前回読んだ「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
」の続編にあたる本ですが、筆者自身がその2つの違いについては
前作の『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』では、身近な商売を通じて会計の考え方をご紹介しましたが、本書では、身近な数字を通じて、数字の見方や使い方から会計の基礎まで、幅広くご紹介していきます。
と書いています。
この本はより実践的な数字を扱う本なわけですね。
本のタイトルからは想像が付きにくいんですが、これは会計を扱った本になります。
前回の「さおだけ~」もそうですが、何故エンジニアである私がこの本を読んでみたかと言うと、数字の使い方がうまくなりたいという想いからです。
私は理系ですので数字自体に抵抗感は無いのですが、数字をうまく使いこなせているかと言うとそうは感じていません。
むしろ、数字は数字としてしかみていないせいか、その数字が持つ意味をあまり深く読み取らないところがあると感じていました。
数字と言うのは日常にあふれています。
買い物をすれば、数字はその個数、金額になり、割引率にでも表れます。
そして、数字は実生活でも仕事でも、今の人間社会では切っても切り離せない存在になっているため、その扱い方がうまくなっておいた方がよいというのは常々感じているところでしたので、読んでみた次第です。
この本の面白さは、イントロダクションを読むだけで十分に読み取れます。
イントロダクションのタイトルは
「Web2.0」『ゲド戦記』が凄い本当の理由 -数字のルールはたったの4つ
です。
この部分を読んでみるだけで、数字の面白さと魔力を感じることができると思います。
例え会計にまったく興味が無くてもこの本を読む上ではまったく問題ありません。
この本、の3/4が会計の小難しい話は載っていません。
一応会計の考え方と言うものが根底にあるということは読み取れますが、特にそれを意識して読む必要も無いと思います。
この本にも書かれていますが、数値は人々をだます事もできる力を持っているものです。
我々はその日常にあふれる数値からうまく付き合い自らを助けるために、そして悪い数字から身を守るために数字との付き合う方法を身に付けておかなければならないと感じます。
また、この本には続編もあります。(前後編として作られており、この本はその上巻にあたります)
「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)
こちらもまた、書評を書いて見たいと思っています。
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