ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️ -10ページ目

ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️

出会ったワインを勉強も兼ねてちょっと深掘り。
毎日、ワイン開けるわけではないので、ないときはソムリエ/エキスパート試験対策や日本ワイン検定の話も織り込んでいきたいと思います。

フランス(概論)

ブドウ栽培面積74.5万ha ワイン生産量4588万hl

北緯42~51度

 

歴史

紀元前1世紀 ローマ人によりローヌ川流域へブドウがもたらされる

2世紀 ブルゴーニュ、ボルドーにブドウがもたらされる

3世紀 ロワールにブドウがもたらされる

4世紀 シャンパーニュにブドウがもたらされる

12世紀 イギリス、北欧にワインを輸出

18世紀後半 ボルドーやブルゴーニュで貴族や豪商、教会等が大ブドウ園を開きワイン製造に積極的に取り組む

19世紀 産業革命によりワイン生産は隆盛を迎える

19世紀後半 3度のブドウの病禍に見舞われる

  1855~1856年ウドンコ病

  1863~19世紀末フィロキセラ

  1878~1880年ベト病

1935年 原産地統制名称(A.O.C.法を制定

      I.N.A.O.設立

2008年 EUの新しいワイン法でA.O.P.として登録

2009年 ヴァン・ド・ペイの管轄franceAgriMerからI.N.A.O.に移管

2011年 A.O.V.D.Q.S.廃止

 

主なブドウ品種

白ブドウ品種

2.ユニ・ブラン 5.シャルドネ 9.ソーヴィニヨン

黒ブドウ品種

1.メルロ 3.グルナッシュ 4.シラー 6.カベルネ・ソーヴィニヨン

 

ワイン法と品質分類

1.地理的表示付きのワイン

①A.O.C.(A.O.P.)

②I.G.P.

 2009年ヴァン・ド・ペイはI.G.P.に変更(I.N.A.O.の管理下に)

2.地理的表示のないワイン

Vin de France(Vin Sans Indication Geographique)

   2009年よりVin de Tableから変更

 品種名表示、収穫年表示は任意で可能(例外あり、教本p.544右参照)

 

 

 

 

 

今日はハンガリーを見ていきましょう

ハンガリー

ブドウ栽培面積6.0万ha ワイン生産量294万hl

大陸性気候

紀元前よりブドウ栽培

 

ルイ14世 トカイの貴腐ワインに”王のワインでありワインの王である”と称賛

 

主なブドウ品種

白ブドウ

2.ビアンカ 3.チェルセギ・フューセレッシュ 4.フルミント

黒ブドウ

1.ケークフランコシュ 8.メルロ 10.カベルネ・ソーヴィニヨン

*栽培面積の2/3は白ワイン用ブドウだが、作付面積はケークフランコシュが最大

 

ワイン法と品質分類

2011年よりEU規則に則り下記に分類

6つのP.G.I. (O.F.J.)と32のP.D.O. (O.E.M.)

1.D.H.C.  ハンガリー語ではヴェーデット・エレデテュー

ハンガリー国内で最も厳しい品質管理を規定するため導入された。P.D.O.のなかでも最上位に区分される。

品質カテゴリーにクラッシックシュ、プレミアム、スーパープレミアムの3つがある

現在D.H.C.ステータスの地域は4つp.517 表参照)

2.原産地呼称保護(P.D.O.) ハンガリー語はO.E.M.

3.地理的表示保護(P.G.I.)   ハンガリー語はO.F.J.

4.地理的表示なしワイン ハンガリー語はアスタリ ボルまたはマジャル ボル

 

ワイン産地と特徴

1.ゼンプレーンP.G.I.

北端はスロヴァキアと接する、世界3大貴腐ワインで知られるトカイ地方を指す

トカイ地方と重なるがゼンプレーンとすることにより、ソーヴィニヨンやシャルドネを使ったワインやアイスワインを造ることが可能となった

1.トカイP.D.O.

