コンパクト・エフェクター・テストの配信!~歪み系は世界を救う(嘘)~後編 | New Guitar Note +

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Rock Instrumentalを弾くギタリスト「Izo(イゾー)」のブログ。ギター講師とかサポートGtとか機材レビューとかもやってます。機材と歴史とお酒&食事などを好む性質です。

今回の前書き

 

「エフェクター好きなおじさんギタリストが試した歪みを語る誰得記事。

もう少し早く書こうとしていたが、ViSのRECを少し進めたりしていて遅くなった。

麒麟がくる」のDVDレンタルが今日届いたのだが、それは関係ないだろううんそうだきっとそうに違いない。」

 

 

・・・って茶番はさて置きまして、いよいよ歪み系の説明というか所感を書いて参ります。

 

 

Leqtique / Beryl

 

「え?このパーツ達を使ったハンドメイド系エフェクターなのになんでこんな値段で売れるの?元取れてるの?」で有名なレクティークさんの・・・比較的新しい歪みです。

ハンドメイド系の新気鋭ブランドにしては珍しく、ディストーション類のリリースも多いこちら・・・この「ベリル」は一応「OD」に分類されておりますが、どうやら「クリーンブースト~ディストーションの領域まで歪む」というかなりゲインの振り幅が広い機種みたいです。

まぁ詳しい事は↑のリンクに書いての通りです(安定の丸投げ)。

今回使ってみて思ったのは「あ、使い易い」もしくは「使い慣れている音w」がしました。

この辺りはこのベリルの守備範囲の広さもさることながら、リーダーのチョイスによるところも大きいかと。いわば「リーダーからIzoへ完全に寄せてきた」歪みだったと思います。

今回の配信ではノブの設定も全てリーダーにお任せしましたので、実際どこまで振り幅があるのか解りませんが・・・それでも「絶対使い易い歪みなんだろうな~」と思わせるには十分な逸品でした。

 

 

WAY HUGE / SMALLS CONSPIRACY THEORY

 

WAY HUGEの・・・見ての通りケンタコピーモデルw

WAY HUGEと言えば・・・こちらですね↓

 

 

 

はい、前回のライブではメインの歪みで使いました言わずもがなMXR社の「Raw Dawg」ちゃん。

こちらはMXRというメーカーですが、製品のデザイン/設計等はWAY HUGEの代表であられる「ジョージ・トリップス氏」がされているとの事。

 

先ほどのレクティークと同じく評判の良いメーカーさんですが・・・こちらも同様に始めて試したメーカーさんだったりします。

 

で、今回はそのベリルの前段ゲインブースターとして使用。

効果の程は言わずもがな・・・これまた使い易いです←感想になってない

ノブの位置は写真の通り、思ったよりもグイっとGainを上げてしっかりと歪み量を足した感じです。例えるならアッシが蕎麦につけるワサビくらいたっぷりです←知るか

それでもノイズはそれほど気になりませんでしたし、何より歪みの質感と言いますか・・・リードプレイに適したしっかりした中域に、耳に痛くないしっかりとしたヌケの良さ。そしてゴモゴモしない低域で音圧感もたっぷりと・・・

まさに各所で書かれているケンタ系の特徴「ブースターとして使うとギターに美味しい帯域がしっかりと出てくれる」感じの音でした。

 

結果、このベリル+コンスペイレシー・セオリーは無茶苦茶優等生な組み合わせだったと思います。下手くそなIzoも安心してプレイ出来る!そんな逸品達だったと思いますチクショウ←

 

 

 

BSM / Model RM

 

 

はい、以前のJAVA BOOSTに続きましてまたまたトレブルブースターでございますよ奥様。

で、こちらもJAVA BOOSTと同じくゲルマニウムに「OC44」っていう稀少なヤツを使っているみたいで、ご多分に漏れずお高いです(配信でも言いましたが、自分の所得では買えませんw)。

 

多分この子・・・って言いますかレンジマスター系のトレブルブースターの正しい使い方って「オールドタイプの真空管アンプをプッシュして良き歪み具合にする」ってのが正解だと思うんですよ。かの有名な動画でもそんな感じで弾かれてますね↓

 

 

 

 

ですが、今回の使い方は「Fuzzペダルをメインの歪みで使い、ゴモゴモになった音を抜けの良き音に仕上げる」といった使い方でした。

モデル名のトコロのリンクにメーカーサイトの説明がありますが、そちらには「トレブルブースターって書いてるけど、どっちかって言ったらエンハンサーとかフィルターやで」と記載されています(勿論関西弁ではありませんよ、言わずもがなですが)。

