超ミニ農家の野菜販売④宅配
超ミニ農家の野菜販売④宅配
「無人販売所」は、手軽ではあるが事業の柱にはなりにくい。
地域住民を対象にした「畝売り」は、ボランティア要素が強く、収益の確保には至らない。
やはり、究極の選択は宅配システムかな?
知人が行っている宅配は、2週間ごとにリンゴ箱一杯分の野菜をクール宅急便で契約者に送るシステム。野菜の種類は農家に任せてもらう。
この方法は、農家にある程度の広さの予冷室が必要である。野菜は収穫してもすぐには発送ができない。汚れを取り除き、大きさを揃え、袋詰め、箱詰めなど調整作業は意外と時間がかかるものである。特に葉物野菜はすぐに萎れてしまうので、発送の準備が出来るまでは5℃程度の冷蔵庫で保管する必要がある。
また、こだわり商品につき価格は安くないので、顧客は農園を心底から惚れ込んでくれる人に限られる。農園のファンクラブのようなものを構築する必要があり、それには多くの時間を要す。
宅配システムについては、 新米の超ミニ農家にとっては課題が多い。ただ、顧客数が固定されるので生産計画は立て易いなど、メリットも多い。したがって、超ミニ農家でも顧客数を絞り込み、ご近所を対象にした直接配達方法に限定すれば、有効な手段であると思う。
しかし、もっと、身の丈に応じた、我儘な農園主を満足させる方法はないものか?
本当に美味しい野菜が出来た時だけ、おすそ分けの感覚で販売できたらいいな。そして、販売するタイミングは野菜の状態と農家の気持ちだけで図れればもっと良い。こんな夢のような販売方法はないものか。
そこで更に考えた。
続きは超ミニ農家の野菜販売⑤携帯メール
北坂戸駅クリーン活動
本日、私にとっては最高レベルの感動的な情報をキャッチした。
「北坂戸クリーン活動」
その情報は町内会の回覧板が知らせた。
「町ナカふれあい農園」とは直接関係ないが、駅と言えば、当農園の玄関口に当たる。
大いに関係あるとも言える。
その内容は、9月10日に駅のデッキの床磨きなどがボランティアで行われるとのこと。
常々、デッキの汚さは気になっていた。
住民としては恥ずかしいと思っていた。
何とかしなければと思いつつ、月日が過ぎた。そして慣れてしまった。
今回、東京電機大学の学生さんが立ち上がってくれた。
流石フレッシュ。若さゆえ視点が違う。実行力も素晴らしい。
日本には「恥の文化」がある、だから秩序も保たれている、と誰かが言っていた。
まだ、その文化が健在であることが分かり、久々に感動した。
当日は、たとえ10分でも、たとえタイル一枚の清掃でも参加をしようと思っている。
学生さん、ありがとう。よろしくお願いします。
ニンジンの間引き
2011年8月27日、午前10時より12時まで、気温25℃、曇り
近くの大学生がサークル活動の一環で農業実習に来た。
サークル代表のKuさん、一年生のKoさんの二人である。
7月9日に自らが播種したニンジンの間引き作業を中心に活動を行った。
播種は2cm間隔としたものを、間引いて5cm間隔とした。
成育は順調である。
丁寧にタネまきをした学生さんの姿がそのまま表れた感じで、見ていて気持ちがいい。
なお、間引きに合わせ、除草と土寄せも行った。
今後は、ニンジンの根の直径が5mm程度の時、
2回目の間引きを行い、間隔を10cm程度とする予定である。
間引き作業はいつも悩む。
どれを抜こうか、「判断力」
これに決めようか、「決断力」
どれも自分には不足している「力」である。
おまけに妄想の気があり、昭和45年の直木賞受賞作「光と影」を思い出したりする。
ほぼ同じ病状の二人が、治療方法の違いでそれぞれ光と影の人生を歩む。
医者がそれぞれの治療方法を選択した理由は、カルテが上にあったか下にあったかの違いだけ。
こんな内容だったと記憶しているが、患者には選択権がなく運命のいたずらに翻弄される。
タネにも発芽する場所や深さの選択権はなかった。
可哀そうにと思う。
しかし、間引き菜を食すれば、
大きくなってから食べられるのか、少し早く食べられるかの違い。
そうだ、間引き菜もおいしく頂こう。
ごま油でいため、塩コショウで味付けした。
何と香りのいいこと。
ごちそうさまでした。
超ミニ農家の野菜販売③畝売り
超ミニ農家の野菜販売③
