こんにちは、千葉県議会議員の岩井やすのりです!今日は、地元印西市にお住まいの若手トップヴァイオリニスト、池田有沙さんご家族と対面。弊事務所にて有沙さんの生演奏をお聞きするなど、至福のひとときとなりました。

 

 

池田有沙さんは1996年生まれの23歳。7歳よりヴァイオリンを始められ、2015年には全額奨学金にて名門シンガポール国立大学音楽学部に入学。現在はやはり名門の桐朋学園大学大学院に在籍し、清水高師氏に師事されています。

 

これまでも大阪国際コンクール弦楽器部門Age-G 1位など輝かしい実績を残されてきましたが、今年8月にはフランス社会功労奨励章月桂樹銀賞を最年少で受賞承認。この快挙についてはYahooニュースなどでも大きく報じられたところです。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/c5aa6b463268123369e07084ad3ad6491b605c1c

 

 

 

 

さて、有沙さんが楽器演奏を始めたきっかけとして、有名ミュージシャンとの打楽器の演奏経験がありました。2歳、3歳の頃に家族とともに音を奏でるという体験が背景となり、4歳よりピアノを始められたのだと言います。

 

ヴァイオリンを手にしたのは7歳の頃ですが、有沙さんのレベルにまで到達した音楽家としては極めて遅い方とのこと。2歳、3歳から始めるのが当たり前なのだそうで、その分苦労も多かったはず。ただ、印西市内に引っ越してきて、音楽漬けでではなく里山を多く歩いた幼少期の経験は、今の有沙さんの演奏の肥やしになっていると言われます。

 

特に本格的に学ぶようになったのは、清水高師氏に師事するようになった11歳の頃から。著名な音楽家である同氏から教えを得られるのはかなり難しいことで、初めてからまだ4年ほどだった池田有沙さんに、既に才能の芽を見出していたのではないかと思われるところです。

 

音楽学校ではなく普通校だったゆえに、学校行事への参加がままならなかった高校時代。ほとんど英会話も身につけられていない中で進学し、周りには一人の日本人もいなかったというシンガポールでの大学時代。その苦労は想像を絶するところですが、そうしたおかげで一回りも二回りも強くなれたとは有沙さんご本人が言われるところ。今では老人ホームや認定こども園で演奏を振舞うなど、ボランティア活動にも力を入れられており、23歳という若さで利他の心と行動力を備えた芯の強い女性であることがわかります。

 

 

1時間半ほど、ご両親を交えお話しをさせていただきましたが、岩井自身、すっかり魅了されてしまいました。できるならば、周りの方にも声がけさせていただきながら、有沙さんの活動を末永く支援できればと思っています。まずは11/10にすみだトリフォニーホールで開催されるソロ・リサイタルを観に行きます。まだチケットはありそうですので、みなさんも是非どうぞ!