先日、26日にて6月議会が終了しました。
最終日にはさまざま議論と議決案件がありましたが、それは後日に掲載します。
一般質問について7項目、まとめたものを7回に分けて投稿していきます。

<1.道徳教育について>
質問への思いやねらい→道徳の教科書が活用されていない・配布されていないという話があり取り上げました。結局として、教育委員会側は学校ごとに考えてもらって活用しているという答弁。(特にQ3以降をお読みください)
しかし、保護者側は持って帰ってきていない、活用していない、配布されていないという方が多い。
道徳教育がしっかり行われるよう、今後も継続しての取り上げが重要と感じました。


【Q1】文部科学省は、道徳教育推進のために、「道徳の時間」の充実が重要であると述べている。枚方市での平成25年度「道徳の時間」の状況は?

【A1】各学校で「道徳の時間」年間計画に基づき、「思いやり・親切」「生命尊重」等、道徳の内容項目について学ぶ授業を進めてきた。文部科学省が作成した「心のノート」や大阪府教育委員会が作成した「夢や志をはぐくむ教育」の読み物資料等も積極的に活用している。また、保護者や市民に向け「道徳の時間」の授業公開も継続して行っている。

【Q2】平成26年度から「心のノート」改訂版として道徳教育用教材「私たちの道徳」が全児童・生徒に配付されたが、「私たちの道徳」活用について現状は?

【A2】「私たちの道徳」は、児童・生徒が道徳的価値について自ら考え、行動できるようになることをねらいに文部科学省が作成したもので、家庭での生活や学校と家庭との連携の強化、地域での活動等に際しても有効に活用されることが求められている。この趣旨等を踏まえ、各学校において「道徳の時間」を中心に活用するとともに、家庭で話し合う機会を設ける取組をよりすすめるために、適宜、家庭へ持ち帰らせるよう、6月2日に文部科学省からの通知文「『私たちの道徳』の配付について」を学校にあらためて送付した。

【Q3】4月に全児童・生徒に配付された「私たちの道徳」は6月時点で、一度も家に持って帰っていないという声がある。実際、現時点においても、家庭に持ち帰らせていない学校があるのか?

【A3】文部科学省からの通知文では、「私たちの道徳」は、家庭や地域で話し合ったことを書き込んだり、家族が書き込める欄が多く設けられ、家庭や地域で広く活用できるよう作成され、その活用は、家庭や地域と連携を図るなど、適切な配慮を行うこととしている。
「私たちの道徳」を持ち帰らせることは、文部科学省の通知及び作成の趣旨を踏まえ、各学校がその時期等について、判断しているものと考えている。

【Q4】市民の方と話をする中で、どうも「私たちの道徳」をご存知でない保護者の方が多く、週末に私の方で確認をしたところ、保護者と話せた小学校16校のうち、14校で持ち帰りでの活用なしということだった。一度だけ持って帰ってきたが名前だけ書いて学校で保管などもあった。また先週の金曜にはじめて「私たちの道徳」もらったという方、4名(4校)ほどでは「私たちの道徳」が配布すらされてない話もあった。
「私たちの道徳」が配布されている学校でも、授業で「私たちの道徳」を使わずプリントを配布・活用・回収しており、道徳の授業で何をやっているのかわからないそんな声を複数校、何人もの保護者からいただいた。全学年ではないし、その保護者の家だけだったのかもしれないが、こうした声が出てくること自体、その趣旨が伝わっていない・徹底されていない証拠ではないか。
『私たちの道徳』の4ページ5ページでは、その活用シーンとして 学校で 家で 地域で とあり、最後に「生きていくうえで大切なことを考え、自分の生き方に生かしていこう」と書かれている。しかし、学校で先生が預かっていたら、そもそも活用の余地がない。今後、「私たちの道徳」をどのように活用し、道徳教育の充実を図っていくのか?

