ニュージーランド(ソムリエ/ワインエキスパート試験対策) | ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️

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出会ったワインを勉強も兼ねてちょっと深掘り。
毎日、ワイン開けるわけではないので、ないときはソムリエ/エキスパート試験対策や日本ワイン検定の話も織り込んでいきたいと思います。

 

今日はニュージーランドについて見ていきます

 

ニュージーランド

2017年7月27日地理的表示登録法が成立・発効した

→2020年7月現在、18地域がG.I.登録済

ブドウ栽培面積41603ha ワイン生産量383hl

ワイナリー数744軒

ワイン産地は10に分けられ南緯35~45度にある

マールボロ地域が全体の7割

収穫量の74%がソーヴィニヨン・ブラン

輸出が8割を占める

スクリューキャップの使用99%以上

 

主なブドウ品種

白ブドウ品種

1.ソーヴィニヨン・ブラン 3.シャルドネ 4.ピノ・グリ

黒ブドウ品種

2.ピノ・ノワール 5.メルロ 7.シラー

 

歴史

1819年 英宣教師サミュエル・マースデンがシドニーからブドウを持ち込む

1836年 ジェームズ・バズビーがノースランドのワイタンギにブドウ畑を開き、初めてワインを造る

20世紀前半 クロアチアからの移民がオークランド周域でワインを造る

1980年代後半 南島でシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランを造りワインの中心が北島のギズボーンから南島のマールボロに移る

 

ワイン法と品質分類

NZFSAが管理

2007年ヴィンテージより85%ルール

 

ワイン産地

北島

1.ノースランド(G.I.)

1819年初めてワイン用ブドウが植えられワイタンギで初めてワイン醸造を始める

 

2.オークランド(G.I.)

①クメウ(G.I.) ニュージーランドワイン産業の礎が築かれた地域

マタカナ(G.I.) 有名なメルロ生産者プロヴィダンス

③ワイヘケ・アイランド(G.I.) 小さなリゾートの島。ボルドー系品種による少量生産の高級ワインが産出されている

 

3.ギズボーン(G.I.)

ニュージーランド最東端 シャルドネ主体 栽培面積5番目

 

4.ホークス・ベイ(G.I.)

栽培面積2位

ボルドー系赤品種とシラーの産地としてニュージーランドの中で重要な地位を占めている

 

5.ワイララパ(G.I.)

山に囲まれ半海洋性気候、首都ウェリントンの北東に位置する。

3つのサブ・リージョン

マーティンボロー(G.I.) 国内を代表するピノ・ノワールの産地

 

南島

6.マールボロ(G.I.) 

ニュージーランド全ブドウ栽培ほぼ7割、うち8割がソーヴィニヨン・ブラン

3つのサブ・リージョン(ワイラウ・ヴァレー、サザン・ヴァレー、アワテレ・ヴァレー)

2番目に大きな栽培面積のピノ・ノワールも非常に重要

 

7.ネルソン(G.I.)

 

8.カンタベリー(G.I.)

北部の⑦ノース・カンタベリー(G.I.)と更にその中の⑧ワイパラ(G.I.)を含む

ノース・カンタベリー(G.I.)

ワイパラ・ヴァレー(G.I.)

 

9.ワイタキ・ヴァレー・ノース・オタゴ(G.I.)

 

10.セントラル・オタゴ(G.I.)

世界最南端の産地の一つ

ニュージーランドで唯一半大陸性気候

ピノ・ノワールが8割を占める

*上記地図は2017年版です。悪しからず・・。

 

栽培面積ランキング

1.マールボロ 2.ホークス・ベイ 3.セントラル・オタゴ

生産量ランキング

1.マールボロ 2.ホークス・ベイ 3.ギズボーン

 

*ニュージーランドではまずは産地が北島なのか南島なのかを覚えましょう

*あとは赤線部分が頻出です

*栽培面積ランキングで3位を問う問題をみたことがあります3位は栽培面積と生産量で違うんですねぇ。