ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️ -13ページ目

ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️

出会ったワインを勉強も兼ねてちょっと深掘り。
毎日、ワイン開けるわけではないので、ないときはソムリエ/エキスパート試験対策や日本ワイン検定の話も織り込んでいきたいと思います。

今日はスイスを見ていきましょう。

スイスってアルプスがあるので雪山のイメージしかないんですが、緯度はそんなに高くないんですね。ボルドー、ブルゴーニュと同じくらいです。

レマン湖沿いの美しいブドウ畑

 

スイス

ブドウ栽培面積1.46万ha ワイン生産量100万hl

生産量は赤48%、白43%、ロゼ9%

A.O.C.はスイス全土で62

 

主なブドウ品種

白ブドウ品種(シャスラが栽培面積の54%を占める)

2.シャスラ 6.ミュラー・トゥルガウ 7.シャルドネ  

 他に古くから伝わるプティット・アルヴィン、アミーニュなど

黒ブドウ品種(ピノ・ノワールが栽培面積の46%を占める)

1.ピノ・ノワール 3.メルロ 4.ガメイ

他にコルナランや交配品種のガラノワールなど

 

有機農業法に基づくラベル認証

ワインの格付け認証とは異なり、EUの有機農業規則に従い、スイスの有機農業法に基づく認証ラベルがある

・「bio.inspecta」「bio.testagro」 農園での合成農薬の使用は禁止

・「BIOSUISSE」 農園と周辺の生物多様性促進のために有機農業法よりもさらに厳しい基準で管理され、現在540の農園が認定を受ける

その他

・「VINATULA®️」ブドウの統合生産を統括するVITISWISSによる

・「IP-SUISSE」 てんとう虫の認証ラベル


ワイン産地

スイス・ロマンド(フランス語圏)

スイスワインの約80%を産出する最大の産地

 

1.ヴァレー州

スイスのワイン生産の約40%を産出するスイス最大のワイン産地

ローマ人の遺跡があるマルティニからブリークまでローヌ川の渓谷に沿って約120kmにわたり畑がある

グラン・クリュ 12の地域とブドウ品種

白ワイン

ファンダン(シャスラ)ヨハニスベルグ(シルヴァーナー)

赤ワイン

ドールはピノ・ノワール85%以上から造られる赤ワインでヴァレー州の名産

 

2.ヴォー州

シャスラが生産量の60%を占めるスイス第2の産地

レマン湖を中心に北はヌーシャテル湖沿いに、東はヴァレー州付近のベーまでブドウ畑が広がる

ラヴォー地区はブドウ畑の美しい景観とワイン造りの長い歴史が評価され世界遺産に認定された

州評議会で毎年検査により高品質ワインにはロリエ・ドール・テラヴァンの称号が与えられる

以下の6つの地域

①ラ・コート ローザンヌからレマン湖沿いに45kmにわたり12の産地がある

②ラヴォー ラ・コートの東、レマン湖沿いに30kmにわたる産地

③シャブレ

④コート・ド・ロルブ

⑤ボンヴィラー

⑥ヴュリィ

 

3.ジュネーヴ州

ペルラン(シャスラ)とガメイが中心

*細かい産地は割愛

 

4.ヌーシャテル(三湖地方)

ピノ・ノワールから造られるロゼワイン ウイユ・ド・ペルドゥリはヌーシャテル発祥

ヌーシャテルブドウ生産者ではテイスティングによる官能検査で高得点のシャスラにLa Gerleの称号を与える

 

5.ジュラ

スイス北西部に位置するフランス語圏内で最も小さな生産地

 

ドイチェシュヴァイツ(ドイツ語圏)

主なブドウ品種

白:ミュラー・トゥルガウ、ロイシュリング

赤:ブラウブルグンダー、ガラノワール

 

シュヴァイツェーラ・イタリアーナ(イタリア語圏)

メルロが栽培の80%

9.ティチーノ

スイスで最も南に位置しイタリア国境に接する

旧グルジアですね。いい写真が見つかりませんでした。

アメリカ ジョージア州の写真かジョージアの写真かも判断つかないし・・>_<

 

