ブログ無茶苦茶サボっておりました💦
・・・と言いますか全体的にSNS離れ化してきておりまして、X(Twitter)とかマジで全然開かなくなりましたね・・・
そんな中で頑張っておりますのは変わらずYouTubeです。
先日お会いした某有名バンドのVocalist氏とも話しておりましたが、やっぱこれからのミュージシャンに必須なのはライブでも音源でも無く「YouTube」(動画&配信)なんじゃないか?と。
PePe師匠や後輩の智史も同じ意見でしたし、アフターコロナの今は色々と考えさせられるタイミングに来ている気がします。まぁいつだって考えるタイミングだと思いますが(失笑)。
「謀多きが勝ち、謀少なきは負ける」
我が故郷の英雄「毛利元就」の言葉ですね。
人間は本質的に考える事を「否定」する生物だと思いますが、どんな状況であれ考える事を放棄し惰性に任せた瞬間から自分の望むべき道は歩めないんじゃないかな?とも思います。
閑話休題。
そんな感じで比較的ライブ活動に消極的なクセに・・・8月9月とライブがありますw
8月23日(金)
吉祥寺クレッシェンド
「Instrumental Aggression」
※インスト主軸のイベントで、インスト・オンリーではありません
※Izoは20:30~出演予定です
メンバーは今回もTAKちゃん(Ba.)とTakayuki(Dr.)先生↓
配信もありますので遠方の方も是非是非宜しくお願い致しますm(__)m
※・・・投げ銭は7/25~
9月のライブは昨年に引き続きメタリカっすねw
こちらもアナウンスが出次第告知させて頂きたいと思います。
さてさて、そんな感じでライブ準備ですよ奥様。
久しぶりにKemper持って早朝のスタジオへ(4:44発の始発電車に乗車)。
今回もKemperのセンドリターンにコンパクトを噛ましておりますが・・・
実は使い方が以前とは異なります。
前回(大阪でのギタークリニック)まではクランチ系(ライトな歪み)のメイン歪みとして使っておりました。
流れとしては
ギター→Kemper内のブースター→外部のクランチ系OD(センドリターンのループ)→Kemper内のアンプクリーン
って感じでした。
で、ハイゲイン系になりますと
ギター→Kemper内のブースター→Kemper内のアンプハイゲイン
って感じで外部のODを全く使わない形だったんスね。
しかし最近ツイキャスで・・・以前買った「Dr.Z」の公式Rigで、クランチの「Z Wreck」を弾いたら思いの外良かったんですよ。
で、コレならKemper主体で音作りをして・・・そして私の欲する「アナログ感」を得る為にゲインブースターで外部のODを使うのが良いんじゃね?って事になり色々と試してみた次第です。
とにかく手持ちのODは誰か様のお陰で沢山持っておりますので(笑・お借りしておりますので)、色々試してみました。
先ずは大好物だったトランスペアレント系の代表格「MXR / Timmy」
(過去使用画像)
お次にダンブル系?だけど少しハイゲンなDeluxe版「Mad Professor」の「Sweet Honey Overdrive Deluxe」
(同じく過去使用画像)
なおこのSweet Honey Overdrive Deluxeは大阪ギタークリニックでのクランチ機としても使用しました。
この2機種を弾いて思ったのが・・・
「ゲインブースターは基本的にリード時で使用する。リードトーンの個人的な好みは”レンジが狭い”感じじゃね?」
です。
はい、ギタリストの方は
って感じだと思いますがご容赦の程・・・。
クランチ系のバッキングではコード感が必要なので、音はクリアで広がりが良い感じが好ましいのですが・・・リードトーンに関してはクリア過ぎると音が散らばる感じがありますし、レンジが広すぎると芯が細く感じてメロディが綺麗に伝わらない感じがします(個人の感想です)。
そうすると・・・やはりTS(Tube Screamer)系みたいにレンジが狭く中音にガッツリと集約した音ってのが好ましいのか?と思いTS系を試してみました。
我が家にあったのはこの2機種↓
TS-mini
Nu Tube Screamer(NTS)
廉価版ながらも評価の高いTS-miniと、Nutubeという小さい真空管を使ったNTSという・・・なんか系統が全然違うTS二つです。
が、私的にはどちらも「もっとレンジ狭くても良くね?」って感じです。
これは生の真空管アンプを歪ませている訳ではなく、Kemperというデジタル・サウンドプロセッサーのセイもあると思いますが・・・
(昨年のメタリカでNTSを使いましたが、レンジが広いな~と思う事はありませんでした。Ampは現地のJCM2000です)
そこで色々なメーカーが出しているTS系を物色しておりましたが、概ね言える事は本家よりも「レンジを広くしていっている」ヤツが多い気がしました。
まぁ私もKemperでの使用が前提でなければそっちに行くと思いますしw
で、色々と悩んだりYouTubeの試奏動画を見て・・・誕生日プレゼントfor meしちゃいましたこちらですドドンと↓
はい、ブログタイトルにも書いてますしネタバレしてますよね(失笑)。
IbanezのTS9DX”Turbo Tube Screamer”です。
音家のレビューを見てますと、他のTSと違って結構渋めの評価がされているんですよね。
ただ書かれている内容を拝見しますと・・・コレが一番自分に合ってるんじゃね?と思い試奏動画を確認しました。まぁ不人気なのか総数が少ないですがw
流石にKemperで使っている方は見受けられませんでしたが、方向性的には良さそう!・・・って事でポチった次第です。
詳しくは解りませんが、これ表面実装じゃなくてスルーホール実装ッスよね?