 

でまぁ実際使ってみたところですが・・・確かにそんな感じもありました。

しかしながらゲインアップ感はしっかりありましたし、1ノブでVOLのみですが使い難いとは感じなかったですね。思ったよりは汎用性があると思いました。

・・・勿論モダン系の歪みまくりアンプ(ENGLとか)との相性・・・ってのを訊かれると「・・・さぁ?」ってなりますがw

(逆に自分が苦手なメサブギーとかには良いんじゃないかなぁ・・・とは思いましたが、まぁそれも自分がメサで音作りが下手くそなだけなので参考にしないで下さい。海外の大物ギタリストは大体メサ+TS系でええ音をだされていますしおすし)

 

あ!使用環境が違うので断言は出来ませんが、JAVA BOOSTよりはノイズが少なかった様な気がしないでもないかも知れないかも知れないと感じました←

 

いずれにしても昔からあこがれてたペダル(エフェクター)だったりしますので、もっと使ったみて追い込んでみたいですね。

 

 

「Jim Dunlop / FFM3」

 

単体写真はありませんw

見た目が可愛くて何度も衝動買いしそうになったジムダンの「ファズ・フェイス・ミニ」シリーズ。その・・・第三弾になるんですかね?モデル名からして(実はあんま詳しく知らない)。

FFMの各種モデルのレビューをぱっと見てみますと・・・モデルによってかなり性能差っていうか音量差とか大きいみたいですね。

こちらのモデルはフル10で使用しましたが、それでも全然音量がデカ過ぎる事は無かったです(足りない感じも無かったですが・・・まぁレベルブースターとしては使い難いかな?)。

んで、これまたよく解らずに書いてますが・・・この辺りのモデル(FFM)も前述の「ジョージ・トリップス氏」が設計監修してるんですかね?だとしたら・・・スゲーなこの人w

アッシの様なFuzz慣れしていないし、あまりFuzzで出したい音が定まっていない人種は・・・正直以前使っておりました「BBB'11」の方が使い易い感はありました。やっぱLovepedalって凄いんだなぁと。

でも、この日もう一種試したFuzzよりは使い易かったです。Fuzzに沼があるのがよく解りましたw

 

 

(オマケ)

Virtues / Lander

 

 

配信で試していないFuzz←

「シリコンだけどゲルマニウム期のFuzz Faceを再現しました」という日本らしい変た・・・いや、テクニカルな逸品。

えらい上手いギタリストが弾かれている動画ありました↓

 

 

 

 

ええやん・・・音ええやん・・・ワシ好みやんけ・・・

って思いましたが、これも多分このギタリスト氏の腕をもってしてなんだろうなぁ~と思わせる動画。

しっかしまぁ見た目もシャレオツですし、是非BBB'11と一緒にスタジオに持ち込んで色々試してみたいなぁ~と思える逸品ですね。

 

 

 

・・・で・・・

 

 

なんで写真の有無がこんな感じでバラバラなのかと言いますと・・・

 

 

 

 

また(半永久的に)お借りしちゃった(・ω<)テヘペロ

 

 

はい、我が家の押し入れも中々潤ってきました、多分リーダー家の1/10くらいだとは思いますが←

 

 

こんなに歪み系が家にあるのは前代未聞です、そろそろエフェクター・レンタル屋でも開きましょうかね?(借り物借り物!)
 

しっかしこれだけあると色々と機材配信も面白そうですな。

以前「Xotic / BB Preamp AT」と「Soul Driven」の機材配信をスタジオでやったみたいに、これらと以前お借りした物を含めて色々と比べてみると楽しいかも知れませんね、自分が←

 

 

ま、長くなってしまいましたが・・・

配信をご覧下さいました皆様本当にありがとうございました!

 

 

 

 

【オマケ】

「打ち上げもありました」

 

 

 

 

 

 

リーダーもお忙しそうでしたので「コーヒー一杯だけ・・・」とお誘いしましたが、行ったカフェが満席。。。

結局そのまま解散となりそうでしたが、中々パンチの効いた名前のお店を見つけましたので入ってみました。

で、無理言ってお付き合い頂きました。

リーダー様、本当にありがとうございました!!( ;∀;)