ジョージア

ワイン生産量 16.59kl(単位に注意hlではない) 

 92.5%が東部のカヘティ地方と隣のカルトリ地方で生産

*ジョージアではワインの醸造・生産が国家の免許制度などで管理されていないため数字はすべて推計

 

歴史

8000年におよぶワイン造りの歴史

伝統的な素焼きの壺「クヴェヴリ」を用いた醸造

 

気候風土

北はロシアと接し大コーカサス山脈が走る

南はアルメニア、アゼルバイジャン、(トルコ)と接し小コーカサス山脈が走る

国土の80%が山岳地帯

東部は乾燥した大陸性気候西部は黒海の影響を受けた湿潤な亜熱帯気候

 

主なブドウ品種

1.ルカツィテリ(白ブドウ) カヘティの主要品種

2.サペラヴィ(黒ブドウ) カヘティが主要産地だが全土で広く栽培

3.ムツヴァネ・カフリ(白ブドウ) カヘティ地方で栽培されるムツヴァネ でクヴェヴリ醸造により高品質なワインが造られる

4.ツォリコウリ(白ブドウ) イメレティ地方で盛んに栽培される

 

ワイン法

10の栽培地域に29のP.D.O.、うち20がカヘティにある

 

ワイン醸造

・ヨーロッパ式:近代的なワイン醸造法

・モダン式:タンクにて果皮・種ごと発酵する手法

クヴェヴリ醸造:クヴェヴリで発酵を行う手法

ワード

チャチャ:果汁、果皮、茎、種

デダゼ:チャチャをクヴェヴリで発酵したワインのスタイル

ウデド:ジュースのみをクヴェヴリで発酵したワインのスタイル

 

ワイン産地と特徴

カヘティ

ジョージアで最も重要なワイン産地

西部に比べて乾燥している

アラザニ川の両岸に主要な産地が広がる

15のサブリージョン

ジョージアの29のPDOのうち20がカヘティにある

1.カヘティ

ジョージア最大のPDO 

ルカツィテリかムツヴァネ・カフリによる辛口白ワイン

4.テリアニ

ジョージアで唯一国際品種のカベルネ・ソーヴィニヨンから造られる

5.ムクザニ

サペラヴィを樽熟成する力強い赤ワイン

16.キンズマラウリ

サペラヴィから造るセミスイートワイン

 

カルトリ

カヘティとイメレティに挟まれ、首都トビリシを含む

アテニ

チヌリとゴルリ・ムツヴァネから造られるバルクワインを二次発酵させたスパークリングワイン

ボルニシ

アスレトゥリ・シャラ

アスレトゥリ・シャヴィから造る辛口赤

 

メスヘティ

 

イメレティ

ジョージア西部の代表的な産地

亜熱帯性気候

スヴィリ

イメレティ唯一のPDO

ツォリコウリ、ツィツカ、クラフナから造られる

 

ラチャとレチュフミ

フヴァンチカラ

アレクサンドルリとムジュレトゥリをブレンドする赤のセミスイートワイン

トゥヴィシ

ツォリコウリから造られるセミスイートワイン

オクレシス・ウサヘロウリ

ウサヘロウリで造る辛口、半辛口、半甘口の赤ワイン

 

黒海沿岸

25..サルヒノ・オジャレシ

 

 

*特徴的なアペラシオンのみ上げていますが、もちろん、教本は見ておいてください

クロアチア・・言葉が難しい・・(T_T)

しかも選択肢は、これまた言葉が難しい隣国のスロヴェニアの用語が混入するんですよね〜。

{4145983A-7DB3-4491-801E-A721FC63ECF3}

クロアチア・・

 

クロアチア

ブドウ栽培面積2.0万ha ワイン生産量61万hl

沿岸部は地中海性気候、大陸部は大陸性気候

2013年にEU加盟

 

主なブドウ品種

1.グラシェヴィナ(白) 2..マルヴァジア(白) 3.プラヴァッツ・マリ(黒) 