今時の大手メーカーでコレは意外でした。
(ちなスルーホール信者ではありません。表面実装のSD-1大好きです)
職場のミニアンプでテストしてみると、TS-miniやNTSよりもハイがカットされてかなり良い感じ。
そして先日のスタジオでやっと投入してみた訳です。
所感・・・狙った通りの音。良いゲインブースターですが、バッキングで使うには流石に音がモワモワし過ぎるかな?(低音が飽和する感じ)
と言いながらもハイゲイン系ではバッキングでも使っておりますがw
私のアンプセッティングではツマミを調整してもそこまで大きく変わる事は無かったです、勿論極端にゲインやレベルをMaxにすると「流石に・・・」ですが。
結果こんな感じですドドンと↓
はい、モードは4種の内「+(プラス)」モード。ツマミは全部センターという高校生でもしない様なセッティングですw
モードに関しては、「Hot」でも問題は無さそうでしたが・・・自分の好みの音よりも少しだけ低音が出過ぎな感がありました。「Turbo」モードは更に~で、TS9モードはかなり普通のTS9に近い感じで物足りなかったです(音のコモり具合が)。
ゲイン(DRIVE)は歪みが欲しくてセンターまで上げている訳ではなく、どちらかと言いますと音のコンプ感とかレンジを更に狭くする為に上げている感じですね。
レベルはゲインとのバランスを取ってセンターでキープしている感じ。
トーンに関してはもう少し上げても大丈夫ですが、22Fのチョーキング(ギターの実音最高音)で少しだけ痛さが出たのでこちらもセンターに抑えた次第です。
前述の通りクランチ系(Dr.Zの公式Z WreckのRigで一番ゲインが高いヤツ)、ハイゲイン系(自分で採取してきたSplawnとDiezel Herbert)どちらもリードでONにしており・・・ハイゲイン系ではバッキングでもON、クランチ系バッキングでは通常OFFにしつつも急遽ONに出来る様にKemper Stageのスイッチ一つにアサインしてあります。
とにかく自分の欲しかった「中音に集約しまくった音」と「コンプ感」が得られて大満足な結果でした。
8/23の本番と、その前のスタジオリハが楽しみで仕方ないですなぁ。
TS9DX総評・・・万人にはオススメ出来ませんが、リード(ソロ)専用のゲインブースターとしてはかなりアリ。ループスイッチャー等で管理出来る方はソロ用のブースターとしてオススメですし、他に代替出来そうなモデルも無さそうです。
~オマケ話~
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・・・で、最近スタジオ行く頻度は下がりました(ライブ少ないからねw)が・・・ギターレッスンで久しぶりに日中移動しなきゃイカン新しい生徒さんが加わりました。
正直マジでキツいです、この季節・・・っていうか今年。
そこで先日高田馬場へ行った時にロフトで涼んでおりましたら、良いグッズを発見!じゃじゃん↓
はい、装着型の扇風機・・・ネッククーラーってヤツっすね。
この機種の感動ポイントは・・・
首の後ろに当たるこの部分。
ココにペルチェ素子による冷却プレートが仕込まれており、最大で「外気温の-15℃」に出来るという優れもの。
コレがマジ優秀!マジ冷たい!常に冷たいドリンクを当ててる感じ?
で、思わず買いました。帰宅してからヨドバシドットコムで←鬼
で、しばらく使ってみましたので感想をば。
良い点
・やっぱペルチェ素子優秀→私みたいに電車移動が多いと・・・電車ないで送風ファンの音が気になってしまいます。そして電車内では十分風が送られていてあまり意味の無い場合もありますが・・・そんな時に「送風ファンはOFF、ペルチェ素子のみON」って使い方が出来るのが良いですね。
何故か移動中って歩いているときよりも立ち止まった時の方が汗出まくる感がありますが、コレがあればそこまで多量の汗をかかない気がします。
・手ぶらでイケる気軽さ→ネッククーラーですのでそこそこの重さはありますが、それでも手ぶらのメリットは大きいですね。特に私の様にギターを背負って日傘をさす様な場合、片手が空いている状態なのはありがたいです。扇子も良いですが更に片手が塞がりますしね。
イマイチな点
・電池持たない→ペルチェ素子と送風W使いですと・・・大体2時間くらいが限界でした。そして連続使用は1時間が限界で、再起動まで少し時間がかかります。本当に長時間使用したい場合・・・例えば外仕事の場合なんかは空冷服の方が有効だと思いました
・風向きが調整出来ない、冷たい面を調整出来ない→首に一度掛けてしまえばあとはON/OFF操作のみなのですが・・・逆に言うと風を当てたいトコロに当てる事も冷たい面を別部分に当てる事も出来ません。いや出来なくはないですが結局手動で動かす事になります(苦笑)。
・髪の毛を巻き込みます→送風ファンが左右に2ヶ所あり、そしてペルチェ素子も放熱部分が背面にありまして・・・私の様なロン毛は勿論、少しでも髪が長いと「チュインチュイン!」とファンに毛が巻き込まれます(苦笑)。
とは言え別に痛いとかはありませんが・・・ただ機械的にあまり良くはなさそうですね💦
説明書では「長髪は括って下さい」って書いてますが、括っても多少は巻き込まれている様な音がタマにしますw
以上・・・ちょっとデメリットの項が多くなりましたが、現状コレに変わるグッズでもっと良さそうなモノ(私に合っているモノ)は見当たりませんでしたので・・・オススメは出来る逸品だと思いました♪
・・・しかし「iFAN」って名前ギリギリアウトな気もせんでもないなw
↑私の買った冷却(ペルチェ素子)プレート有り版
↑冷却プレートの代わりにファンがもう一個追加された版※
※・・・こちらもロフトで試しましたが、私の様な猛烈な暑がりには前者の方が圧倒的にオススメです(冷え性の方はキツいかも知れませんので、その場合は後者の方がオススメです)