ブログを7年間書き続けて変わった5つのこと | A Day In The Boy's Life

A Day In The Boy's Life

とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

今月でこのブログを始めてから7年間が経過しました。

よく飽きもせずに続けられたものだと我ながら感心したりもするのですが、よくよく思い返してみるとブログを始める前と始めた後では自分の考え方であったりライフスタイルも随分と変わってきたな、と感じたりしています。

先にまとめてしまうと、その変化は今の自分にとってよい方向性に導いてくれたものが多かったと思いますし、ブログを書かなかったら普通のおじさんとして返ってネットには疎く、ここまでエンジニア志望として仕事もしていなかったように思えます。



1. 他人のブログに興味を持ち始めた


それまで自分自身、エンジニアという仕事をしながらあまりネットに興味を持つことがありませんでした。

どちらかというとネットは調べ物をするところという感じで、それ以上でも以下でもない使い方をしていたと思います。

ネットから拾う情報というのはひどく自分にとって偏りがあったので、他人の考えなんてものにはあまり興味がありませんでしたし、今ほど多種多様な考え方が毎日どころか毎分埋もれるほど発信されるということも無かったので、他人の発現に目を留めること自体が少なかったと思います。


ただ、ブログを書くようになってからはひどく他人の意見というものが気になりだしました

単に人の目を気にするという以上に、自分の考え方とのずれというのが気になりだしたというか、もちろんブログのネタとして情報を探していたというのもあるのですが、他人のブログを見ることでこういう事を言ってもいいんだ、言うのは止めた方がいい、そんなこと考えている人もいるんだ、このアイデアは誰でも思いつくことなんだな、と色々気づく点も多かったりします。


最初の頃はわき目も降らずにひたすら書いていたりもしましたが、そのうち毎月書くエントリより全然多い本数の他人の記事を読み出すようになりました。

ブログは書くものですが読むためのものでもあるわけです。

当たり前ですけど人様のブログを読んでいるとそんなことがはっきりわかるわけで、じゃあブログの書き方ってなんだろうという視点に回帰していきます。


こういうことって、他人に興味を持つというところで、仕事でも私生活でも相手の真意を気にすることで会話がうまくいったり、自然と気を回せたりというところにつながってくるかなとか思ってたりもします。



2. 35歳を過ぎてもエンジニアとしての情熱を持っていられた


プログラマ定年説の年齢を超えても技術的なことに興味を持ち続けられたのは、ブログのネタとしてでもプログラミングであったりツールの使い方であったりと言うことを発信し続けたからというのが大きいと思っています。


多分、ブログ書いてなかったら元々そこまで深追いするエンジニアでもないのでそのうち頭の片隅に追いやられていって技術力も無く、どちらかというと社内でどううまく立ち振る舞うかみたいなところばかり気にしていたのかもしれません。

情報システム部門ということで、得る情報はよりいっそう少ないですしレガシー化した環境に囲まれて「俺のコードはちゃんと動くしこれでいいんだ」って辺に納得する井の中の蛙になってたような気がします。


自分の記憶のまとめという役割でもこのブログに集約されることで、「前にこれやったな」ってことを引き出すことも容易になりましたし、過去の情報に触れることで興味が薄れていくことを断ち切れますし、ブログにまとめるついでにもう一歩踏み込んでみるというようなことでより新しい知識も得られますし、その過程で読んだ他人のブログとかで「この人スゲー」という憧れを得てそれがモチベーションにつながることもありますし、よりいっそうの興味も拡大していったりもしますし、ここまでまとめておけば自分のエンジニアとしての履歴書のようなものが簡単に示せたりもします。


元々子供の頃からプログラマになりたいなと漠然と思ってたけど大学とかまで大して情熱を持てずにいた自分をここまでずるずるとでも引っ張ってこれたのはこのブログの影響が大きいと感じています。



3. 本を読むようになった


それまで活字嫌いだったりして、子供の頃はおろか社会人に出るまでろくに本を読んだことが無かった自分ですが、ブログを書き始めてからその苦手意識のようなものはなくなりました。

