立川拘置所で読んだのが、依存症を深く理解しようとするっきっかけになりました。

 

皆さんもぜひ手に取ってみてください。

 

 

前回のブログでは、更生は甦りだと書きました。

 

生き直す。やり直す。心を入れ替える。

 

どれも聞こえの良い言葉ですが、これらを実践するのはとにかく難しい。

 

な~にが生き直すだ!
二度あることは三度ある!
信じられない!
どうせまた同じことを繰り返すに決まっている!

 

世の中はこんな意見が多いでしょう。
このような意見が多い理由、今受刑されている方、元受刑者の方、答えられますか?

 

 

単純に再犯が多いからです

 

 

まずやり玉に挙げられるのは有名人です。

 

最近では田中聖さんの事件が記憶に新しいですね。

 

執行猶予判決直後の再犯は「いくら何でも早すぎない?」=「反省してないんじゃない?」となります。

 

再犯が一切無くなれば、世間の見方はもう少し柔らかいものになるかも知れませんが、悲しいけれど現実はそうではありません。

 

 

元受刑者って○○だよね、と言われないように生きたい

 

 

週1回、朝8時に必ずブログをupする理由があります。

 

元受刑者でも一つのことを続けられるのだと、知ってもらいたいからです。

 

元受刑者が世間から認められるには、コツコツ続けられると示し続ける必要があると思っているからです。

 

 

どんなに頑張っても、続けても、認めてもらえないかも知れない。

 

だからこそ、意地でも続ける。
元受刑者でも諦めずに続けることが出来ると、示し続ける。

 

 

人生を舐め腐って生きて来た過去の自分に、挑戦するイメージです。

 

 

何が何でも続けます!

 

 

更生には、自分を理解してくれる人が絶対に必要です。

 

依存症者の気持ちは依存症者が、元受刑者の気持ちは元受刑者が、待ち人さんの気持ちは待ち人さんが、一番よく分かると思います。

 

 

私は元受刑者として、甘やかさない支援を受けた者として、発信を続けます。
 

私が発信することで勇気付けられるご家族、パートナー、受刑者、元受刑者がいると信じているからです。

 

 

なぜ今の活動をしているの?

 

 

私たち夫婦は、子どもを持つことを諦めました。その理由は、

 

・虐待を受けて育った場合、自分の子にも虐待をする可能性が大きいから

・全身に刺青が入った母親だと世間に知られたら、いじめに遭うと思うから
・元受刑者の子どもだと知れたら、いじめに遭うと思うから

・私の受刑歴のせいで、子どもが就けない職業があるから

 

 

日本国への最大の社会貢献は、子孫を残すことだと考えています。

 

それが出来なかった私に出来る社会貢献って、何だろう?

 

 

考えました。本来子どもにかけるはずだった教育費を、私の資格試験の受講費用、碧の森の運営や活動費に全振りしよう。

 

 

累犯を増やさない、刑務所へ戻る人が一人でも減れば、年間300万もの税金が浮くことになります。

(受刑者にかかる費用は年間300万円近くだと言われています)

 

出所後に仕事をして納税すれば、国が潤います。

 

 

納税できる元受刑者を増やす。これが碧の森の一つの目標でもあります。

 

 

 

今日は短いブログですが、元受刑者としてどんな思いで活動しているかを書かせていただきました。

 

 

 

対面相談

 

 

 

 

遠くからいらっしゃった相談者さん。一方踏み出したその足は、必ず良い方向へ歩みを進めるはずです。

 

勇気を出して碧の森へ来てくださって、本当にありがとうございます。

 

 

カメレオン

 

 

 

 

こちらの漫画、ご存知の方いらっしゃいますか?

 

私が高校生の頃に読んだヤンキー漫画です。(笑)

 

内容がくだらなすぎて、お下品すぎて、今なら絶対に発刊不可です。

 

思いっきり下品なネタで笑いたいという方はぜひ一度読んでみてください。

 

 

​盆栽教室

 

 

 

 

木五倍子←キブシ、って読めます?

 

木の名前も盆栽用品、用語は読み方難しすぎる問題!

 

 

​進藤さんとスペースを開催します!が·····

 

 

 

今回のスペースは録音はしません。

 

進藤さん、または私と相互フォローの方のみ参加出来る限定スペースにします。

 

進藤さんがヤクザ時代のお話や、私の夜職時代の話も出来たらいいなと思っています。

 

ちょっと危険な話から楽しい話まで幅広くやりたいので、相互フォローの方以外の参加はお断りします。

 

相互フォローの方以外の方が参加されていると気付き次第、キックさせていただきます。