Linuxディストリビューションを振り返る | A Day In The Boy's Life

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とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

GNU/Linuxのパッケージ販売 @ SOURCEFORGE.JP


これを読んでいて、昔のLinuxディストリビューション成長期の思い出がよみがえった。

入社してすぐに触れたのが、RedHat6.2 でその後は、Turbo LinuxKondara MNU/Linux など転々と触れていました。

Slackware とかも触れたけど慣れなかったなぁ。。。


当時はかなりの数のディストリビューションが存在していて、(今は無き)Linux Magazineには毎号異なるディストリビューションのCD-ROMが付いていた記憶もあります。

思えば、あの当時は同僚とどのディストリビューションがお気に入りか、マイLinuxのような感覚で異なるディストリビューションを入れてはわいわい騒いでいましたっけ。


そういえば、Kondaraは一時世間をにぎわせたPS2 Linux のOSにも採用されていましたね。

何かの雑誌にKondaraのデスクトップ画面が載っていて、スケルトンのGNOME端末や派手な壁紙、確かLinuxペンギンのプロモーションビデオまであったような。(しかも結構クオリティが高かった)

それが格好よくみえて仕方なかったので、Kondaraを使い始めたのですが、当時は数あるディストリビューションの選択肢なんてそんな感じで選べたものです。


今ではかなりの数が淘汰されて、主に生き残っているのはエンタープライズ分野で強みを発揮するディストリビューションぐらいでしょうか。

当時は、Linuxなんてエンタープライズで使えないよといわれていた時代だったのに、今ではエンタープライズ分野でしか生き残っていけないというのはなんとも皮肉に見えてしまいます。