「畝(ウネ)売り」とは、野菜が植わっている畝上にある野菜を丸ごと購入してもらうことである。農家にとっては、収穫する手間やその後の袋詰め等の調整作業の手間がかからない。そして、何より収穫のタイミングを計ることに苦労しないメリットがある。野菜は意外と旬が短く、ベストな状況で売りきることに苦労する。
町ナカふれあい農園では、「ある区画の、ある野菜を、ある期間、お客様が自由に収穫する権利」を販売することにした。せっかくなので「マイ キッチン ガーデン」と、おしゃれな名前を付けて、次の内容で募集した。
*募集要領
利用期間: 5月21日(土)より6月19日(日)まで
野菜の種類: 小松菜・チンゲンサイ
利用料: 1区画 1,000円
(概ね小松菜5袋と、チンゲンサイ4袋程度を収穫できる広さ。
ただし、収穫する時期にもよるので、収量を保証するものではない。)
利用方法: 契約者は、利用期間中、いつでも、何回でも利用できる。
申込: 電話で仮予約を行い、契約日までに申込用紙に氏名等を記入する。
申込先: 「町ナカふれあい農園」 090-0000-0000
農園所在地: 坂戸市石井2377 (大智寺前ファミリーマートの裏隣)
契約: 利用開始時に料金の支払いをもって契約成立とする。
以上
小松菜・チンゲン菜の収穫期間は、約1ヶ月間。その1ヶ月前より、苗をトレーで育苗するなどの準備を行った。そして、料金は1000円。更に、1家族分の野菜を防虫ネットで覆ったので、手間や費用はかかった。しかし、次のような利用者の声を聞いて、事後の満足度は大きかった。
「娘が野菜を好きになり、良く食べるようになった。次回の企画も声をかけてください。」
この親子は毎週のように収穫を楽しんでいた。きっと親子の会話も弾んだことだろう。そして、お子さんが野菜を好きになってくれたことは、健康つくりにも寄与したかな。
また、顧客との「ふれあい」の深さは、一時的な対面販売の比ではない。そして、顧客同志の「ふれあい」も期待できる。捨てがたい販売方法である。
今年度、第2期の企画は、芋掘り体験も含めて検討中だが、新たな販売方法について思考をめぐらす。
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超ミニ農家の野菜販売②無人販売所
超ミニ農家の野菜販売②
野菜の販売方法には、次のようなものがある。
1. 市場へ出荷
2. 農協の直売場、スーパーの地元野菜売り場の活用
3. 契約レストラン等への出荷
4. 無人販売所での直売
5. 畝売り、芋掘り体験など観光的直売
6. 契約者に定期的な宅配
1~3の方法については、出荷量や品質基準、そして納入時間等の強い束縛があり、超ミニ農園にとっては物理的・精神的な面で大きな困難を伴うのでなじまない。
そこで、4の無人販売所を開設してみた。
販売所といっても、自宅の屋根付きガレージに告知の印刷物を貼り付けた採集コンテナを置いただけのもの。中には手製の料金箱をくくりつけた。採集コンテナはホームセンターで398円。
8月×日、自宅の庭先にて
販売時間は10時より18時までの8時間。当日は晴れの猛暑日。この天候で野菜がへたりはしないかと心配しつつ、1袋4個入り100円のなすを6袋用意した。なすは、少し小ぶりではあったが、当日の朝採りで超新鮮な物。この日は、良心的なお客様に恵まれ、2袋が残ったものの4袋が売れて、料金もしっかり400円が入っていた。ちなみに、この時期は夏野菜が高く、なすは5個入り250円ぐらいが実勢価格であった。
なすは、肥料と剪定を適切に行えば無農薬でも結構収穫できる。自家消費分は3本もあれば十分である。それを超えた植付本数の場合は、毎日なす料理でも賄えないので外部へ持ち出す必要がある。そんな場合この方法は営業許可の必要もなく、簡単に実施できて良いと思う。しかし、数回行ってみたが、料金が入っていなかったことや、5円玉、1円玉数個、そして外国コインなどの日があった。こんな日は、嘲笑われているようで、気持ちは良くなかった。出世払いという言葉もある。正規の料金を入れなかった人もいつか目覚めてくれるかもしれない。何より、せっかく作った野菜だもの、捨てるよりは、よほど社会のためになっている。と、思いつつ、無人販売所は、今後も引き続き細々と実施していこうと思っている。
もっと効率よく、人とのふれあいも楽しめ、後味の良い販売方法はないものか?