【A4】「私たちの道徳」は道徳の時間だけでなく、学校のすべての教育活動を通じ、子どもたちの道徳性を育んでいくために活用するとともに、掲載されている読み物資料等を用い、家庭で道徳的価値について考え、話し合い、共有する機会をつくるなど、家庭や地域とも連携し活用していく。今後も児童・生徒の実態を考慮しつつ、適切な教材と機会を活用して、本市の道徳教育の充実を図っていく。

【要望】指導参考資料が今年度に配布されるということなので、活用いただきたい。まず「私たちの道徳」を配布し、しっかり授業してもらいたい。今後も「私たちの道徳」の活用について、文部科学省の趣旨を踏まえ、家庭での活用を推進し、また活用状況を確認いただくよう、要望する。

先週、美術館の寄附にかかる案件について、
地域住民対象(開成・香陽・五常・香里)の説明会が開成小学校にてありました。
(5月13日 19時~20時30分)参加人数は70人前後。

開成小学校の案内

美術館説明会の様子
写真撮影は行政からの挨拶までとなっていたので、それ以降は撮影していません。
寄附を受ける美術館説明会開始前

寄附を受ける美術館についての枚方市の説明会

行政から、10分ほど挨拶と説明があり、その後質疑応答の時間へ。
(説明では、市の魅力アップやイメージアップにつながり、
 また建物の寄附という特殊な事情があり、市議会の議決が必要であることから
 地元や住民への説明が遅れた、情報提供が不十分という話がありました)

質疑については、

賛成意見として
・香里団地は素晴らしい、これまでも留守家庭や病児保育は
 最先端でやってきた。またとないチャンス、再発展の中核施設に。
 八幡市や生駒市にもある。京都や大阪まで行くのは疲れる。枚方は文化都市。
 21世紀の子供たちに美術教育、本物に近づける。学芸員、人件費は減らさないで。経費がかかる
・学芸員をしっかりおいてほしい
・総意や要望を聞いて計画を進めていくことに欠けていた感があるが、
 変わりつつある香里ケ丘の再生のチャンスであり、再発展の起爆剤となるのでは。
・次世代の子供たちに素晴らしい美術品を引き継いでいきたい。

反対意見として、
・公園の削減となるのでは。
・なぜ決まるまで言えないのか?この説明会の意義は?
・美術品だけ、もらったらいいのでは?収支について支出は6500万から7500万円と1千万円の誤差があるが、
 収入は500万。誤差の範囲内でしか収入がないのか?500円としても1万人来ても500万円。
・議会に説明があったとしても、我々(地域)は初めてきいた。順序が逆では
・福祉のまちづくりを進めてきた枚方市が逆行している
 寄付者の意見はきいても、住民の意見は??
 この公園はこの近隣(小学校まで遠いため)防災の第一次集会所となっているのでは?
 この緊急避難のことについて、担当課は分かっていなかった。(住民の声聞いてない)
・設計者の思いは、手つかずの公園がよかったのでは。
・職員は異動があり10年以上同じ仕事をしないのでは、責任をもたれないでもよいかもしれない。
 10年後にどうなっているか考えて。
・ここは、元の山の形を残しながら、このまちを作ってきた。
・子育てをしているおのとしては、遊び場が奪われる。
 30年という期間は子供も税金を納める年齢になる。子供たちのことも考えて

質疑・意見として、
・中央公園がどう変わっていくのか?
・足(交通手段)を確保しないといけない。
・もらってから考える、必要かつ十分な条件が整わないうちに進められた様に感じる。
 村おこしに持って行くならよいが。ラジオ体操やベンチはどうなるのか。
 財政バランスを考えて。
・安全対策。
・この土地というこだわりの理由は?なぜ急ぐ?

行政からの答えとしては、
・6月15日にほぼほぼの図面が出る
・京都の水族館も講演の中にあり、ソファもあり、ゆったりしたスペースは一定確保されている
・昨年の7月に申し出があり、9月12月の議会で答弁してそれぞれ考えを示してきた。
・寄附の特殊性、可決されるかわからないから説明ができなかった
・収支や詳細についても、議決されないと決められない、近隣の同程度の金額設計とした。
・公園の一部は第一次避難地となっている。が、今回の美術館予定地はその外の部分を使う
・香里ケ丘地域を希望され、市から候補地を提示した。

といったような状況です。
(私のメモ書き起こしなので言葉の違いはあると思いますが、概ねこのような感じです。)
私は反対しましたが、説明会では賛成も反対もありましたし、
進めていくにあたって心配や意見もありましたので、なるべく両論を書くようにしました。