 

ワイン法と品質分類

1.テーブルワイン

(1)ストルノ・ヴィーノ(原産地表示なしのテーブルワイン)総合評価60点以上、ブドウは複数地域のブレンド

(2)ストルノ・ヴィーノ・サ・コントゥロリニム・ポデゥリエトゥロム(原産地表記付きテーブルワイン)

①ストルノ・ヴィーノ(テーブルワイン)総合評価65点以上、ブドウは4つのリージョンのいずれかで生産

1.ストルノ・ヴィーノ・ベゾ・オズケナ・ゼミョピスノグ・ポドリイェトラ(地理的表示のないテーブルワイン)

2.ストルノ・ヴィーノ・サ・オズナコン・コントロリラノガ・ゼミョピスノガ・・ポドリイェトラ(原産地呼称付きテーブルワイン)

②クヴァリテトノ・ヴィーノ(クオリティワイン)総合評価75点以上

クヴァリテトノ・ヴィーノ・サ・オズナコン・コントロリラノガ・ゼミョピスノガ・ポドリイェトラ(原産地呼称付きクオリティワイン)

③ヴルフンスコ・ヴィーノ(プレミアムワイン)総合評価82点以上

1.ヴルフンスコ・ヴィーノ・サ・コントロリーラニフ・イ・オグラニチェニフ・ヴィノロヅニフ・ポヅルチヤ(原産地呼称付きプレミアムワイン)

2.ヴルフンスコ・ヴィーノ・サ・コントロリーラニフ・イ・オグラニチェニフ・スペシフィチェニフ・ヴィノロヅニフ・ポヅルチヤ(原産地呼称の中でもさらに限定地区のブドウを使ったプレミアムワイン)

④ヴルフンスコ・プレディカトノ・ヴィーノ(原産地呼称付き生産地限定格付けプレミアムワイン)

 

2.上級ワイン

①クワリテティノ・ヴィーノ・サ・コントゥロリニム・ポデゥリエトゥロム(統制保証原産地産上級ワイン)

②ヴルフンスコ・ヴィーノ・サ・コントゥロリニム・ポデゥリエトゥロム(統制保証原産地産最上級ワイン)

 

さらに遅摘みや貴腐化したブドウから造ったワインには、次のプレディカートを併記可

・カスナ・ベルバ:シュペートレーゼ

・イズボルナ・ベルバ:アウスレーゼ

・イズボルナ・ベルバ・ボビツァ:過熟したブドウ、貴腐ブドウから造る

・イズボルナ・ベルバ・プロスシェニフ・ボビツァ:乾燥したブドウから造る

・レデノ・ヴィーノ:アイスワイン

 

ワインの産地と特徴

2019年に4産地と12のサブリージョン、72の小地区が制定された

①スラヴォニアとクロアチアンドナウ

1.フルヴァツコ・ポドゥナヴリェ

クロアチア最東部

代表産地はイロック、エルドゥット。代表品種はグラシェヴィナとトラミナッツ

2.スラヴォニア

クロアチアで最大規模の生産地

②クロアチア高地

6.プレシヴィツァ

ポルトギザッツの新酒で有名

③イストラとクヴァルネル

8.フルヴァツカ・イストラ

この20年余りでクオリティが向上

代表品種はマルヴァジアとテラン

9.フルヴァツコ プリモリエ(クロアチア沿岸部)

イストラ半島東部から沿岸中央部までと島々を含む

島々には土着品種が多く残されておりクルク島のズラフティナは”金のズラフティナ”として広く知られる

④ダルマチア

10.シエヴェルナ・ダルマチア

グルナッシュで造られる”ロゼ ベンコヴァッツ”はクロアチアで最も有名なロゼワイン

11.ダルマティンスカ・ザゴラ

大陸性気候の影響を強く受ける、複雑な歴史、隔離された地形ゆえに土着品種がよく保存されている

12.スレデニャ イ ユジュナ ダルマチア

クロアチアにおけるワイン生産のルーツとも言える場所、代表品種はプラヴァッツ・マリ