Twitterのフォロワーの数が流動的な状況を見ると、Twitterとブログとで求めるものの違いというものが結構あるのではないかなと思うときがあります。
ブログと同じような感覚で始めていろんな人の情報を見たときに、想定している使い方と違ったという、Twitterに対する印象の違いでもあるのかもしれません。
整理されたブログ、雑多なTwitter
ブログが購読にいたるきっかけは、検索やニュース系サイトで取り上げられるなど様々あるでしょうが、ある記事を読んでみて共感し、ブログ全体として自分の趣味思考とマッチするというところからスタートすることが多いのではないでしょうか。
ブログは、書き手というよりブログ全体の場が重んじられていて、運営者個人が出にくいところでもあります。
(芸能人ブログとかは個人を強く出たりする場になりますけど)
「ブログを運営する」という言葉は正しくても、「Twitterを運営する」とは言いませんし、TwitterではTwitterというサービスが一枚岩になり、単にそこに一個人として参画しているという印象を強く受けます。
ブログは書き手の方針で、ある一定の分野に絞られて運営されていたりもしますし、読者もそれが自分の趣味思考とマッチするかの判断もしやすくなります。
こうした場合に、ブログはその場をより良いものにしようと書き手によって整理されていきますし、場として成り立つブログは、過去の記事も含めてその場を構成する一要素である意味を強く持ち出します。
一方でTwitterは、個が強く出てくるサービスで、仕事や趣味からブログで書いているような一定の分野が色濃い発言は多くなるでしょうが、全体としてブログほど情報が整理されません。
あまり、Twitterへの発言に対してこだわりを持つ人はいないように見受けられますし、ブログのような堅苦しさがないところがTwitterのよさとして受け入れられているのだと思います。
また、Twitterはブログに比べて情報発信のスピードが速いため、ある特定のつぶやきをみて共感し、そこから自分に合うかどうかの判断をするというのはかなり無理があります。
Twitterではその人の全体感を見るのは難しく、プロフィールに書いてあるようなことから判断できたりもしますが、それも実際の発言内容と比べたら随分とギャップがでてきます。
なので、Twitterでその人が自分と趣味思考と合うかという厳密な判断をすることは無理で、なんとなく合いそうかどうかぐらいの漠然としたイメージでしかできません。
個が出る楽しみと煩わしさ
Twitterが引き出すその人の強い個というものは、本音が聞けたり面白い部分がある一方で、ダラダラと情報を垂れ流すことへの煩わしさがあるのも確かだと思います。
「タイムラインが荒れるのでフォローするときは注意してください」というような文章をプロフィールに載せている人もいますが、それもTwitterが脳内の考えや直感的に思いついたことをつぶやきやすい環境を用意している表れなんだと感じます。
また、Twitterはその情報発信スピードから、フォローしている人の気になるつぶやきが目に留まるのは、たまたまその時間帯に見てたからというような、ある種偶然だったりもします。
もちろんRTなどのようにその発言が広まっていくことはありますが、自分の生活スタイルと異なる生活習慣を送っている人の発言は目に留まりにくい特性もあります。
そして、自分にとっては留意しない個人的な考えや発言をふるい落とすこともできないため、特定の分野に沿った情報だけを追うというより、その個人をウォッチするというような使い方の方が向いています。
ブログであれば、一定の分野に絞った記事が掲載され続けるのかもしれませんが、Twitterではあるつぶやきで共感したからフォローしてみたとしても、実は他愛も無い日常のことをつぶやきまくっているというケースも多々あります。
それを強制することもできませんし、そうした自分に興味のあることだけの情報を拾うこともTwitterではかなり難しいと思います。
ただ、一方でその個が出るというところがブログよりも情報収集する上でのアドバンテージになるところだったりもします。
整理されていなくとも、そのタネとなる情報をつぶやいていたりもしますし、何よりもその個に気軽にアクセスできる環境が用意されていることがTwitterの特徴でもあるわけです。
まとめ
Twitterでは個人を追いかけるような情報収集には向いていると思いますが、ある分野に特化した情報を収集したい場合は、検索なども含めてブログや専門のサイトで行った方がかなり効率的であるのだと感じます。
または、Twitterはその人との結びつきを簡単にしてくれるサービスなので、特定の分野に沿った発言を質問するなりして自分で引き出す方がよっぽど求めている情報を引き出せます。
これは、検索したり購読したりするブログなどとは違った情報収集のスタイルです。
しかし、それはより自分の求めているものに近い情報を引き出せる可能性が高いわけです。
その特性を上手く利用していくのもTwitterの上手な使い方なのだと思います。