ドラッカー 時代を超える言葉―洞察力を鍛える160の英知 | A Day In The Boy's Life

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ドラッカー 時代を超える言葉―洞察力を鍛える160の英知/上田 惇生
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1ページ、1ページに深く考えさせられる本です。

この本は、ドラッガーの言葉をドラッガーの主要著作を翻訳している著者がを編纂したものになっています。

ドラッガーの本自体はほぼ読んだことが無いので、そこの言葉はあまり知らないのですが、どういった考えの持ち主だったのかを現在の問題点と照らし合わせながら解説してくれています。


数多くの言葉の中で一番自分が心に響いたのが、この本の最初にも紹介されている


「十三歳のとき、宗教の先生のフリーグラー牧師が、何によって覚えられたいかね、と聞いた。誰も答えられなかった。すると、『今答えられると思って聞いたわけではない。でも、五十になっても答えられなければ、人生を無駄に過ごしたことになるよ』と言った」

という言葉。

この言葉自体は、以前に読んだ「プロフェッショナルの条件 」の中でも紹介されているのですが、初めて目にしたときにかなりズシッときたものです。


自分が何をなしたかというのは、人の価値観でも決まるものだったりします。

それが決して何かを与え何かを成し遂げたものでなくとも、自分の存在自体を認めてくれるのも人の記憶によるものだったりします。

何によって自分の存在を周りの人の記憶に残すことができるのか、人それぞれ違う残し方ができるでしょうし、自分は何が出来るのだろうかという問いかけをずっと頭の中に残してくれています。


記録に残ることだけをやるのも違うでしょうし、例え偉大なことをやったりして多くの人の記録に残りたいともあまり思ってはいません。

少ない人数でも、その人の頭の中に自分という存在がいればいいなと。

今はまだ自分の中に答えがもてていませんが、この問いかけは自分自身の命題になった気がしています。



目次


Ⅰ 成果をあげる
<1> 成長のための機会を逃さない - 自己実現のために
<2> 知識で現実を動かす
<3> 組織との付き合い方が成果を左右する

Ⅱ 強みを引き出す
<1> 所を得る - 自らの強みを知っているか
<2> 「貢献」が能力を伸ばす
<3> 自らを動機づけ、生産性を高める
<4> 限られているからこその時間術

Ⅲ 組織を動かす
<1> 何のためにマネジメントはあるのか
<2> ミッションと顧客が全て
<3> マネジメントの勘所をはずさない
<4> イノベーションの心得
<5> イノベーションの機会をいかに捉えるか
<6> 公益をもって自らの利益となす

Ⅳ 人を動かす
<1> 企業家精神を発揮せよ
<2> 真のリーダーシップとは
<3> なぜ意思決定で誤るのか
<4> 戦略はいかにして立てるべきか
<5> 人を育てるための人事を実現する

Ⅴ 変化を捉える
<1> いかに変化を知覚するか - ポストモダンの作法
<2> 時代の変化を捉えるために
<3> 誰が明日を担うのか
<4> 経済と教育のあるべき姿を探る
<5> 公的機関の役割の変化
<6> 日本の進む道とは