皆さん、どもです。


つい先日、何かの記事で試合にも出たことがない人や黒帯も取得していない人が習い事を教えている偽物の団体があるという記事を見かけました。


私はその記事を見てなんだかモヤモヤしました。


以前、私はこのブログで試合にどんどんチャレンジしましょうと書いた記憶もあり、その記事は一部はごもっともだと思うのですが、偽物の団体という言葉にはなんだかなぁという思いです。


世の中、いろんな先生がいて良いと思います。


試合に出たくても持病で試合をする体力がない方や、身体能力が低い為に試合に出られない人もいます。

もちろん、健康な方は試合にどんどんチャレンジしてもらいたいと思うのですが、出られない方には酷な記事なんですよね。


例えば、試合で何連覇もし、国内無敗の人が先生をやっている道場はとても良い道場かもしれません。


しかしながら世の中にはいろんな人がいて、当たり前のことができない人もいます。


スーパーアスリートの人にはどうしてこんな簡単なことができないんだろうと疑問に思う人もいるかもしれません。


私もいろんな人に指導してきましたが、当たり前にできていた技術が実はとても難しい技術だったんだと思い知らされたこともあります。


当たり前にできる人はそれを言葉に表すのが難しいかもしれません。


うまくできない人の気持ちがわかるのはとっても苦労してうまくできるようになった人だと思います。


世の中にはいろんな人がいて、いろんな考え方があります。


日常会話がうまく成立しない人ってある突拍子もない言葉が通じる人が多いのです。


人の周波数ってとてもたくさんあり、それがうまくマッチする人が理想の先生ではないかと思います。


ただ、誰がやっても良いとは思いますが、知らない事を知らないと言えない人はダメです。


知らない事を知ったかぶって嘘の技術を教えてしまう人はそれは先生とは言えません。


わからないことはわからないと言ってまた後日しっかり調べて教えれば良いのです。