いずれにしても、多くの方が事前説明がなかった点を問題視され、
行政は議決がなかったので、といった考えで返答したような印象です。

美術館は賛否ありますが、地域の問題であると同時に、
運営管理を行っていく枚方市全体としても考えていかないといけない問題です。
今後は補正予算や設置条例が予定あり、議会としても引き続き議論が行われていきます。



次回の市民説明会は6月15日15時より市民会館にて行われます。



参考:平成26年3月26日の美術館の寄附案件について
美術館の寄附案件(負担付き寄附の収受)について反対!しました

昨日から平成26年度 枚方市議会臨時会(5月議会)。1日目が終わりました。

まず補正予算の専決と損害賠償の専決、訴えの提起についての案件がありました。

損害賠償は昨年の台風18号に伴っての樋門閉めそびれによる逆流の被害の損害賠償です。
約1100万円と大きな額になっています。(それでも被害を受けられた額には届かないとのことですが)
今後の対応として、逆流弁の設置や訓練・マニュアルの整備と言っていましたが、
浸水対策の抜本的な見直しというか、強化が求められるような気もします
(事前ヒアリングでは、10年確率の雨の量に対応した管は約4割しか整備できていないとのことで、ここ数年は10年確率の雨量を超える場合もあるため、これまでの「想定」の見直しが迫られます)

訴えの提起については、枚方市立第三中学校の元生徒への訴えの提起です。
読売新聞に詳しく書かれています。
給水管壊し逃走…補修費巡り市が元生徒ら提訴へ


それから議長と副議長の選出にうつりました。

枚方市議会の新議長は、指名推薦により鷲見信文議員(民主クラブ)が選出されました。

副議長については選挙となり、
高橋伸介議員(みんなの党市民会議)30票、
石村淳子議員(日本共産党議員団)  3票、
無効票 1票で、 高橋議員が副議長に選出されました。


副議長選挙の様子を画像にてお知らせします。





来週の20日に、各常任委員会の所属などが決まる予定となってます。
旧近鉄百貨店枚方店の跡地。
3月22日→4月8日→5月7日→5月16日と、壁が低くなってきたことが、分かります。










5月7日→16日で高さが変わっていないので、これで最終段階・・?もしくは時間をかけている?

いずれにしても2016年に向けて着々と進められ、枚方市駅前、ここだけ変わっていきます。

番外編:
旧近鉄百貨店枚方店の駐車場も取り壊してました。

今週の16日から臨時議会(5月議会)が開催されます。

専決事項の報告案件ほか、この1年間の常任委員会等の所属や議長などポストを決める役選が中心の議会となります。新たな議会役員が決まれば、議員任期として最終年の活動がスタートします。

平成25年度は建設常任委員会に所属していましたが、
今年は別のところになりそうですし、私自身も取り組んでみたい分野があります。
何とか希望が通るよう、頑張ります。気を引き締めて臨んでまいります。



5月議会の議案と、枚方市議会臨時会の招集通知が来ていました
平成26年5月1日の発行、枚方市議会報290号に
私岩本ゆうすけの 代表質問(3月議会)と、
全員協議会(1月)の質問の要旨が掲載されています。

代表質問
代表質問、枚方市議会3月議会の

全員協議会
中司前市長の退職手当返納にかかる全員協議会

(枚方)市駅周辺の再整備についての市長の姿勢は
(枚方市の)保育所待機児童ゼロへの具体的取り組みは
年約7000万円の運営費 美術館の必要性はあるか
という見出しです。
(その他の項目として
 各部署で職員の不祥事撲滅に向けた対策を
 炊飯の外部委託で中学校給食の理念への影響は
 と上げましたが、実際はもっと質問しています。)

議会報スペースには限りがあり、
項目が全て網羅できるわけではないので、
いつも一般質問ではどの項目を掲載してもらうか?と苦慮するのですが、
代表質問は市政の重要課題を網羅するだけに、選ぶのも悩みましたが
重要課題をピックアップするように努めました。


詳細は枚方市議会のWEB等からどうぞ、
http://www.city.hirakata.osaka.jp/site/sub-giji/gikaihou.html

