世襲 | 世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

代議士秘書10年、山口県防府市議6年。現在は東京都小平市議(2期目)。地方から日本を改新し、世界を救うことを目的に活動中。日々街頭に立ち、思いと政策を訴える“メガホン侍”。

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     次回配信予定:1月16日【第7号】



今の政治の問題点について議論をする時、よく出てくるのが「世襲」の問題です。

「世襲」という言葉。

世間では相当に悪いイメージがついているようで、その後に「議員」をつけて使われることがほとんどです。


しかし、この言葉に私は悪いイメージを持っていないのです。

平和にしろ、自然にしろ、我々が享受している全ての物は先人から世襲したものだとの考え方が保守思想の真髄だと思っています。

だからこそ、我々はその時々の気分による多数決で何もかも好き勝手に変えて良い訳ではない。

そして、それらを少しでも良いものし、いずれ子供達や、孫達がそれらを世襲するのです。



少し前にDVDで『武士の家計簿』という映画を観ました。

主人公は加賀藩下級藩士で御算用者。

武芸ではなく、ソロバンをお家芸とする家に生まれた侍の話です。

誇りを持ってそのお家芸を世襲し、また子供に伝えていこうとする姿が描かれています。


さて、政治家の世襲はどうでしょう。

子供の頃から行動を律し、自分のことはさておいても他に尽くすことを教育された人が政治家になることは決して悪いことではないと思います。


しかし、現実の世襲は、そのような「心」「志」「精神」といったものではなく、財産や後援会組織など物質的なもののみを世襲するところに問題があるのかもしれません。


だとしても、「世襲議員」だということで政治家を批判するのは、やはり程度が高いとは言えないと思います。


先の大阪市長選、橋下氏がその出自を理由に週刊誌などから批判されたことに多くの人が怒りを覚えたことでしょう。

しかし、多くの人が「世襲議員」に対しては公然と批判をする。

世襲議員だって、好きで議員の子に生まれた訳ではないでしょう。

これも出自による批判となんら変わりありません。

「同和地区出身」、「ヤクザの子」という差別が軽蔑されるべきものならば、「世襲議員」との批判も軽蔑されて然るべきではないか。



世襲議員を生んでいるのは、「あの人の息子(娘)さんだから」という理由でその議員を支持する人がいるからです。

逆に「議員の息子(娘)だから」支持しないというのも、全く同レベルで政治家を選択していることになります。


我々が政治家を選択する時に必要な視点は出自などではありません。

政治を変えていくためには、何より有権者が選択する目を磨く必要があるのです。







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