2回目の起業塾で確認出来た自分の気持ち | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

先週の土日は、
10月から学び始めた起業塾の、
2回目がありました。

何で会社で役職に就いて働いている私が、
自分の人生からみればかなりお門違いの、
起業塾に入ったかといえば、

「ASD(自閉症スペクトラム)で愛着障害がある私が、
定型発達者の中で生きられていることを、
同じASDや愛着障害で辛い思いをしている人に伝えることが出来て、
そのことで誰かが頑張ろうと思ってくれるなら、
それはとても幸せなことではないか」

という思いがあり、
そのためにはまず、

自分という存在を知ってもらうこと

が必要だと考え、
その1つの手段として、
自分がコンタクトを取りたい人達と、
Webを通じて繋がる方法を教えていた、
その起業塾に入ったのでした。

実は私は以前も同じことを考え、
自分のホームページ、


を2016年11月に立ち上げていたのですが、
その時はあまり、
このブログでそのホームページの話をすることは、
していませんでした。

なぜなら、その頃の私は、
発達"障害"という呼称に対し、
やはり抵抗を感じていたからです。

「私が発達障害だと分かったら、
今ブログで繋がっている人達が、
離れていってしまうのではないか?」

自分が障害者という、
偏見の目で見られること。

そして、そのことで、
自分が大切に思っている人達が、
自分から離れていってしまうこと。

それは、
職場でイジメられたり、
何か辛い出来事が起こった時に、
ブログで繋がってくれている方々の、
暖かい励ましの言葉に支えられて、
毎日を生きてきた私にとって、
とても恐ろしいことでした。

そのために私は、
スピリチュアルが好きな自分が、
自分を守ってくれている見えない存在達と、
明るく楽しく過ごす内容を書いた、
このアメブロ と、
発達障害グレーゾーンから、
日々を頑張って生きている自分のホームページのブログの、
2つを使い分けるようになったのです。

けれど私は自分が満たされて、
幸せだと感じる毎日が少しずつ、
増えてくるにつれ、
自分のブログを2つに分ける必要はないのではないか、
と思うようになってきました。

スピリチュアルな目に見えないことが好きな自分も、
発達障害の中のASDであり、
愛着障害である自分も、
どちらの自分も私は好きなのだと、
そんな風に思えるようになってきたからです。

そして、昨年の12月に、
自分を40年間ずっと責め続けていた原因が、
父の嘘だったことが分かった私は、
自分と同じように苦しんでいる人に、
人の言動に振り回される人生の虚しさを知って欲しくて、
父が私にしてきたことをブログに書くことに、
踏み切る勇気が湧いたのでした。

このことが無ければ、
私は自分が父から受けたマルトリートメントを、
特に性的な行為に関して、
書くことは無かったと思います。

例え自分のことを直接知らない、
ブログだけの繋がりの人達だったとしても、
このような出来事が自分にあったことを、
人に知られるのはとても恐ろしいし、
酷いことは確かに色々されたけれど、
私や娘に優しくしてくれたこともあった父が、
人から非難されることも望んではいなかったし、
母や親戚達がこのことを知って悲しむことも、
私は望んではいませんでした。

でもね、私の心の底にある、消せない思い。

私のような思いをする人が、
少しでも減って欲しい。

その思いを叶えたくて、
今の私は毎日のブログを書いています。

そんな私の心に刺さった、
先週の起業塾の講師の言葉。

「起業で生み出す商品は、相手のメリットになるものであること」

商品を売ろう、売ろうとする考えには、
ついていけないと思っていた私は、
講師のこの言葉で、
自分がこの起業塾に申し込んだ時の気持ちを、
もう一度思い出したのでした。

過去の私のように苦しんでいる人に、
私が学んでラクになった方法を伝えたい。

ずっとそう思っていたのに、
伝え方が分からなくて、
いつまでも足踏みしていた自分。

けれど、講師が教えてくれる方法なら、
自分と同じように苦しんでいる人に、
自分が実践して良かったものを、
届けることが出来るかもしれない。

そんな自分の思いを叶えられるなら、
私は自分の商品を作ってみよう。

講師に、
販売する商品を作るように言われてから、
何だか心が苦しくて、
場違いな場所に迷い込んだのではないかと、
立ち止まっていた私だけれど。

何で自分が起業塾に申し込んだのか、
思い出させてくれた講師のおかげで、
前に進む勇気をもらうことが出来ました^^