皆さま、こんにちは。
昨日は、丸一日トリエステの街を散策しました。
小さな街なので、1日あればまぁ見どころは見尽くしてしまう感じですが。
とりあえず、主要な見どころへ。
階段を登り……
坂道多いわ。
ポストとか、オシャレや。(ホコリだらけやったりするのがまたいい味を出しているのが素晴らしい)
振り返ると、アドリア海が見えます。
なんか見えてきました。
14世紀建造のサン・ジュスト大聖堂⛪️。
……正直、ヨーロッパの聖堂やら教会やら、ちょっと飽きたなー。
はい、次。
↓トリエステ戦争記念碑。
第一次世界大戦の戦没者追悼の記念碑です。
こういう記念碑ものは、世界共通であちこちに造られますね。なんでやろ?
はい、次。
↓古代ローマ時代の遺跡。らしいけど、広場にしか見えんなぁ。
じもぴーの子供たちが校外学習に来ていたけど、ピーチクパーチク騒いでいるのは、世界共通で微笑ましい。
近寄るとみんな「ボンジョルノ」と挨拶してくれるのも可愛い。
はい、次。
↓サン・ジュスト城。
大聖堂だけでなく城もあるんかい。
入場料6ユーロ。
……城っつーか、壁
ま、いいのです、ここは城を見るのではなく、城壁の上からトリエステが一望できるというのがウリのスポット。
アドリア海と、トリエステの街並み。
↓住宅街かな。
はちみつ🍯色のレンガと海はいいですな。
一応、博物館らしき展示もあって、
昔の槍だの銃だの、武器がずらっと展示されており、日本の城も同じような感じやなと。
考えてみたら、人類の歴史はほぼほぼ、戦争と虐殺、宗教がメインですもんね。
はい、次。
2ユーロ払って、鐘楼の上にも登って見ました。
……鳥よけ?の網がなければもっと良いのですが、網が無かったら、ここは鳥の糞だらけになるだろうから、仕方なしですね。
そして、トリエステの街中はバスが縦横無尽に走っていて、バスを乗りこなせばどこでも行けそう。
ということで、とりあえずバスチケットをキオスク的なところで購入して、トリエステ郊外にあるリジエラ・ディ・サン・サッバ Risiera di San Sabbaという、ナチスの強制収容所として使われていた米蔵へ行ってみました。
↓入口
正確には強制収容所ではなく、アウシュヴィッツなどと同じ、ユダヤ人の殺害を目的とした絶滅収容所に分類され、焼却炉も併設されていたそうです。(焼却炉はナチスが逃げる時に証拠隠滅で爆破して行ったとか。)
集められたユダヤ人は、ここで焼かれて殺されるか、アウシュヴィッツへ送るための中継点の役目をしていたそう。
トリエステからアウシュヴィッツなどの収容所へ直通輸送列車がたくさん出ていたそうです。
ナチスの罪を後世に語り継ぐという目的で保存されており、見学は無料です。
日本のオーディオガイドがなくて、「日本に行くのが夢」という係の女の人が案内してくれましたが、英語早すぎて3割ぐらいしか分からず。
収容所の内部では、携帯の音を切り静かに見学する、写真は撮って良い、というルール。
ロープを張ってあるところが、焼却炉跡。ここでは数千人の方が殺害されたようです。
↓個室の収容部屋。
窓もない、こんなところに閉じ込められ、ここで殺されるかアウシュヴィッツに送られるなんて。
説明聞くまでもなく、涙が出ます。
この収容所が使われ、虐殺が行われていたのが1944年のことなので、そんな遠い昔ではないことにも驚く。
トリエステにこんな場所があったことも驚きでした。
ここでずーんとメンタル落ちてしまい、トリエステ観光はお終い。
ポーランドのアウシュヴィッツは、行ってみたい場所の一つだったけど、やはり負の遺産は悲しすぎてあかん。
↑ホテルの窓からの眺め。
トリエステはこじんまりとして、のんびり良い場所だけど、写真をバシャバシャ撮るほどフォトジェニックではなく、ちょいと時間を持て余す感じです。
……昼寝でもするかな(笑)。
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