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超ミニ農家の野菜販売①なぜ?
超ミニ農家の野菜販売①
とにかく、売ることにこだわっている。
私は、耕作面積7アール(約200坪)という超ミニ農家である。法的な農家の定義である5反、つまり約1500坪には程遠い規模である。しかし、新米ではあるが、地元の農協の組合員にもなっており、れっきとした農家である。
その私が売ることにこだわる理由は二つある。
一つは、ピンピンコロリで生涯を閉じたいがためである。第四コーナーを曲がってゴールが見えてきた齢でもあり、最後の直線は健康な状態で走り続けたい。
人が健康であり続けるためには、適度な緊張感の維持が欠かせない。
同じ野菜を栽培するにも、素人の家庭菜園と、販売を前提としたプロのものとでは、緊張感のレベルが違う。私は後者を選択した。
例えば、家庭菜園で収穫した物を差し上げた場合、もらった人は、お礼に「美味しかったよ」という。購入した物は、たとえ安価でも、本当に美味しくなければそうは言わない。今年よりも来年、来年よりも再来年、より良いものを作りたいならば真の評価が必要であり、これが緊張感につながる。
また、私は、職業欄に「無職」と書くのが嫌である。「農業者」と書くようにしている。野菜の販売者つまりプロとして、名に恥じないような責任感と使命感を持ち続け、生かされている限り緊張感を維持して、常に社会の役に立てるよう心掛けたいと思っている。
二つ目の理由は、事業の継続性確保である。
農園を開設するに当たり、初期投資は110万円ほどかかった。新車の軽トラック90万円、10坪のビニールハウス17万円などである。借入金はないので初期投資の早期回収は考えていないが、肥料代、種苗代などの直接費は、継続的に事業を続けるためにも、回収が必要である。また、次世代にバトンタッチするためにも、超ミニ農家における販売方法の確立は、私の責務だと思っている。
しかし、売ることの壁にぶつかった。
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冬瓜
冬瓜、とうがん
夏に収穫して冬まで貯蔵できる不思議な野菜。
それに利尿作用があるカリウムを多く含み、むくみや膀胱炎の改善に利用され、
かつ、高血圧の予防にも役立つとか。
そして、煮ると透きとおり、癖のない柔らかい食感が楽しめる、全てに花丸の野菜。
こんな魔法のような野菜との出会いは、ある農家の見学のときでした。
農家の「ミニとうがん(姫冬瓜:㈱タキイ種苗)は、直売場で意外と売れるんだよ」の一言。これは面白そうだと本能的な出会いを感じ、さっそく種を購入。10粒520円で少し高価であったが。
3月31日 播種、ポットへ
無加温ビニールハウス内
落葉堆肥の発酵熱利用
4月6日 発芽
5月23日 定植
8月4日 収穫開始
成育途中の姫とうがん
場所さえあれば、手間いらずで収穫できる。
途中、子づるを4本仕立てにするために、親づるを摘心するだけ。
そして、庭先販売で一個300円で売れた。
ありがたいことです。
冬瓜は、長持ち、かつ役に立つ、そして、癖がなくどんな味付けにも馴染む。
人間であれば、理想的だね。
中玉トマト
中玉トマト(シンディースイート)さん、ありがとう。
6月15日の収穫以来、いやいや、3月の播種以来、私を存分に楽しませてくれました。感謝感謝です。
サカタのタネ
あなたとの出会いは、訓練を受けていた農業大学校のS先生からの紹介でした。