これだけ文章を書いていたら書く楽しさというものにどっぷりつかる様になりましたし、他人のブログへの興味同様に本も読んでみようかと自然と考えるようになって、少ないながらも手にする機会が増えました


本はどちらかというと技術よりな話よりも考え方であったりビジネス本が多かったりするんですが、エンジニアとしてキャリアを考える一方で、違った側面も伸ばしていきたいという考え方もあって、昔親からよく言われた「本を読め!ってことわかるわー」なんて漠然と思ったりしてます。

まぁ、先に書いたように活字嫌いが克服されなかったらそんな本なんて読まなかったでしょうし、自分の中にある不安や疑問というものを何時までも抱え込んで「まぁどうにかなるでしょう」という楽観主義のひどくレベルの高いところで生活していたのかもしれません。


それが本を読むことで全て解消されるなんてことまで言えるほど読んでも無いですし、実際そうではないのでしょうけど自分には無い新たな知識を頭に入れることでそれをどう自分なりに昇華させようか考えてみるというのは視野を広げたりするきっかけになるかと思います。



4. 面倒くさがり屋から抜け出した


結構めんどくさがり屋だったんですよ。飽きっぽいですし。
ですが、流石にここまでブログ続けてればそういった敷居がかなり低くなったように思えます。


ブログ書くこと自体とても手間なわけです。
技術ネタとか書き出すと1エントリで早くても2、3時間かかったりしますし、凝り出すと丸1日ぐらいの時間を費やしたりしてます。
まぁ、それで大きな反響があるかといわれるとあまりそうでもなかったりするのでがっかりすることも多いのですが、自分の知識を集約する延長上にはあるのでその辺は置いとくとしても、過去のエントリを保守したりコメントがあった間違いの指摘を自分で再検証して修正したりと細々としたところで手間もかかりますから、そういったことを続けることでそんなぐらいの手間であれば仕事であれなんであれあまり面倒だと思わずに作業できたりもします。


特に文章でまとめるというのは活字に慣れたということも相まって仕事でも全然気にならなくなったりします。
が、弊害としてはメールなり長文になりがちだというのはあるかもしれませんが。
あとは、このブログ自体、アクセスアップだ!このブログで食っていくんだ!みたいなガツガツした感じは本人的に持っていないので、平穏無事をモットーとして長く続けることで忍耐力というのも鍛えられたかなと思います。



5. 趣味ができた


それまで趣味らしい趣味というのがなかったんですが、日常的にブログを書くようになってからは、空いた時間でブログ書くかというように趣味として確立ができました。
毎日毎日書いたりしているわけではないのですが、仕事をしてたり日常の中でも「このネタを書いてみるかな」って思ったりしてEvernoteとかにメモったりしています。


自分の中に根付いたものなので自然とそういう考えになってしまいましたし、他人に「ブログ書くことが趣味です」とか言うと「じゃあ読みたい!」とか言われるのが面倒くさいので口外してませんけど、人に言える趣味かどうかなんてものはそんなに重要ではなく、取りあえず自分の中での時間を忘れさせてくれることとしてブログを書くというのが根付いたりしています。


趣味ができるというのは要は何か大事なものが他にできるということだったりします。
どんな趣味であれ、それをすることが楽しくライフスタイルの中に当たり前にある存在を見つけられたというのはラッキーだったなと感じています。



おわりのまとめ


先に書いたようにブログを始めなかったらここに書いたことは変わらなかったと思いますし、自分の性格上ではそれは良い方向に転がったのではないかなと思っています。


だからみんなブログ書こうぜ!見たいなことは当然その人それぞれのライフスタイルにあった書き方があるわけですが、少なからず長く続けることで自分の中に変化をもたらすのは当然あると思います。

その変化がよいものになるかどうかブログとの付き合い方によっても変わってくるわけですけど、あまりガツガツせずにただ長く付き合うという中でも色々な考えや行動がそれ以前と以後では違いが出てくるので変わるきっかけでもあったよな、と今改めて感じたりします。