主要品種

フルミント、ハールシュレヴェリュ、シャームガ・ムシュコターイ、カバル、クヴェルスールー、ゼータ

 

(トカイワインのタイプ)

エッセンシア:手摘みした粒選り貴腐ブドウのフリーランジュースからのみ造られる、残糖度450g/ℓ以上

トカイ・アスー:手摘み粒選り。腐ブドウと貴腐化していないブドウの両方を用い、それぞれの果汁を一次発酵させた後ブレンドして造られる。樽熟成期間18ヶ月以上、残糖度120g/ℓ以上

サモロドニ:房選りした手摘みの貴腐ブドウ、または健全なブドウを共に収穫、樽熟成期間6か月以上。房選りのため辛口にも甘口にもなる。辛口はサラーズ、甘口はエーデシュと表記

フォルディターシュ:マストまたは発酵中のワインの中に、粒選り手摘みした貴腐ブドウを潰したペーストを加え(マセレーション)、その後、圧搾→再発酵し、オーク樽で6ヶ月以上熟成した天然甘口ワイン

マーシュラーシュ:マストまたは発酵中のワインの中に、粒選り手摘みした貴腐ブドウの滓、かすを加え(マセレーション)、その後、圧搾→再発酵し、オーク樽で6ヶ月以上熟成した天然甘口ワイン

ケーシェーイ・スレテレーシュ・ボル:遅摘みブドウによる天然甘口ワイン

フェヘール・ボル:通常のトカイ・ドライ(辛口)ワイン

ペジュグ:トカイで造られるスパークリングワイン

 

2.ドゥナーントゥールP.G.I.

フェルシェー・パンノン・ボッレーギオー

3.エチェキ・ペシュグーP.D.O.

トラディショナル製法によるスパークリングワイン(ペシュグー)が造られる


3.バラトンメッレーキP.G.I.

バラトン湖周辺にある6つのワイン生産地で構成される

 

4.バラトンP.G.I.

9.バダチョニP.D.O.

バラトン湖北岸の産地 神々のネクターとも称されるフルーティーでアルコール度数の高い白ワイン

特にケークニェリューの白は、バタチョニ産の白の中で最も熟成度が高く、最良かつ堅固なワイン

14.フュレドP.D.O.

 白はオラスリズリングが主、赤はケークフランコシュのみ


2.ドゥナーントゥールP.G.I.

パンノン・ボッレーギォー(なんでこっちのボッレーギォーの”ォ“は小さいんだろ)

パンノンP.D.O.

ハンガリーの中でも最も古いワイン造りの歴史を持つ

24.セクサルードP.D.O.

セクサベール・ビカヴェール

ケークフランコシュ45%以上、カダルカ5%以上。ビカヴェールとプレミアム・ビカヴェールの2つのキュヴェがある

26.ヴィッラーニP.D.O.

クロアチア国境のハンガリー最南端の産地 


5.ドゥナ・ティサ・クズィP.G.I.

ドナウ川とティサ川に挟まれたハンガリー最大のワイン生産地

ドゥナ・ボッレーギオー

ドゥナP.D.O.

以前のチョングラード、ハヨーシュ・バヤ、クンシャーグを含む広大なワイン産地

30.クンシャーグP.D.O. 

ハンガリーで栽培面積の大きい産地の一つハンガリー最大のワイン産地

 

6.フェルシェー・マジャロルサーグP.G.I.

フェルシー・マジャャロルサーグ・ボッレーギォー

35.エゲルP.D.O.

36.エグリ・ビカヴェールP.D.O.

エゲルを代表するワイン。13品種が認定。等級など主な生産規定

エグリ・ビカヴェールの格付け

・エグリ・ビカヴェール・グランド・シュペリオル

・エグリ・ビカヴェール・シュペリオル

エグリ・ビカベール・クラッシクシュ

 37.エグリ・チッラグP.D.O.

常に4種以上の異なる白ブドウ品種のブレンド(キュヴェ)。エグリ・チッラグのキュヴェに含まれるブドウ品種は50%を超えてはならない。

エグリ・チッラグ(エゲルの星):エグリ・ビカヴェールと同様にD.H.C.に該当する高品質なワイン。

生産規定格付けp539参照

 

 

*地図上の産地(地方)の位置関係を覚える程度でよいのではないでしょうか?ポイントは周囲の国とドナウ川、ティサ川との関係ではないでしょうか?