ビニールハウスを建てて、トマトを栽培してみたい。長年の夢を実現したく、品種を探していた時でした。この中玉トマトは露地栽培が可能で、味も評価を得ているとのことでした。S先生のおっしゃることは、すべて真似してみようと思っていました。それで即決したのが、あなたとの縁の始まりでした。
ビニールハウス、無加温栽培
3月5日 128トレーに播種
落葉堆肥の発酵熱活用
ハウス内に更にビニールトンネル
3月18日発芽確認
4月3日 ポットへ鉢上げ
5月7日 ハウス内定植
ほぼ一番花の開花時期
6月15日 収穫開始
収穫物を購入してくれたお客さん、「デパートで買ったのより美味しかったよ」の声。また、我が家では2、3歳の子供たちが先を争って食べていた。きっと、小さな子供たちが好む糖と酸のバランスなのでしょう。
出会いとは不思議なものですね。
それぞれに引力があり、それを持続させる力がなければ、出会いは不成立になる。今回は、地元の牛糞堆肥、自前の落葉堆肥、そしてEMボカシ肥料など、周辺の支えもあり、満足な結果を得ることができたと思っています。
来年もよろしくお願いします。あなたにとっては、種の保存が出来ますから、ウイン、ウインの関係ですね。
ニューメロン
いつかはメロン。
その夢が現実になった。
ビニールハウス、無加温栽培。
4月22日ポットへ播種、5月23日定植、6月23日受粉開始、7月22日~順次収穫。
ビニールハウスの力は偉大であった。
いとも簡単に、写真のようなメロンがゴロゴロ。
家庭菜園歴20数年の私は、何度かメロンの栽培に挑戦したが。
一度は、あと少しの処で、急にクシャンとなった。
こんな経験は、仲間もしているようだ。
今回、悩んだのは、収穫のタイミングが分からないことである。
種苗会社(㈱トーホク)のホームページには食べごろの記載はあるが、いつ収穫したら良いのか記載はない。
また、マスクメロンのように収穫してから数日置くべきなのか、分からない。
収穫までたどり着く人が少ないから種の袋には記載しないのかな。
贅沢な悩みかな?
食味は、すっきりした甘みで、シャキシャキとした歯ごたえがある。マスクメロンとは違うが、やはりニューメロンである。
ニンジン
2011年7月9日午前、大学生の農業体験
今回は、サークル代表のKさん、Hさん、そしてSさんが参加。
人参の播種を行った。
連日猛暑、そして本格的な雨は6月18日よりない。
おまけに関東地方は当日梅雨明け。
結果的に19日まで降雨はなかった。
この条件で、発芽を成功させる。
畝は、不耕起、無肥料とした。
前作キャベツでビニールマルチ9245をはったままにしてある畝を再利用した。
この畝は、他に比べ湿度が高い。当然ビニールマルチは、はがして播種。
そして、発芽まで毎日、散水した。
品種はトーホクの「あまーいニンジン」
株間2cm、条間20cmの2条まき。覆土は5~10mm。
不織布をべたがけ。
結果は1週間目で一部発芽を確認。当日不織布をはずした。
そして、7月31日現在、写真のとおり発芽は成功。

人参は、発芽が成功すれば、あとは問題なしと言われている。
今のところ順調。
今後は除草と間引と追肥に土寄せ。
間引は2回。1回目は草丈5cmぐらいのころ。2回目は、根が5mmぐらいのころ。
追肥は、第2回目の間引のとき。土寄せは間引のとき。
そして、キアゲハの幼虫は見つけ次第、補殺。
今回の品種は、本当に甘くて人参臭がない。
3月播種6月収穫の実績では、我が家の2歳の孫も喜んで食べた。
冬の人参料理が楽しみである。ジュースもいいかも。
人参は、カロテンを豊富に含み、ビタミンA効果も高いとのこと。