代表質問(3月議会)岩本質問分の動画は↓


先日、子育て支援室から連絡文が配布されていました。
以下にも記載していますが、平成26年4月1日の年度当初では待機児童0人を達成しました。

しかし、平成25年度の年度途中での保育所入所申し込み数は3,331人で、前年度より117人増加しており、そして希望保育所に入所できてない方(いわゆる旧定義の待機児童)が250人おられます。保育所定員は6,153人に対し、入所児童数は6,768人。
まだまだ保育需要が高い状況です。

岩本は厚生常任委員会での所属時、待機児童については年度当初ではなく、年度を通しての目標を設定すべしと話してきました。(毎年のことですが、年度途中には待機児童が多く発生します)

そして旧定義の待機児童の問題、また兄弟が別の保育所に通っておられるご家庭も一定おられます。入所してからも、病児保育の拡充や園内保健室の整備、質の向上など、枚方市が保育園として取り組むべきことはまだまだ多くあります。

保育園には、娘がお世話になりましたが、そこで自らが直面した課題や経験したことを、指摘し改善につなげていきたいと思っています。

子育て支援・保育所の分野には、今後も重点的に取り組んでまいります。
皆様もお気づきの点がありましたら、ぜひ声をお寄せ下さい。

次世代にツケを残すな!


以下 枚方市の発表文より
平成 26 年 4 月 1 日現在の保育所待機児童数について  平成26年(2014年)4月15日
枚方市では、平成21年度以降、年度当初の保育所入所待機児童が発生している状況でしたが、ハード・ソフト両面にわたる取り組みを進めた結果、平成26年4月1日現在の入所児童数は6,768人、待機児童数(注 1)は対前年度比で8人減少し、0人となりました。
しかしながら、平成25年度中の保育所の入所申込者は前年度に比べ100人以上増加しており、また、ご希望どおりの保育所に入所できていない方が250人おられるなど、依然として高い保育需要に対応するため、市では引き続き取り組みを進めます。
保育所待機児童0の達成


関連
待機児童対策の大幅な転換が必要!~平成25年4月1日現在の保育所待機児童数について

本日の平野小いきいきフリースクエアは サッカーでした。

いきいきのメンバーに加え、お兄さんや地域の大人も指導役として参画してくださいました。
ありがとうございました。私もジャージで参加しましたが、ただただ見守るのみでした。
(※球技は得意ではありません)






新一年生もそこそこ参加してくれていました。
再来週の、26日は人形劇!

岩本は、議会では、土曜授業をしていくべきと言ってますが、
現行の制度の中では いきいき は いきいき で、多くの子供に参加してもらって、
さまざまな体験や学びに触れる機会をつくっていただきたいと思っています。

次世代にツケを残すな!市政改革一点突破で進んでいきます。
交通安全週間にて、青年会議所の参画の一つとして啓発活動(ティッシュ配り)に行ってきました。
地元牧野駅にて。


枚方市からも職員が数名来ていました。去年に比べると牧野駅は少し少ないような気もしましたが。

ティッシュに掲載の啓発メッセージが自転車の安全になっています。
大阪府、全国的にも交通事故の件数自体は減っていますが、
自転車事故、特にご高齢の方の事故が急増しています。ながらスマホは本当に危ないですよ。

15日までは交通安全週間。昨日も検問がありました。
・・ご注意ください。

ご安全に!
先日、岩本ゆうすけ議員活動(10号)が完成しました。

現在住んでおります牧野地域・そして実家のある甲斐田新町より
ポスティングしていきます。

岩本ゆうすけ議員報告10号(平成26年3月発行)表面(1・4頁)


岩本ゆうすけ議員報告10号(平成26年3月発行)中面(2・3頁)


上記画像をクリックで縮小図、また文字部分のリンクでPDFへ飛びます。
もし現物をご希望される方、岩本よりお届けしますのでご連絡ください。
メールアドレス:yusuke@ganpon.net  【お送りいただく際,@を小文字に変えてお送り下さい】
直通電話 : 070-6654-6679
お問い合わせフォームもあります。 http://www.ganpon.net/mailp/mail.html

また岩本は、無所属、組織もなく草の根で活動しておりますため、
枚方市内でチラシ配布にご協力いただける方がいらっしゃいましたら、
ぜひともご協力よろしくお願いします!

次世代にツケを残すな!