環境の変化に対応することが苦手です。
私もその特性を持っているため、
新しいことに対する不安が、
多分、"普通"と呼ばれる定型発達者の人達よりも、
大きいのではないか、思います。
だから今日、
今までやったことがないことに、
挑戦しようと決めた時、
不安で不安でたまりませんでした。
ネットで色々調べては、
自分で状況を想像してみたりして、
「自分には出来ないんじゃないか?」
なんて考えて、
2回、延期してしまったほど。
けれど、今日。
不安を抱えたまま挑戦したら、
なんだか思っていたより大変ではなくて、
割とアッサリ終えることが出来ました。
情報を集めて考え過ぎて、
かえって実際よりも大変なことだと、
思い込み過ぎていたようです。
ここからは私の持論なのですが。
子供の頃に辛い環境から逃げるように、
空想遊びをしていた私は、
「ASDには想像力がない」
と言われることが、とても心外でした。
布団をお母さんに見立てられるほどの、
想像力を持っている私が、
人よりも想像力が劣っていると、
思ってなどいなかったからです。
けれど私のこの想像力は、
"普通"と呼ばれる人達とは、
違う傾向があることを私は知っていました。
(きっと普通と呼ばれる人達は、
お母さんが自分を愛してくれないからと言って、
布団をお母さんに見立てようなどと、
考えたりはしないでしょう)
だから、ASDは想像力がないのではなく、
普通の人と同じように想像しないから、
想像力が無いように見える。
のではないか、と思うのです。
普通と呼ばれている人達が、
当たり前に想像して行動することと、
違うことをするから、
ASDは想像力が無いと言われてしまうけれど。
ASDは自分なりの想像力を駆使して、
動いているのではないか、
と思うのです。
例えば今回私が挑戦したことにしても。
普通の人達は、
私と同じような情報を集めても、
私のように、
実際のその物事よりもとても大変だと想像せず、
実際とあまり変わらない程度の想像をするから、
ASDの私よりも挑戦しやすいのではないか、
と思うのです。
なぜなら、私が自分の想像を話した時に、
「心配しすぎ」
と笑われることがよくあるからです。
これはASDが、
想像力が無いわけでは決してなく、
想像が普通の人達と違う。
ということだと思うのです。
で、結局、何が言いたいのかというと。
ASDは新しい物事に取り組む時に、
その想像力で、
大変なことだと心配し過ぎる傾向があるから、
心配なことが片付いてから挑戦しようとせずに、
心配を抱えたまま挑戦しても案外出来てしまったりするよ。
ということが、
今日の自分の経験から言いたかったのでした(//∇//)