すーぱーSEへの道 -9ページ目

忘年会プロジェクト!

うちの会社は社員数が500人ちょいです。
業界内の規模としては、多くもなく少なくもなく
といった感じでしょうか。

社内には社員会のようなものがあるのですが、
今年わたしは社員会の副会長をすることになりました。

とりあえず、一番の大仕事は年末の忘年会です。

社員を一同に集めてやるので、
大きい会場を借りないといけません。

ビンゴ大会や勤続表彰とかもあるので、
賞品の調達や当日の段取りを決めないといけません。


というわけで、自分のスキルアップもかねて

『忘年会プロジェクト』

という形で組織と計画書をつくり、
プロジェクトマネジメントをやってみることにしました。

といっても、まだ何も着手してないですけどね(^-^;)

とりあえず、20日にプリンスホテル本社に出向いて、
忘年会会場の商談をすることにしました。

さーて、折衝能力を駆使してがんばるぞー。

会場が決まったら計画書を書いてWBSを作ります。。。
(本来なら順序逆だけど。)

先に聞く?後で聞く?

リーダーの下で仕事をしているSE/PGのみなさまに質問です。

いま抱えている「A案件」が終盤を迎えていて、
再来週あたりから新規の「B案件」に着手するという場合、
B案件の概要をいつまでにリーダーから説明しておいて欲しいですか?


先日、後輩に新しい案件の概要説明をしようとしたら、
「いま忙しいのでこの案件が片付いてからで良いですか?」
と言われました。

本人がそういうのでそのままにしてますが、
これってあんまりカシコクないような気がします。


私なら、
 ・次の案件がどの程度の規模で、
 ・どのくらいの納期で、
 ・どんなスキルが必要で、
 ・どれだけ頑張らないといけないか。
をなるべく早く把握しておきたいです。


そうでないと、今やっているA案件を期日どおりに仕上げればよいのか、
前倒ししてでも早めに終わらせて、B案件に備えておいた方がいいのか
がわかりません。


基本的に、仕事ができる人というのは先が見えてます。

先が見えてるので、
「いま、なにを、どれだけやればよいか」
を理解してます。


先が見えていない人は、作業計画が甘いので、
忙しい時とヒマな時のばらつきが激しいです。

作業量を平均化することができないので、
仕事が遅れることが多くなります。

自分の身を守るためにも、今後控えている作業の概要
早めに把握しておくことは重要なことだと思います。

いまの作業を30分止めて説明聞いたところで、
それほど影響ないですよね。

A案件をのんびり片付けた後で、B案件の複雑さを知って
早めに切り上げて準備しとけばよかった。。。
なんて事にならないといいんですけど。


『作業の配分は計画的にね。』

イギリス流とスペイン流

私は社内では『リーダー』という役職についてます。
と言っても、ヒラ社員に毛が生えた程度の立場です(^-^;)

今月末から、本社でリーダー向けの会議が開催されるらしく、
私にもその開催のお知らせが届いていました。

資料によると、集まって社の問題点の改善提案を検討したり、
スキルアップを図るために勉強会をしたりする場のようです。

とりあえず、今月末までに改善提案を考えてこいとのこと。

どの程度のことを期待しているのかわからないのですけど、
とりあえずうちの会社の問題点について考えてみることに。



考えた結果、私が認識している問題点のいくつかには
共通の根本原因があり、それを改善しない限り
どの問題も解決しないことがわかりました。


どういう点が問題なのか。

それは、

 ・うちの会社は『スペイン流管理』をしている。

という点です。



スペイン流管理イギリス流管理という考え方は、
一般的な歴史学の定説のようですが、トム・デマルコの
『ピープルウェア』という本でわかりやすく取り扱ってます。

馬場史郎の本と合わせて、この本も読んでおきましょう。
(と、awさん も以前言ってました。)





ピープルウエア 第2版 - ヤル気こそプロジェクト成功の鍵


さて、二つの考え方の違いを簡単に書いてみます。

・スペイン流管理

 世の中から得られる利益は決まった量しかないという考え方。
 植民地を得て、そこの住人から搾取することで自らの収入とする。
 収入を増やすためには植民地を増やすしかない。


・イギリス流管理

 利益は創意工夫や新しい技術から生まれるという考え方。
 自ら考えて新しい技術を開発し、効率を上げたり品質を
 上げることで自らの収入を増やす。
 収入を増やすために、技術力の向上を目指し、工夫をこらす。


こんな感じでしょうか。

スペイン流の企業は従業員の不満を抱えがちです。
給与が上がらないとか、残業代が出ないとか。。。

また、社員を頭数で勘定するため、マンパワーで物事を進めがちです。
契約においても、社員一人一人のスキルをあまり重視せずに、
相手との交渉の具合や自分の予算の都合で契約を結びます。


イギリス流の場合は、社員の個性やスキルを重視し、
それらを効果的に活用することで利益を最大限に増やします。
頑張ってる社員に対してそれだけ見返りがあるので不満も出にくいです。


しかし、問題はどうやって

 スペイン流 → イギリス流

に切り替えるのかということ。


うちの会社もさすがに社員から搾り取ってるわけではないです。

とはいえ、スキルに見合った契約金を取っているというわけでもなく
どちらかというと社員の頭数を増やして契約金と給与支払の差額
せしめるというビジネスモデルであることは変わりません。


その部分の提案をあと半月くらいで考えにゃいけないわけです(-_-;)

自社が変わるだけでなく、相手との契約条件も見直さないと
いけないわけで、そう簡単には行きそうにないなぁ。


とりあえずは
スキルの高い人間を集めて、独立採算制の事業部
を立ち上げる
と言う趣旨の提案書を書いてみようかな。

またもリニューアル失敗

なんだかとっても重いですね。。。

社長がブログで謝ってるので
またなんか失敗したらしい。

アメブロの中の人ってバカなんですかね。
あれほど次は注意しますって言ったのに。

参考までに、4月のリニューアル不具合に対して
アメブロ事業責任者の渡辺氏
が回答した内容へのリンクをはっときます。

<アメーバブログ事業責任者からのメール>
http://itpro.ameblo.jp/entry-10001481379.html


さて、重いけどつぎはちゃんとした記事書きますよ。
・・・レスポンスが返ってくればだけど。

技術書に線を引く勇気

テレビでもおなじみの斎藤孝氏が提唱している
三色ボールペンを使った読書法というのがあります。

は客観的な色
が主観的な色

として、

「赤」は客観的に最も重要と思われる所

「青」は、客観的にそこそこ大事な所

「緑」は自分が面白いと感じた主観的な所


に線を引くというルールで本を読むというものです。

斉藤氏のこの本自体は読んだこと無いのですが
このやり方は自分でも使わせてもらってます。

ただ、最初に線を引くという行為に抵抗がありました。
特に高い技術書とかはなかなか難しい。。。

後で売ったり、誰かにあげたりするわけでもないのに、
「カバーをかけてきれいに読む癖」がついていたので、
本に書き込むという行為がなんかしっくりこない。


でも、最初に一本引いてしまえばこっちのもんで、
なれてくると線を引くために中身をしっかり読む癖がついてくる
のでなかなかオススメです。

最初にちょっとだけ勇気がいるんですけど、
知識をたくさん必要とするエンジニアに有効な読書法
ではないかと思います。

提案書とか要件定義書とかも、同様に線を引いてみると
なんとなく読みやすくなったりしますよ。


あと、『こいつこんなトコに赤線引いてるよ!』みたいなことを
言われる危険性もあるので、真剣に本を読む癖がつきます(^-^;)