こちら側に固執するMicrosoft | A Day In The Boy's Life

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とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

MS、Google Docs対抗の新サービス「Albany」をβ公開 @ ITmedia News


Google Docsに対抗してなのかは不明ですが、MicrosoftもWeb時代の潮流には逆らえないと感じ始めているのでょうか。

しかし、これはMicrosoftのビジネスモデル自身を脅かす諸刃の剣ともなりそうな感じを受けるのですが・・・。


最後にコメントでMS社自身のソフトウェア販売モデルから外れるものではないと述べていますが、ここからもあくでWindowsというOSプラットフォームをベースにしたソフトウェア販売戦略が中心にあることは読み取れますし、Microsoft自体の歴史がそれを物語っています。

ただ、最近はWindows Vistaはもう死んだなんていうNews(※)も流れていますので、WindowsというOSを核とした戦略がいつまでもつかは疑問です。


Vistaに見切りをつけたMS、「Windows 7」登場は来年か / @IT


あちら側の技術は日々進化し、それにくらべこちら側での目新しい進歩というのはほとんど耳にしません。

StartForce のようなWebデスクトップも進化してきていますし、ブラウザを通せばなんでもできる世界になってきています。
PC自体もOSが本来持っていた多様な機能よりもブラウザだけ起動できるようなWebに特化した製品のものも現れています。

いっそのこと重たいInternetExplorerをさらに重くさせてまるごとOSを取り込んでしまっては?なんて思うのですが。。。


話をサービスの方に戻して、これでMSはWindowsプラットフォーム上で動くOfficeと、ブラウザをベースに動くAlbanyの2つの文書管理ソフトウェアを展開することになります。

利用者の選択肢を増やすとコメントしていますが、この利用者というのは多くは個人向けが対象になるかと思います。

ビジネス向けの文書管理ソフトウェアでは、(Google Docsを含め)Webベースのものはまだメリットがない状態なので、いっそのことこのAlbanyのサービスを個人向けには無料で展開するような思い切ったことをやるべきだったのではと感じてしまいます。

ビジネスエンタープライズ2.0という言葉があるように、企業内にWeb2.0の技術が浸透していくのは時間の問題ですので、個人向け(特に若い世代に)MSのサービスというものを印象付けていたほうが後々大きなメリットとなっていくのではないかと思うわけです。


まぁ、このサービスをソフトウェア販売モデルから外れないと、あくまでソフトウェアの位置づけで展開しようとしているように聞こえるところをみると、MS自体のソフトウェアとその販売モデルへの執着というものを感じざるを得ません。