100円ショップに行くと、100円で、トライアングルも買えちゃうし、
カスタネットも買えます。鈴も買えます。タンバリンも買えます。
おうちで使ったり、学芸会で使ったり、
何かのパーティーや、大量に使うものに関しては、良いんじゃないかなって思います。
お金をかけなくても、十分音楽を楽しめるんですから。
でも、あえてYunonでは、100円楽器には手を出していません。
あ!ウソでした。唯一あった。100円。
がーちゃん(笑)
これだけです。
まぁ・・・一応お教室ですからね。
本物があるなら・・・本物が良い。
100円ショップにある、洗濯板や、バケツなど、それを楽器として見立てるという使い方は別として
あえて、楽器のただの代用品としての目的で100円ショップには頼りません。
やっぱり100円ショップで売っているものは、
所詮100円ショップの企業がたくさんあるうちの商品の1つとして
作っているというだけで・・・
やっぱり、音がチャチィ、残念な音です。
タンバリン、すず、トライアングル、ウッドブロック、カスタネット。
こちらは、ちゃんとした「楽器」を使っています。
あと、ボンゴ、カホンも、ちゃんとしたものも用意してます。
この「楽器」とはちょっと線を自分なりに引いている
たっくさんの「おもちゃ楽器」があります。
「楽器」と、「おもちゃ楽器」の違い。
AIMEIの一応の線引きは、
楽器メーカーが作っているもので、子供用だったり、安いランクのもの。
下のものも、全部楽器メーカのものですが、
子供たちに、ジャガジャガおもちゃとして使ってもらいたいものです。
アウトドアに持って行っても良いしね。
レッスンが終わって、お母様たちとお話している間、
ほとんどの子が、このおもちゃ楽器を手にして、
自由に自由にやってます。
そして、そのランクより、下のものが、
「おもちゃ」。
「おもちゃ楽器」と、「おもちゃ」の線引き。
「おもちゃ」とみなしているものは、楽器メーカーではなく
ほかのメーカー(玩具メーカーとか)が出しているもの。
この「はこだいこ」も「おもちゃ」です。
木で作られていて、音は弱いですが、ちゃんと機能しているので
これは使っています。
この太鼓も「おもちゃ」です。
これに至っては、あまりにも、音がオソマツなので、
私としては100円ショップのものと同じ扱いであまり、楽器としては触らせたくなくて、
教室の高いところにインテリアとして飾っています。
私が大事にしたいのは「本物」を知った上で、
応用して欲しいということ。
こどもたちは、完成されてないほど、自由に発想して、「創り出す」力を持っています。
子供たちは、自由な発想でおうちにあるものを、
楽器がわりにできます。
ある意味お金をかけないからこそできる、素敵な音ですね。
でも、その自由な音の発想があるからといって、最初からそこに頼ってばかりで、
「本物」の音を知らないのも、なんだか、音楽教室として残念だなって思います。
最近は幼稚園でも、あまり小物楽器に触れられない幼稚園もあります。
だからこそ。
ピアノ教室で普段リズム打ちをする楽器は本物であってほしい。
本物楽器を触った上で、はじめて
じゃぁ、これをおうちにあるもので、代わりになりそうなものあるかな?って
やりたいなって思ってます。
この子も、前の週に、ボンゴを触ったって気に入ったみたいで
それに見立てて、おうちで、音の高さが違う缶を見つけて
自分から、「これつくったの!」と見せてくれたものです。
でも、そんな偉そうなこと言ってますけど・・・
教室に本物がないから、つい、手作り楽器でごまかしているものも。
ギロ。
ははは。そのうちね。ギロも仲間入りしたいですね!!