 

*この地図は2017年度教本によります。2018年度版以降、産地が細分化されていますのでこれはあくまで参考です

 

 

今日はニュージーランドについて見ていきます

 

ニュージーランド

2017年7月27日地理的表示登録法が成立・発効した

→2020年7月現在、18地域がG.I.登録済

ブドウ栽培面積41860ha ワイン生産量360.7hl

ワイナリー数739軒

ワイン産地は10に分けられ南緯35~45度にある

マールボロ地域が全体の7割

マールボロのソーヴィニヨン・ブランの収穫量は全体の75%

輸出が8割を占める

スクリューキャップの使用99%以上

 

主なブドウ品種

白ブドウ品種

1.ソーヴィニヨン・ブラン 3.シャルドネ 4.ピノ・グリ

黒ブドウ品種

2.ピノ・ノワール 5.メルロ 7.シラー

 

歴史

1819年 英宣教師サミュエル・マースデンがシドニーからブドウを持ち込む

1836年 ジェームズ・バズビーがノースランドのワイタンギにブドウ畑を開き、初めてワインを造る

20世紀前半 クロアチアからの移民がオークランド周域でワインを造る

1980年代後半 南島でシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランを造りワインの中心が北島のギズボーンから南島のマールボロに移る

 

ワイン法と品質分類

NZFSAが管理

2007年ヴィンテージより85%ルール

 

ワイン産地

北島

1.ノースランド(G.I.)

1819年初めてワイン用ブドウが植えられワイタンギで初めてワイン醸造を始める

 

2.オークランド(G.I.)

①クメウ(G.I.) ニュージーランドワイン産業の礎が築かれた地域

マタカナ(G.I.) 有名なメルロ生産者プロヴィダンス

③ワイヘケ・アイランド(G.I.) 小さなリゾートの島。ボルドー系品種による少量生産の高級ワインが産出されている

 

3.ギズボーン(G.I.)

ニュージーランド最東端 シャルドネ主体 栽培面積5番目

 

4.ホークス・ベイ(G.I.)

栽培面積2位

ボルドー系赤品種とシラーの産地としてニュージーランドの中で重要な地位を占めている

 

5.ワイララパ(G.I.)

山に囲まれ半海洋性気候、首都ウェリントンの北東に位置する。

3つのサブ・リージョン

マーティンボロー(G.I.) 国内を代表するピノ・ノワールの産地

 

南島

6.マールボロ(G.I.) 

ニュージーランド全ブドウ栽培ほぼ7割、うち8割がソーヴィニヨン・ブラン

3つのサブ・リージョン(ワイラウ・ヴァレー、サザン・ヴァレー、アワテレ・ヴァレー)

2番目に大きな栽培面積のピノ・ノワールも非常に重要

 

7.ネルソン(G.I.)

 

8.カンタベリー(G.I.)

北部の⑦ノース・カンタベリー(G.I.)と更にその中の⑧ワイパラ(G.I.)を含む

ノース・カンタベリー(G.I.)

ワイパラ・ヴァレー(G.I.)

 

9.ワイタキ・ヴァレー・ノース・オタゴ(G.I.)

 

10.セントラル・オタゴ(G.I.)

世界最南端の産地の一つ

ニュージーランドで唯一半大陸性気候

ピノ・ノワールが8割を占める

*上記地図は2017年版です。悪しからず・・。

 

栽培面積ランキング

1.マールボロ 2.ホークス・ベイ 3.セントラル・オタゴ

生産量ランキング

1.マールボロ 2.ホークス・ベイ 3.セントラル・オタゴ

 

*ニュージーランドではまずは産地が北島なのか南島なのかを覚えましょう

*あとは赤線部分が頻出です

*栽培面積ランキングで3位を問う問題をみたことがあります3位は栽培面積と生産量で違うんですねぇ。